【ファイアーエムブレム風花雪月 プレイ日記25】騒がしいストーリー感想【2週目クリア】
あくるめくるです。
また彼女を手にかけました。
また、時のよすがを辿りたいと思います。
ここは実況的にストーリーについて騒いでいる感情置き場です。2週目なので全体的に1週目のネタバレを多分に含みます。これからプレイする予定の方は閲覧非推奨です。勢いで書いているので、勢いで読んでいただければ幸いです!
1週目で黒鷲の学級の担任をして教団の手を取り、2週目現在は金鹿の学級の担任をしています。女主人公ベレスです。
前回
金鹿初回
黒鷲初回
- 進軍「アンヴァル潜入戦」
- 進軍「アンヴァル宮城戦」
- 進軍「フォドラ解放戦」
- クロード支援度S
- エンディング
- 支援度S集(時のよすがを辿りました)
- エンディング他組み合わせ
- クロードについて、金鹿の学級について
- 2週目の感想・まとめ
進軍「アンヴァル潜入戦」
「やっと、迎えに来てあげられた。一緒に帰りましょう……エミール」
う、わ、あああああ!!!!!!
メルセデスVS死神騎士という背徳的な対戦カードに誘った先生が悪かったけど、これは、メルセデスがお姉さん……。声が優しい……。
「構うな……。貴様の死に場所は、ここではない……」
死神騎士、いつもメルセデスのことを慮っていて、姉が大切なんだなって……。
誰こんな対戦カードにさせたやつ出てこいよ?!?!
進軍「アンヴァル宮城戦」
「エーデルガルトと共に歩む道は……」を選んで「俺たちにとっても、あいつは学友だ。共に歩む道があるなら、そのほうがいい」って返してくれるクロード。
エーデルガルト次第なのわかるし、そのエーデルガルトが折れないのを知っているので、もうどうしようもない。
「情けをかけて仲間が危うくなるくらいなら、俺は躊躇なく、あいつを討つ」
クロードは、そう言うと、思った……。
みんなエーデルガルトが折れることはないと薄々感じながらそれぞれの想いで戦おうという中、「あいつも泣いて降参すると思うぞ!」って本心から言うラファエル、このクラスの光。
「貴方の理想は……私のものと近しい気がしないでもないわ」
「でも、この大地の痛みを知らない貴方には……フォドラは任せられない!」
エーデルガルトもクロードが自分と似た道を行っているのを自覚していたんだ。
それでもエーデルガルトが手を取れないのは、エーデルガルトはこの大地に固執した部分があるからか……もしかしたら三傑の中でいちばん広い視野で世界を見ているのはクロードなのかも。
自分はどこまでを守る存在なのかを決めるのは君主として大事なことなので、エーデルガルトみたいにフォドラで区切ったり、自分の領内のことを考える領主は間違っていないと思う。ただ、クロードはそういうものに収まらない。
「そうだな……俺はフォドラの歴史を、真に理解してはいないのかもしれん」
「だが、その分、見てきたものもある。心配すんな……お前の代わりに成し遂げる!」
エーデルガルトを否定するんじゃなくて、頷いたうえで「心配すんな」と言い切るクロードめちゃくちゃかっこいい。このひとについていこうってみんなが思う。
エーデルガルトに勝利後、押し黙っているベレスに「理想的な結末は、こうじゃなかった。俺だって……いや、もうやめよう」って言うクロード、やっぱり学友のことを学友として見つめ続けているんだなって。
この後のヒューベルトの手紙に関しても「俺が思っていた以上に、凄まじい男だったな」って言ったりして、帝国を貶めるような発言がまったくない。
やっぱり見ている景色は近かったのかな……。
レアに怒り混じりで訊くクロード、余裕がないのでぞくぞくする。
というかレアが今まで語って欲しくてしょうがなかったことをいろいろ一気に教えてくれたね?!?!
もしかしてレア、各ルートで教えてくれる情報が違うんじゃ……そんな気がする……。
ネメシスが連れ立ったひとたちが十傑で、神に仇なす存在だった。そしてその十傑の子孫が今の紋章を持つ貴族たちなわけで……異物の武器は神の亡骸でできていて……それは確かに、獣と言われていた各地の眷属も生徒たちを見ておもしろい顔をしなかったわけだよ!!殺そうとしてくるよそれは。
いや、ヒルダの「気持ち悪い」の感性がまったく正しいのが示されてしまったな、いやそんな武器気持ち悪いに決まってるでしょ。よく見れば骨っぽいシリーズ武器でしたものね?!確かに総じて闇属性みたいな見た目ではあるなと思ってたけど。
レア「帝国の建国を促し」ってさらっと言ったけど、いや、え、帝国を率いたのはレアじゃん!!じゃあ、帝国ルートの枝分かれが教団ルートなのは、正しいんだある意味。エーデルガルトがセイロスの剣持っているのも納得だし、そんなエーデルガルトが闇に蠢く者たちと手を組んで教会に歯向かうの、なんか、皮肉……。そして天帝の剣を持つベレスが十傑の子孫達を率いて闇を蠢く者たちと戦うの、なんだろうね、これ。
エーデルガルトは神祖を「偽りの女神」と言っていたけど、向こうには向こうの言い分があるのかなって。やはり一方聞いて沙汰するな、の精神で、エーデルガルト側の意見も聞かないとなんとも言えないな。
ベルナデッタ、千年以上引きこもっていたネメシスを羨ましがっていて笑っちゃう。癒し。
「千年以上引き篭りたい?」
「……ええと、はい、そうですね。正直に打ち明ければそのとおりです、先生」
清々しいよベルナデッタ、そのままのベルナデッタでいて!!!!
ラファエル、この大一番に終わった後の盛大な宴のことしか考えていなくて大物だし、それに「やったね!」って乗っかるベレスかわいい。宴が楽しみなベレスかわいい。
兄の重傷に対して「誰かを助けるために、自分が死ぬなんて、馬鹿げてます。あたしは絶対に嫌……!」ってはっきり主義を曲げないヒルダが好きだし、「なのに……なぜかわからないけど、凄く誇らしい気持ちもあるんですよね……」って困惑気味なのも好き。
ヒルダ、多分ヒルダは、自分で思ってるより器用に割り切れるひとじゃないよ。
先生は金鹿の学級を担任することになった時に、ヒルダにヒルダの実力を認めさせてみせると息巻いていた気がするんだけど、ヒルダの不思議な成長が先生には心地いいので、ヒルダはこのままのヒルダを貫いてほしいかなって、わがままだけども。
ヒルダと一緒に過ごしてみて思ったけど、ヒルダ自分の実力自体はわかっているっぽいね、それでいて全力を出したり出さなかったり、のらりくらりと生きていくのがヒルダだし、惹きつける魅力からついてくる人たちもいるし、言うことない。こういう生徒の生き様を見るたび、先生という職種の無力さと責任の重さを感じますね先生は……。
リシテアにとって闇に蠢く者たちは因縁の相手なので、絶対に倒そうと思うのわかるんだけども、「エーデルガルトの死に報いるためにも」が不意打ちで、ぐさって刺さってしまった。
以前リシテアはエーデルガルトも被害者だったのかもしれないって言っていたけど、そのことを言っているのかなって……。
帝国ルートで一緒に並び戦うエーデルガルトとリシテアを見たいよ。
決戦を前に見晴らしいのいい橋で一緒にいるアネットとメルセデス、他者が入り込めない感じがあるな……。
「こんな時だってのに、邪王ネメシスの野郎、突然蘇るとか、意味がわからないね」
カトリーヌ……確かに。ええっそういえば、どうしてネメシス蘇ったの?!
教団ルートでは蘇らなかったんだし、何か理由がある気がするんだけども。
部下がスイッチか何か押していたっけ……記憶が曖昧……。
でも、ネメシスは蘇る伏線張りまくり状態だからね。むしろ教団ルートで蘇らなくてびっくりしたんだよ。蘇ってくれて通常運転だよ。
「ああ、もう!腹がたつ!!とっとと地獄の底に帰ってもらわないとな!」
カトリーヌこういう時バッチリ短気で好き。
進軍「フォドラ解放戦」
クロードの鼓舞、ドスが効いていて、いつもより深く響いてくる。クロード上に立つの向いている。
十傑と戦うことになるのアツい!!話すことはできないみたいだけど、話せたら話せたらで新たなる地獄の始まりだったので話せなくてよかった。
ネメシスとベレスで蛇腹な剣バトルなのアツい。その剣絡まらないんだ、とかは少しだけ思う。
正直ネメシスはラスボスとして、レアより弱い気がする。千年前にネメシスはレアに敗れているので、この格差は当然の格差かも。というかドラゴンなレアが強すぎた!!周りにいる連中も鬼のように強かったもの!!!!
戦いが終わった時、こちらに手を差し伸べるベレスが確かに自然な微笑みを浮かべていて、こんな笑顔見せてくれるんだって思って、ぐっと来た。ベレスが無表情のままならそれはそれでいいし、普段は今でもあまり表情豊かとは言えないけど、それでもこういう笑顔が見られたのはひとつの喜びだよ……戦いが、終わった。
クロード支援度S
気取らないスマートな指輪の渡され方をしてしまった。
ていうか統一王には結局させられるんだ?!クロードがなってくれるとばかり!!みんな先生づかいが荒いな!!!!
一枚絵〜〜!!久しぶり!!
クロードすごく愛情深く抱きしめてくれる。ベレスやっぱり男性陣より背が低いんだ。
ベレスがクロードの服をきゅって掴んでいるのがさ……乙女だよ……女子だよ……。
エンディング
セテス
異教徒の信仰を尊重するようになったの?!びっくりした。
考えて見れば、フォドラと外の垣根をなくそうっていうクロードの見る景色のためには、他宗教との交わりが不可欠だものね。「フォドラの閉鎖的風潮は徐々に解消されていった」か……レアが存命ならなし得なかったことだろうな……。
リンハルト
研究しつつ悠々自適に暮らしているのリンハルトらしいし、紋章学の大発見が世に出ないのも痛快。リンハルトはハンネマンと違い、自分が知りたいから研究しているだけで、世の中をこうしたいとかは特にないもんなあ。
ドロテア
歌劇団に復帰した後、また立ち去った潔さがドロテア。
「名もなき愛しき人と出会い」がきれい、人知れず幸福を手にする未来がドロテアにはあるんだ。
マヌエラ
マヌエラは独身を貫くことになるのドロテアとの対比を感じてしまう、学校を開くのはマヌエラらしい。学校、子どもならめちゃくちゃいる!!!!
ツィリル
ツィリルが大修道院のみんなに引き止められるのは、それだけツィリルが堅実な仕事をしてきたからなんだよな。生徒としてガルグ・マクにいるツィリル〜〜!
メルセデスとアネット
入り込めないと思ってました先生は。わかってました。むしろ時のよすがを辿ってメルセデスを支援度Sでさらうのがアネットに申し訳ない先生は。
アネットが先生になるのいいなって思うし、メルセデスも元気に家を飛び出しているのでよかった。
長く離れ離れでも手紙で深くやりとりして、晩年ふたりで暮らすの、なんか、圧倒的な世界を見せつけられたな……いや、本当にここ割って入るの無理なんだけれども……。
シルヴァン
「浮気者を“ゴーティエの放蕩息子”と呼ぶ慣習も後世に残した」
シルヴァン。屋上。
いや、先生の勘違いだったら申し訳ないんだけど、もしかして独身ルートのシルヴァン一生女癖悪いの?!いや、嘘だよね、違うよね、これはあれでしょ、過去の自分を振り返ってのブラックジョークでしょ、先生信じてるからな……。
アッシュとマリアンヌ
他クラス結婚だね?!おめでとうございます。
このふたりは互いに落ち着いた空気を持っているので、相性いいと先生は思います。
マリアンヌ、弁舌は引き継げなかったけど、統治については父親を見て学んでいたんだな……。
イグナーツとレオニー
旅コンビじゃん!!まだ見ぬ世界を求めてフォドラを出るの、冒険譚……。
書き方的に、はっきり結ばれたかどうかもうやむやなのふたりらしい感じがする。
ラファエルとヒルダ
おめでとうございます!!ヒルダ→ラファエルな支援会話だったものな!!
ラファエル騎士をした後宿屋をしているし、なんだかんだ多才なんじゃないかって思うな。職人兼女将なヒルダ、いいね。
ローレンツとリシテア
ローレンツ!!!!!先生は信じていた、男を見せてくれると!!!!!
「未来を語るなら、あんたの隣を歩ける、元気で逞しい人にしてあげてくださいね」ってリシテアに言われて、それでもローレンツが選んだのはリシテアなんじゃん……。先生がここの支援会話を忘れられなかったように、ローレンツだって「そうでしょう」って笑って言ったリシテアを忘れられるはずがない……お幸せに。
ベレスとクロード
闇に蠢く者の残党いるの?!俺たちの戦いは始まったばかりじゃん?!
クロード、パルミラの王になって帰って来たの!!ええっここからさらにふたりが結ばれるみたいな流れ??世界が広がる……。
このふたりスケール大きいんだよな、もうこちらの手には負えない。
ベレスが「夜明けの王」なのかっこいい。「よすがを辿りし炎」は教団ルートのベレスを指してのことだったんだ。
支援度S集(時のよすがを辿りました)
アッシュ
途中まで男前だったのに、言葉が飛んでしまった感じかわいい。
頬染めベレスが見られてどきっとした。純情コンビ!!
前世ではアッシュを手にかけてしまったけど、別の道では一緒に生きられる。
アッシュは騎士物語に夢を見て、そしてそれを最高の形で現実にしてみせたんだ。かっこいいじゃないか……。
最高の演説をかまして、指輪を出したのに、「……やはり、そう来たか」って言っちゃうベレス。ローレンツ若干可哀想だな?!
自分が今までベレスに釣り合わなかったって言うの、ローレンツも遠くまで来たなって思うし、傲慢さは変わらないけど自分が見えるようになっていて好き。
指輪にキスして跪くの、騎士。
民から「薔薇の殿下」って呼ばれるんだローレンツ。
王子の髪型がローレンツそっくりなの笑ってしまう。お幸せにね!!
ラファエル
「もう、決めてるんだ。誰の騎士になるか」って言ってから指輪を差し出すの、あまりにもスマートで先生言葉を失う……。
「……!?」なベレス、ラファエルから求婚されるとは微塵も思ってなくてちょっと笑ってしまう。
指輪を出すところまですごく順調だったのに、いざプロポーズの言葉を言おうと思ったらめちゃくちゃ緊張しているラファエル愛おしいね?!
一枚絵!!!!抱き上げられちゃっているのすごくわかるというか、ベレスの表情すごくきれいで幸せな感じが伝わる。ラファエルが「野獣」って通り名であることを考えると、圧倒的美女と野獣……。幸せな世界……。
マーヤ宮廷画家になってるじゃん!!ここにも画家の夢を叶えているひとが!!
メルセデスから呼び出された!!!!!
「ちょっと大変なお願いをすることになっちゃうわね〜」
?!?!え、うそでしょ、もしかしてメルセデス側から求婚されるの。まったく念頭になかった。いや、でも、そうか。支援会話Aですでに求婚されているものね?!
養父と決別すると決めているメルセデスの意思の堅さ好きだし、「何て言ってやるか」って若干口が悪くて好き。「そう言ってやりたかった」とか口悪い。かわいい。
「……私は、ずっと本気だったわよ〜? あなたと、結婚したいの」
!!!!!メルセデス側から求婚された!!!!!!
メルセデスは流されるまま人生を生きて来たひとだけど、根っこの部分を譲ることはしないひとだものね……メルセデスは一緒に生きる相手を自分で選ぶ……。
嫌だったかというメルセデスの問いに対して指輪を差し出して答えるベレスあまりにイケメンだし、簡潔に「結婚しよう」って言うので王子様のよう。
「……ちゃんと伝えられて良かった。これからはあなたと一緒に生きていける……」
「他でもない私が、私の意思で選んだ道を、あなたと一緒に歩いていける」
メルセデスの心からの言葉って感じがして……幸せになろう。
「そういうあなただからこそ、私、あなたのことを好きになったのよ」
は、か、い、力がある。一緒に生きていこう!!!!
エンディング他組み合わせ
クロードとリシテア
リシテアやっぱり誰が相手でも短命を理由に婚姻を断るんだ……なんてこと……。
クロード、王位を譲ってまでリシテアを追いかけるの情熱的すぎないか?!と思ったけど、考えて見れば敵国の男と恋に落ちて激情のままに結ばれた母君をお持ちだったね。
そしてそれを誇らしげに言ってたもんな。つくづくワールドスケールの男だぜ。
ペトラとアッシュ
他クラス結婚〜!「青き太陽の騎士団」かっこよすぎるでしょうが。アッシュはどの道行きでも、誇りある騎士の道を歩けているんだ。
リシテアとハンネマン
地道な研究が身を結んで、寿命を得るリシテア、よかった〜〜!!
リシテアがハンネマンの研究を継ぐのアツい「紋章学の申し子」という肩書きが重い。恋愛の空気は感じないけど、研究者として通じ合っている感じが伝わる。
リシテアは「薄幸の才媛」だけど、誰とどう生きても幸せを掴むんじゃんな……。
マリアンヌとヒルダ
2人で歩む道があるんじゃないかと、先生は思ってました。
ヒルダ装飾品作りに熱中して、職人養成学校作ってしまったの?!行動派……。
ヒルダがマリアンヌに送った装飾品がフォドラの至宝になったの、え。
でも、考えて見ればベレスと共に戦ったみんなって、多分英雄扱いだし、あれもこれも至宝になってそうではある。
ヒルダ多才だけど、肩書き「自由人」なのいいなあ。
クロードとローレンツ
期待していましたこちらも。
フォドラとパルミラの重要な会談で出会うローレンツとクロードのアツさよ。
食事の会話で
「いずれ立場が変われば、僕たちがこうして共に食事をする機会などなくなるだろうな」と言ったローレンツだけど、立場を変えて、また食事ができるんだよ、アツいな!!!!
ラファエルとリシテア
ラファエル、騎士の夢は叶えるんだけど、家族を優先して騎士を辞しがちというか、家族をいちばんに考える長男然とした男なんだ……。
自然と店を手伝うようになって、食堂の女将になってしまうリシテア意外で面白い。
リシテアは、道が道なら紋章学の申し子とまで呼ばれるのに、研究の道に行かず、政治にも関わらず、ただ自分の幸せを掴む道があるんだ。
クロードについて、金鹿の学級について
クリアしたので、クロードについてちょっとまとめたいと思います。
最終的な印象としては、三傑の中でいちばん純粋でまっすぐなひとです。
エーデルガルトもディミトリも、目指しているもの自体はブレずに生きていると思います。ただ、ふたりは過去に深い傷を負い、自分ではどうしようもないものの中で誇りを勝ち取るために戦っているように思います。
クロードも生まれからいろいろと言われたりしたとは思うのですが、両親が健在で、その両親を誇りに思っているという明るさがあり、深刻に思わせません。部下や後ろ盾に恵まれ、政敵がいながらも屈することのない下地があるというのも、クロードの力強さの一因な気がします。
過去に大切な誰かを喪うという経験をしていないクロードは、エーデルガルトやディミトリのような未来の描き方はせず、純粋に自分が見てみたい景色を追いかけ続けてここまで来たんだと思います。そういう生き方は、何かで人生のはしごを外された人間にはなかなかできないことなので、この世界では珍しく映りました。
最初に登場する時にはいちばん曲者のように描かれるクロードですが、その実3人の中でいちばん陽の心があるひとだと思います。
そして、そんなクロードが率いる金鹿の学級は、どんな苦境にあっても深刻になりすぎない前向きな学級として戦い抜きました。リシテアが金鹿の学級を「変わり者揃い」と言っていましたが、変わっているというのは、周りに左右されないということでもあるので、総じてぐずぐずと悩むよりも突き進む学級になったのではと思います。
マリアンヌが「私をここまで強くしてくれた」と決戦前に言っていたのがアツくて、こんな変わり者に振り回されてしまったら、マリアンヌだっていつまでも下を向いてはいられないです!!
終わってみて、いい学級だったなあって思います。
帝国の学級を持った時は、クラスであんな劇的な割れ方をしたので打ちひしがれながら戦いましたが、学級が一丸となって、級長が引っ張って最終決戦まで行くのはこんなに清々しいかと思いました。
やはり、柱となる級長が急に敵に回る帝国の学級、ショックが大きすぎる……。
2週目の感想・まとめ
…………レアが結婚候補に出てこないのなぜ?!?!?
ツィリルとかのクリア後の文を見る感じ、レアは亡くなってしまったんだと考えるのが妥当ですが……ええっどうすればレアの手を取れるんでしょう?!
遠いところにいるひとですね、レア……。
ともあれ2週目、クリアしました。
大筋は違わなかったので、気持ちが楽だった面はあります。どの道を辿っても、エーデルガルトはベレスが討つと運命付けられているのは驚きでした。担任していたからこそ、あいいった演出だったのかもと思っていたので。
エーデルガルトは、どの道でも、ベレスと一緒に行きたいと思っていたんですね。
またこれから手にかけに行かなくてはいけないと思うと気が重いです。
そして、3週目。ようやくディミトリと一緒に行けます。ディミトリ、確実に物語の大事な中核を担っているはずなのですが、本当に全然わからないままここまで来ています。王国のこともよくわかってないです。ギルベルト、支援会話があるっぽいのですが、話を聞かせてもらいたいです。あなた、アネットのお父さんでしょう……。
ディミトリで進めると、エーデルガルトを討ちに行く趣きも変わるでしょうね。
因縁対決を、きちんと主役になって見極めに行きたいと思います。
続き
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