【ペーパーマリオ オリガミキング】あくるめくるのストーリー感想【プレイ日記エンディングまで】
あくるめくるです。
オリガミのオリガミによるオリガミのためのRPGでした。
初回
以下、エンディングまでのネタバレを含みます。主にストーリーについて書きたいところの感想を書いてます。
- キノピサンドリア
- ヤケスナ砂漠
- キノピチュいせき
- オリガミたちの起源
- ウナバラタワー
- 天空スパーランド
- ジャングルおんせん
- ヒミツおんせん
- クッパ城
- ピーチ城
- オリガミ城
- エンディング
- エンディングを迎えて感想!
キノピサンドリア
文化の大渋滞。かなり楽しい街でした。
あこぎな商売このやろう。「フフッ」ですべて許した。愛せるなこいつ。
ヤケスナ砂漠
古代人の趣味。
うすうす感づいてはいましたが意外とマリオノリがいい。なんか流れに逆らわないよね……主人公の資質に溢れてる。
さすが砂漠、謎解き要素に溢れていましたが、カミさまの力を何度も使うときにオリビアが「これからわたしの見せ場だけどスキップしちゃいます?」って言うのメタかわいかったです。オリビア見せ場だと思ってるのね。
キノピチュいせき
またなんか文化混ざってるな!!
鮮やかにホラー要素。
今回に関してはお墓なのでホラー要素ありきみたいなところありますが、お墓のホラーと違わないか?!お墓がむしろ怖くない。
ホラー要素なのに浮かれればOKの世界。胆力やばいな??
今回の下手人、パンチ。
ワガママでノリノリの気のいいやつだったので、キャラとしてとても好きでした。おまえの好みの曲わからねえよ。
文房具、なんだか悪いやつじゃないので憎めないみんな。爆散しているのを見るに帰らぬ文房具になっていると思うんですが、和解したい……。
オリガミたちの起源
大海原を冒険していたらとんでもない事実を突きつけられました。
オリガミに折られてまたオリガミ、の流れ、永久機関?
兄上に折られたなら兄上は父上なのでは?と思ったのですが、
最初からオリガミの玉座が二人分あったので、きっとそういう「設定」がすでにあったのかなと。造物主が兄弟と言えば兄弟になるんでしょうね……。
さらっと語られましたが「いのち折り」とんでもないな?!
お祭りの目玉にいのちを宿らせる世界。
ウナバラタワー
見た目的にはホラー要素が薄いものの地獄のギザギザを使ってくる。
テープで回転を止められるのがつらい。
天空スパーランド
急に極楽へ。クッパぐんだんが働かされているので善行を積んだ人間限定の楽園か……。
ジャングルおんせん
ストレートなホラー枠が来ました。ふつうにめちゃくちゃ死にました。
一撃死が多い世界。一寸先は闇。
ヒミツおんせん
いや。いやいやいやいや?なんかいろいろ混ざってましたねこのクイズ??
MCヘイホー「ピンクのネクタイかわいいね」とか紹介されてましたがそういう問題じゃない。
トンチキなわりにお題がシビアでかなり苦戦しました。ギリギリの戦い。
クッパ城
オリガミキングちょいちょい敵も味方も浮かれていて迂闊なの愛せる。
クッパ城の宴会、オリガミと当たると普通に戦闘になるのですが、クッパぐんだんも戦ってくれていて、そして
踏めます。ごめん。
単純にこのクルクルするやつが苦手なのですが、敵と一緒に列を並べたりすると「いやな予感」と言ったり、踏むと「あしのうらがなつかしい」と言ったり……すまねえ!!!!小ネタがこまやか。
息をするようにホラー要素を。
作り手の半分は怖がらせたい気持ちでできているのでは????と思うほどホラー要素を入れずにはいられない性分。
小さい頃、今ではなんということのないゲームの演出がめちゃくちゃ怖かったりしましたが、このゲームを純朴にやった子どもの感想が聞きたい。とても気になる。
ホラー枠がとどまるところを知らない。
狂ったキャラではなく遊び半分なキャラクター性なのがこわい。
文房具の中でも相当切れている。残忍さではいちばんかもしれない。
ピーチ城
ピーチ城の鍵、オリビアの「まっすぐ前だけを見てひっしにさがしてくれましたわ…」が心の底からの労りでもあり皮肉も効いているのでふふ、てなりました。こういうウィットの効いたセリフがオリガミキングには多い気がします。
オリガミ城
ラストダンジョンの佇まい。なのでもちろん
ホラー要素があります。
敷き詰められているのは、子どものときよく作る、指を入れて遊ぶやつですね。
あれで相当遊んだ思い出がありますが、それを恐怖の演出に使うなんて……。
ラスダンの中ボスはホッチキスでした。シンプルに怖い文房具。
叩いていればわりとなんとかなった印象です。そういうとこさすがホッチキス。
千羽ヅルのシーン震えました。
絵的にとても不気味で迫力がありますし、オリガミとしての極致として納得ができ、そして予想もつかなかったです。
オリガミを食いつぶしていた上記のアレもそうですが、本来ポジティブな要素を用いてラストに耐えうる怖さを演出するのが上手~~!!!!
折り紙相撲の演出も意外性があってめちゃめちゃ好きでした。
攻略的にはいちばんの鬼門。これまでのバトルでいちばん苦戦したのではないでしょうか。携帯機でプレイしていると、ジャイロっている間必死なので、台詞を読む動体視力が試されます。
やっぱりラスボスには2回変身して欲しいよね!!!!!
オリビアちゃんがハンマー(物理)で目を覚まさせるの、オリビアちゃんの勢いで行く感じバツグンで良かったです。
ラスボス戦は全体的にイベントバトルの印象が強かったです。装備を本気で準備したのですが、オリガミキングは道々手に入れる武器で足りますね!!でんせつの武器が装備欄でたくさん輝いている。
エンディング
開催予定だったオリガミ祭り!!!!
最後はきっとオリガミ祭りをしてくれると思っていましたが、みんなオリガミにまあまあひどい目に遭った後なのにタフ。その気概いいぞ。
終わり方を見るに、オリガミへ恐怖よりも感謝を思っている優しい世界でした。
エンディングを迎えて感想!
楽しかった~~~~!!!!!
プレイ時間はだいたい35時間。手裏剣しまくったり、大海原でわりと迷子になったりしたので、寄り道込みです。
今作は、とにかくオリガミについて考えつくした作品だと感じました。
ギャラリーで設定画を見ることができますが、そこには実際オリガミを折って試している写真もあり、確かに折ってみなければわからないかと!
文房具と戦うことについてずっと謎だったのですが、後半になり、もしかしてオリガミやペラペラたち「紙」にとって脅威となる存在だからかな、と思い至りました。
普段生活している目線だと便利な道具、という認識があるので、そう思うまで時間がかかりました。この演出は鮮やかでした。
「オリガミなら」と考えつくしたギミックが各所にあり、そこが本当に面白かったです。千羽ヅルほんとうに息をのみました。
オリガミ以外だと、台詞がウィットに富んでいて、楽しい旅路でした。
けっこう皮肉が効いているんですが、貶めている感じではないので心地いいノリ。
オリビアが明るいおかげで、旅が華やかでした。
「オリガミに感謝をこめて…ありがとう!」
【ペーパーマリオ オリガミキング】あくるめくるのストーリー感想【プレイ日記2】
あくるめくるです。
地獄が来るのが早すぎませんか…?
オリガミキングは割合冷静に書こうと思っていたんですが2回目にして早くも瓦解しそうです。騒がしくなってきました。
初回
以下、ネタバレを含みます。現在進んでいるところまでで、主にストーリーについて書きたいところの感想を書いてます。(現在黄色テープ途中です)
OEDOランド
秒でお大名手形を選びました。永久ふめつで得点つきなので!!!!
ここめちゃめちゃ楽しかった~~。手裏剣のミニゲームのところい入り浸りました。
最初70点の壁が高かったのですが、次に90点の壁がやってきて日付を超えました。
心掛けたのは、リロードが完了している機を遊ばせないこと、端に出た高得点的は近いとき以外は投げに行かない(すぐ引っ込むので)ということ……。
久々に燃えましたね、単純なゲームに!!!!
縁日に来た感じで歯止めが利かなくなりました。持っててよかったお大名手形。
スタッフルーム、最初ウケたので次もウケるだろうと他のもやるとそうでもない感じリアルで傷つく。オリビアはクリボーしか知らないから……。
にんじゃやしき、めちゃめちゃ刺さりました。痛テェ。テーマパークで刃物、アウトローパーク。槍でバーベキューやってて悔しい。
ルイージ全然一緒に来てくれない。
オリビアの「いつも話が かみ合わない ルイージさんが、ギザギザと しっかり かみ合ってる!」めちゃめちゃひどくて好き。お茶目だな~~!
OEDOだいげきじょう
お楽しみコーナーでありゲームオーバー祭り。
(3階のヘイホーを避けゲーだと思って必死に避けていましたが普通に倒せました。気づくまでにロックな白鳥の湖を何度も聴きました。あのアレンジすき)
ノコノコが指を鳴らして登場したときはめちゃめちゃ笑いました。
ウエスト・サイド物語 [Blu-ray]ネタ!!!!1961年の映画です。
母と観たのでたまたま知っていたんですが、これ伝わったのプレイヤーの何人くらいなのか気になる…!!
痛テェその2。
金(コイン)にものを言わせて応援ゴリ押ししました。頭脳が試されました。筋道を教えてくれる世界でしか戦えない。
倒し方はイロエンピツよりシンプルでしたが、道のりがシンプルじゃない。
この調子でボス戦来るかと思うとちょっと金が……金がかかるんだ何事も……。
大名行列~~~~!!!!
最高にテンション上がりました。先に行くまでの道も「ありがとう!」って言われたりして、勧善懲悪ものの世直し気分になれる。手裏剣のウデが鈍らないうちにまた来たい。
かぜわたり谷
兄上!!!!
妹だけは手にかけないと思っていたので、兄上があっさり落石で潰したのビビりましたね。兄上そういう感じなの??
更なる大元に操られてるんじゃないかなと思ってるんですが、兄上自身のテンションかもしれないし……? 兄上のこと何も知らないので教えてほしい。
やばい、まさか爆発を……と思ったところで船に行くことになったので、思わせぶりすぎた焦るわ~~~~!!!!とめちゃくちゃ安心したのですが、
思わせぶりじゃな~~~~いうわああああああ!!!!!!!
馬鹿!!!!!!!!
いまのいままでボム兵に導火線がないことに気づかなかった自分の馬鹿!!!!!
気づいたときはいつも遅いんですが?????
手遅れなんですが??????
バトル中、めちゃめちゃサボるな~とか、たまに攻撃してもドテッて倒れたりして、ボス戦はそもそも参加しないし、も~~~~う!!!!って!!!!思ってたけど!!!!導火線が!!!!ないじゃん????それは攻撃できないじゃん????
おさななじみと二人でいちにんまえのボム兵になるんじゃないよ!!!!!!
バトルなんかしなくていいから傍にいてくれよ!!!!!!!
プリンセスピーチ号であんなに怖がってたのに、こういうところで勇気を発揮するなよ!!!!!!!
馬鹿!!!!!!
馬鹿!!!!!!!!!!
馬鹿……。
マリオの帽子が目深になっている表現絶妙で好きです。哀悼。
かぜぬけるトンネル
…………。
オリビアは序盤から兄と敵対するというなかなかシビアな状況なわけですが、OEDOランドを全力で楽しんでいたり、ちょっと楽観的なポジティブさがあるおかげで全然心配になりませんでした。
なので旅はずっと明るいと……思ってたんですが…………。
つらい。
正直歴代ペーパーマリオの流れから、ジャーン!!なんちゃって生きてました~~!!が来ると思っていて、この時点ではまだ希望を持っていたんですが、進めていくうちにどんどん打ち砕かれました。
ほんとに?このご陽気世界でほんとにそういうことするの?
ちょっと前までOEDOで遊んでいたのですが??
OEDOの伏線があまりにきれいに決まって打ちのめされました。
楽しいギャグがシリアスで利くのとても好きなので、本当に息をのみました。
泣いて……泣いてしまうだろ!!!!!!!!!!!
ボム兵の避けられた岩のところを調べると「マリオさん、どうしたの? 行きましょ。」ってオリビアが言うのが、演出のクールさがあって好きでした。
気持ちの整理は全然つきませんが……。
最高時速:カッとび
いや気持ちの整理がつかないと言っているんですが?!?!
こういうときこそ無心で走らせるのがいいのか????もう何もわからない。
ボム兵について
前回の嫌な予感を爆速で回収していきました……。
今になって振り返ると、
水の神殿に入らなかった理由
水の神殿入口で「神殿とか いざ入るとなると ふるえが 止まらないっす。たぶん むしゃぶるいっすけど。」と言っていたので、船が襲われて戦って海に落ちた経験から、水に怯えていた。
にんじゃやしきに入らなかった理由
「子供っぽいすよね」と言っていたが、記憶が戻ってからのプリンセスピーチ号でけっこうビビりながら進んでいたので、ドッキリ系が苦手。
ということがわかってきて、こう、ボム兵について知ったときにはボム兵はもう…………いないんですよ………………。
うわあああああああ!!!!!!!!ボム兵~~~~~~!!!!!!!!!
旅は続く……。
続き
【ペーパーマリオ オリガミキング】あくるめくるのストーリー感想【プレイ日記1】
あくるめくるです。
ペーパーマリオシリーズ好きです。
独自のギミックもそうですし、ちょっとダークな世界観もあるのがぎくっとする。
マネーラとか、砂漠にあったテレサの町とか、トラウマです。
そんなこんなでオリガミキング、買いました!
現在途中までプレイしているんですが、すでにエッジの効いた世界だなと思っています。今後が怖く楽しみですね。
以下、ネタバレを含みます。現在進んでいるところまでで、主にキャラクターやストーリーについて感想を書いてます。(現在青テープ途中です)
オリガミ
今作はオリガミの世界観なんだ~!とわくわくしていたら、オリガミにされたとかオリガミにされるとか言われて……。オリガミそんな扱い?!思ってた世界と違うな?!と翻弄されて今に至ります。今では立派にオリガミと戦っているので順応ってすごいね。
マリオ
ペラペラなせいで開幕からピンチ。序盤ピーチ姫を救えないのは毎回だけれど、今回は本当に間に合わなかった。そんなことある??
ピーチ
最初から全力でホラーを担当。「答えまで全部うすっペラのペラペラなのね」という煽り文、切れ味がいい。この台詞めちゃめちゃ好き。傷つく。
クッパ
序盤のホラーを全力で緩和。引っ張ると「イタイ」と言い、螺旋階段の終わりを喜び、マリオが「強い男」と言われると「ワガハイも強いぞ!」と言う。かわいい。かわいいなこのラスボス~~?!今作も味方してくれそうで嬉しいです。
オリビア
次元のはざまにいた癒し。オリビアがいなければ危なかった。攻略的な意味でもオリビアの助言はとても助かる。品の良い口調で何気にひどいことも言っていて好きです。
「ねえねえマリオさん、こんどはわたしハンマーこうげきが見たいです!」
おねだり上手……。
箱入りで世間知らずな発言と、微妙にワイルドな台詞がかわいい~~!と思っていたらカミの力を手に入れ変身した。盛り上げるシーンめちゃめちゃ笑った。
ルイージとマリオが乗っていた車をガラクタ呼ばわりする。お茶目。
キノピオ
応援にコインを要求してくる。ビジネスライクな関係のわりにはオリビアの変身など大興奮の様子なので見物料を取りたい。現時点ではいちばんここにコインを落としている。ボス戦の道順わから~~~~ん!!!!のときお世話になる。
ピクニックロード
ご陽気BGMが流れていたのに木を叩いたらスピーカーが落ちてシンとしたの申し訳ない。薪を調べたらみんな目がついたのトラウマ。
土ガミじいん
好き。解説に10コインとるのご当地観光の趣がすごい。最後だけ50コイン要求してくる。ご本尊を踏むとノコノコが慌てるのを見たいためたまに踏む。これが踏み絵……。
イロエンピツ
文房具は敵なんだと身に染みてわからせられる。ムチャクチャなことするので荒くれものだと思ったら貴族。
文房具とカミさまだけ写実的な表現なので何か意図があるのか……ないのかはわからないけど、とりあえず怖いのは確か。エレベーターで安心するな?!
ボム兵
記憶喪失のわりに深刻さがなく、すぐいなくなる。バトル中足組んでやる気のない素振り。でも取りこぼした敵を倒してくれるのであまり強く出られない。
今作、仲間を連れ立つ仕様じゃなさそうなので、どこかで別れが来るような、嫌な予感があります。なにせ爆弾なので、華々しく散らないか心配。大丈夫だとは思うんですが……。
川下り
いちばんゲームオーバーになりました。歌っている場合じゃない。
補修したい心に抗えなかったため難易度が上がった。でも全部はできてない。無念。
マリオシリーズ、川下り入れたがりじゃない??いつも砕ける。
ここまでの感想・まとめ
すごい楽しいです。パズルなバトルも徐々に慣れてきました。
博物館で曲や設定画が解放できるのが嬉しい。いろいろ案があったんだ~~って見るの好きです。
ホラー演出が定期的にありますが、基本的にはのんきな旅ができてます。
いまのところは!!!!
そんなこんなで、今年も好きなときに騒ぎたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いします!
続き
【ファイアーエムブレム風花雪月 プレイ日記34】騒がしいストーリー感想
あくるめくるです。
めちゃめちゃ日が開いてしまいましたが、
王国編、幕です。
ここは実況的にストーリーについて騒いでいる感情置き場です。3週目なので全体的にネタバレを多分に含みます。これからプレイする予定の方は閲覧非推奨です。勢いで書いているので、勢いで読んでいただければ幸いです!
1週目で黒鷲の学級の担任をして教団の手を取り、2週目は金鹿の学級の担任をしました。3週目現在は青獅子の学級で担任をしている途中に、灰狼の学級と交流しました。女主人公ベレスです。
前回
青獅子初回
金鹿初回
黒鷲初回
進軍「メリセウス攻防戦」
番人が「俺もそろそろここを出ようかな」ってさらっと言うの、アビスの住人らしい潔さを感じる。
エーデルガルト!!!!話し合いの場に来るじゃん????来るとは思ってたけど!!
話し合いっていうか、決別しに来た感じがすごいするんだけど、BGMすごい決別を感じる。
話を聞けば聞くほど、エーデルガルトは数字を見て判断する為政者で、ディミトリは今を生きる被害者を見捨てない勇者っていう感じがある。
「弱者が変わらず弱者であろうというのであれば、それは、ただの甘えだわ」
個人的エーデルガルトに言ってほしかった台詞第一位の「甘え」を聞けて震えた。
エーデルガルトは自分が生き様を示して、皆に強くなってもらおうってトップだもんな~~~~!!!!ディミトリは弱者に寄り添って、守護しようっていうトップだから……わ、わかり合えない……!!!!わかり合えない……!!!!折衷案が欲しい!!
「……そうだな。君のような強い人間ならばそんなことが言えるかもしれない」
「だが、それを他者に強いるな。人は、君が思うほど強い生き物じゃない」
ディミトリー!!!!いちばんディミトリの目線でエーデルガルトに言ってほしかった言葉を!!もうこれが決戦で良い気がしてきた。舌戦で決着でいい気がしてきた。先生は天帝の剣をしまいます。暴力はやめよう。
「君のやり方では、彼らは決して救えない。それは強い者のための、強い者のやり方だ」
「ふふ……私が強い者だと言うのね、貴方は」
好きなやりとりしかない。
弱者目線、強者の精神的な胆力が目につくので、みんなそんなに強くなれないんだよーッ!になるけど、強者もすべてが強いわけではなくて弱い部分があるので……強者であろうとしているので……エーデルガルトは夢にうなされているのを先生は時のよすがを辿って知っているので……。
「進行に縋ろうと、女神は応えてくれない。目的を失ったまま、更に多くの者を失う」
「私は、そうして死んでいった者のうちの、1人だというのに」
エーデルガルト自身が、かつての弱者だったわけだ……。「死んでいった」って言っているってことは、そういう震えているだけの自分はもう死んだってことかな。
「だからこそ私は、弱き者に代わって、この世界を正す必要がある」
強い。強いな……。
ディミトリも「独善」なんて、けっこう言う。
今まではディミトリの若さとエーデルガルトの早熟さで会話のラリーが全然できなかったけど、ディミトリがこうしてひとつ精悍な大人になって会話をしてみると、今まで見えてこなかったものが見えていいね……ぞくっとした。
ディミトリは自分がどん底から立ち上がった経験があるからこそ、弱者が支え合い正道を選べると思っているけど、エーデルガルトは自分が誰にも救われなかった経験があるからこそ、その構造を打ち砕く圧倒的な破壊が必要だと感じているわけで、お互いの人生経験によるところですよね!!!!
「……貴方のような持つ者には、持たざる者の気持ちがわからないでしょうね」
「おかしな話……ようやく貴方の気持ちを少し理解できた」
うわ、うわ、うわ……。
エーデルガルトからすると、つらかった時、心が折れていた時に、従者とか幼馴染とか先生とかクラスメイトとか、助けてくれる相手がいつもいたディミトリは周りに恵まれていて、「持つ者」なんだ。くらくらするほど構図がきれいで先生は。
今まで誰にも助けてもらえなかったエーデルガルトがうなされていた時、それに気づいたベレスとか、ベレスが父を喪った時にディミトリの言う「強者」の視線から鼓舞しに来てくれたエーデルガルトとか、なんかそういうのすごい思い出してしまった。
「けれど、だからこそ、わかるわ。私たちは互いに理解し合えぬと」
「……そうだな、俺も同じ思いだ。君の「正しさ」を……ようやく理解できた」
あ~~~~!!気持ちを少し理解できたからこそ、理解し合えないっていう気づきを得るのさ~~~~!!!!クリティカルヒット、鋭利な攻撃!!!!
ひゅ、ヒューベルト!!この感じなんとかして!!ずっと黙って話聞いてるじゃん!!出過ぎないいい従者だなあ!!まあ先生もだんまりなんですけど!!この話に嘴突っ込めないもんなあ!!
「さようなら、ディミトリ。話は、これで終わりよ」
「……待て、エーデルガルト。君に返さねばならないものがある」
ま、うあ。待って。
「……君は君の望む未来を切り拓けばいい。俺もそれに応えよう。……エル」
短剣を!!!!ここで返すの勘弁してくれよ!!!!
なんだこの美しい悪夢?!?!
短剣は「未来を切り拓くもの」で、「望む未来を切り拓けるように」って願いで贈ったものじゃん。それを今、皮肉でもなく本当にまた贈るディミトリが………………。
急にここで過去回想?!?!
BGMが当然のようにフレスベルグの少女だけど?!?!
もう本当に……もうここらで勘弁してもらえませんか……。
「エル、どんな苦しい時でも負けては駄目だ。きみの望む未来を、切り拓くんだ」
ディミトリ~~!!
エーデルガルト普通にちょっと引いててかわいい。かわいいのに悲しい。待ってくれ。
「ご、ごめんなさい、伯父様!」のエーデルガルト、全然今と違うおっかなびっくりさがあって、まだ本当に怖い経験をしたことがないってわかるのつらい。
「……思い出した。貴方、あの時、短剣をくれた……」
本当に覚えてなかったのかー!
じゃあディミトリとは知らずに、その言葉に勇気を得ていた可能性もあるわけじゃん。どうしてこんなあああああ戦争やめたい!!!!!!
「あの頃の私は、もういないのよ」って言うけど、「あの時に言えなかったことを伝えておくわ」からの「ありがとう。貴方のおかげで、私の心は挫けなかった」って笑顔で言うので、もう、先生から…………言うことはないです…………。
「後は、戦いで決着をつけましょう」の言い方が、覚悟した言い方なんだよ。
「ファーガスの王よ。私は皇帝として、貴方たちを帝都で待っている」
待ってて……。
進軍「アンヴァル総力戦」
ドロテアここ?!
なんとなくエーデルガルトと一緒かと……。
あまり深く考えてこなかったんだけど、この構成だとドロテアとマヌエラが敵対することになるね?!
「あの歌劇場で歌ったことが昨日のように思い出されるわね。でも今は……戦わなければ」
マヌエラ!!!!!!!!
いやいやいや、え?
今まで強い絆の関係を味方同士で見てきたんだけども……。
「マヌエラ先輩? 道を違えた後輩の、指導ですか?」
具合が悪くなる。
ドロテアらしい切り替えしだけど、具合が悪くなる。
なんか帝国、情に訴えてくる、みたいなのないんだよな、
いつもどおりに、敵なんだよな。そういう帝国のこと先生は……。
「あたくしが道を違えたのかもしれないわ。だから、今は……」
マヌエラ!!!!!!!!!!!
こういうときに自分の道こそが正しいとはならないマヌエラのことが先生は好きだしドロテアも好きだと思います。
「それぞれの信ずるもののため、戦うことにしましょ?」
覚悟が!深い!!
「ええ、いきますね、先輩」
とどめは、マヌエラにはさせないので……先生が選択の責任をとるので……。
「先生と殺し合うのが運命だというなら、やっぱり女神なんてろくでもないわ」
先生もそう思う!!!!!!
「もし貴女が勝ったら……せめて苦しませずに死なせて、ね?」
ばーーーーーっかもん!!!!
一撃で終わらせるよ。先生支援会話上げで…………鍛えてるんで……。
いつか屋上に呼んでくれたドロテアを殺すよ。
「エーデルちゃん、ごめんね……。もう私には……」
エーデルちゃん!!!!!!!
エーデルちゃんの味方のドロテアがいてくれてうれしい。
隣にいないのか、そっか……。
ヒューベルトはどんなときでもブレなくて信が置ける。
ディミトリが最後の戦いに向けて、みんなに話している……みんなをまとめてる……うわーーーーッ!よかった、よかった。
フェリクスの「猪は猪らしく、後ろを振り返るな」がディミトリとフェリクスの最上の関係という感じですごいグッと来た。
エーデルガルトどうしたの?!なんか有機的な良くない音がするんだけど?!
なんか途中で変貌、とか、しないよね、大丈夫だよね、ディミトリと戦うときだけボーナスステージとか、こわ、こわい!!!!!!
なんじゃラスボスみたいな、カットインは!!!!
いやラスボスだけどそういうことじゃなくて?!?!
エーデルガルト?!ラスボスみたいな変身してない?!
なんていうか、これは、ディミトリと共に行く物語のラスボスは、エーデルガルト、なのかなあ、そんな気がする。
翠雨の節「短剣の誓い」
タイトルで、刺すな!!
エーデル!!!!!!ガルト!!!!!!!
えっ。エーデルガルト?!魔王、みたいな、ビジュアルに、なって。
最初5年後再開したときもずいぶん、ラスボスっぽい見た目になったとは思ったけど、これはバツグンにラスボスだよ。目が赤いものな?!眼球黒だもんな?!
しゃべるとき口が動かないので、なんだろ、精神でしゃべってる感じ??ひとをやめてしまっていない?!
BGMが!!!!フレスベルグの少女!!!!!
フレスベルグの少女の多様性やめよ?!ここでフレスベルグるのはわかるけどフレスベルグはやめてほしい冷静に戦えないので。
エーデルガルト、すべての技能がEで炎の紋章の力だけ装備しているの、ほんとうに人間やめている。
純粋に疑問なんだけど、そのフォルム出し入れできるの??
その姿で執政難しそうな気がするので……いや今思うことじゃないと思うけど……。
というか帝国のみんなをスカウトしなければ最後の戦いでエーデルガルトはひとりじゃないと思ったんだけど、学友がひとりも!!!!いないじゃん?!?!いや、これを選択したのは先生ですが。学友を殺したのも先生ですが……。
異形を見届けて「哀れみはしない」って言ったディミトリに成長というか変化を感じました。
というか今まででいちばんエーデルガルト戦大変だった気がするね?!
今までは本気出してなかったの……??
ムービーが!!!!違う!!!!
たあああああああああ短剣!!!!!!!!
短剣!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
終わりが、美しい、二人…………。
「エル」って呼んだことと短剣がそれぞれの答え。
ディミトリがとどめを刺せて、よかった。
エンディングの気配!!!!!
やっぱりラスボスじゃん!!!!!
あれっ、大丈夫なの。いつも終わりにしれっと倒しに行くやつを倒さなくて大丈夫??そういえばヒューベルトの遺言もないし……ディミトリと共に行ったために、やつらの脅威を防ぐことかなわなかった、みたいな、そういうの、あったら怖いな。もう平和な世が欲しいよ。
ディミトリ支援度S
「……なあ、良い夜だな、先生」
ディミトリに口説かれそう。学生時代は女神の塔でも全然だったのに。
初恋の終わりが劇的なので、先生は忘れてくれとは言えない。
彼女を思い出しながら先生と未来を歩いてくれないだろうか??
ベレス大司教になったのか~。そういえばファーガスの王にならないの初めてかもしれない。
指輪を!!!!渡されて目を丸くしたまま絶句なベレスかわいいね!!!!
何も言ってくれないので不安になるディミトリもヘタレでかわいいね。かわいいな二人とも?!
「嫌なら、嫌と言ってくれ。その時は、素直に諦めよう」って台詞ばつぐんに女心わかってなくて好き。
ベレス、指輪を差し出してからの
「結婚しよう」
「先を越されたから……」
の二択すごい破壊力ある。
リードしちゃうベレスも、乙女なベレスも両方存在するの夢がある。
個人的に「結婚しよう」が清々しくかっこいいと思ったので、「結婚しよう」で!!
おまえさんも目を丸くして固まるんじゃないよ!!
似たもの同士みたいな夫婦漫才やめよ。まだ早いよ。
一枚絵のディミトリの顔がやさしいので、よかった~~~~~~!!!!
ここまで長かった、ディミトリを近いと思えてよかったよ……もう遠くに行くなよ…………。約束だぞ…………!!!!!!
エンディング
カトリーヌ
カトリーヌがレアの隠居に付き合ったというのが好ましい。何気にレア生存ルートが初めてだと思うんですが?!?!レア……。
ヒルダとバルタザール
結婚おめでとう?!?!ここの関係かわいらしかったから。
バルタザールの借金が戦争でほぼうやむやになっているの笑っちゃう。
バルタザールとホルストが戦って勝ってヒルダをもらっていくの、漢の生きざまエンドだな~~!!!!
アネットとギルベルト
よかった!!!!!!家族の姿を取り戻したことにめちゃめちゃ安心しました。
それぞれの人生なので、決断によっては戻らなくても良いとは思うんですが、お互い家族として過ごしたいと思っているんだから、やっぱり家族が笑いあえて最高だ!!!!!
ユーリスとハピ
意外な組み合わせが来たよ!!!!
ユーリスが「薄闇を統べる者」なのめっちゃいい。
フェリクスとイングリット
おめでとう!!!!ここは見たいと思っていました。
イングリットをかばってフェリクス利き腕の自由を失ったの?!?!しれっと書くけれども?!?!
メルセデスとコンスタンツェ
姉妹な二人が来ましたか!!!!
《二人は生涯を通じて、友情を超えた敬愛と親愛で結ばれていた》
おめでとうございます!!!!
ドゥドゥーとアッシュ
ドゥドゥー、ダスカー料理の店出すのびっくりだな?!って思ったけど、ディミトリに生涯仕えると思っただけで、料理人自体はめちゃ向いているね。
ご飯で融和、強すぎる。ごはんは最強。
ベレスとディミトリ
《激しく議論を戦わせることさえもあった》のくだりにとても安心を覚えた。
遠乗りに行くベレスとディミトリは絵になるというか宗教画になるので大変なことですよ。イグナーツに頼もう。
王国編を終えて、感想
トータルで見るといちばんしんどかったように思います。
(瞬間最大風速は一週目でエーデルガルトが突如敵対、からの選択を迫られた瞬間なんですが)王国編はじわじわ雲行きが怪しくなって、主軸のディミトリが精神を病むという部分で精神的にきました……。
王国編が一週目のひとけっこういそうだなと思うんですが、みんな大丈夫だったんだろうか??こんなに精神ガタガタになるって知らずにこのルートに足を踏み入れるの大変なことだよ!!!!
ただ、王国編が一週目だと物語の流れをきれいにつかめそうだなと感じました。
教団のように平原でハブにされませんし、金鹿ほど明るさを保たないので。
クロードはエーデルガルトやディミトリに個人的な感情というものがないので、フラットに物語を見つめるのには向いている気がします。金鹿は金鹿で大変なこといくらでもあるんですけどね!!!!それを思わせない、深刻になりすぎない心。金鹿好き。
いつもエーデルガルト戦後に屠る敵のくだりがないのが、含みのある終わりで好きです。これからもしかしたらエーデルガルトに手をくだしたことを後悔するかもしれない事態が起こりえる、けどきっと未来は明るいだろうという絶妙さがありますね。
ともあれ、エーデルガルトとディミトリの美しい決着が見られる王国編、プレイしてよかったです!!!!
ディミトリとエーデルガルトについて
関係性として、とても好き!!!!短剣深々刺さってます。
わかり合う可能性を物語の中で丁寧につぶしていきましたね……。
最終戦の前に話し合いの場があり、なおかつ決裂する二人が好きです。
もっと話すことができていたら……という流れを許さない絶対的なわかりあえなさ!!
最後のムービー、とても良かったです。
ディミトリはやわらかい笑顔で迷いなく手を差し伸べられるようになれましたし、エーデルガルトはそんなディミトリに迷いなく短剣を刺せるようになったわけで、二人とも幼少期から変わっていき今がある。それを美しく表現されていたなと思います。
そして今回もエーデルガルトの最後の表情は写さない、ということで、それを見たのは殺した者だけ、という塩梅……。
手を差し伸べられたエーデルガルトの表情、すごい虚ろな気迫がありました。
あの表情はぞくっとする。
二人の終わりとして最高でした。
お互いへの話し合いも済んでいて、涙を誘う余地を与えず、結果だけがあるという別れがきれいでした。
これまでのまとめ、感想
三週目終わりました~~!!一週目始めてから一年経ってしまったので、ビビッています。ほんとに?!
ここまでの道のりが長すぎますが、これで悠々とエーデルガルトの手をとりに!!!!行ける!!!!もともとエーデルガルトと一緒の未来を歩もうと思って始めたのに、この道のりにけっこう驚いています。
余談ですが、三週目クリア後にレアの支援度S条件を調べてしまいました……。
いちばん可能性があるのがこのルートだと思ったので、さすがにアレ?と思って……。
……教団ルートじゃないと発生しないんですね…………!!!!!!!
それは…………それは、わかる!!!!!!!!!!!!
わかる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの終わりとても美しくて最高だったんですが、つまりレアも級長同様、そのルートでしか手をとれないというわけですね!!!!!!!!
めちゃめちゃいい!!!!!!!!!!!!!!
でも…………。
そっか~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!
なんてこった~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!
一週目は……エーデルガルトと共に歩む気満々で、あまり教会におもねる選択肢を選ばなかったので………………好感度低かったんですよね…………………あんなことになると思ってなくて…………………。
教会を選んでなおかつ好感度も上げて、いちばんにレアを選ばないと支援度Sにならないレア好きだ~~~~~~!!!!!!!!!!!!
………………ともあれ、満を持して、エーデルガルトと共に覇道をゆきます!!!!!
【ポケマス】ポケモンマスターズを遊んで騒いでいるプレイ感想記5【リーリエ一家イベント】
あくるめくるです。
お久しぶりです。ポケマスのリーリエ一家のイベント『団結! リーリエ一家!』があまりに刺さり倒したので文章にしたい気持ちが爆発しました。ありがとうポケマス。
ちまちま書いていたらめちゃめちゃイベント終わり倒してましたね!
今回は実況的な感じではなくて、総まとめっぽい感じです。
この文章は、ルザミーネ好きだ!リーリエ一家大好きだ!!目線で書かれています!!
いろいろ好きに思うところを書いています。はちゃめちゃに長い。
以下、いろいろネタバレ全開の感情置き場です。主にキャラクターやストーリーについて書いてます。好きな部分についてだけ、騒ぎたいだけ騒いでます。
今回はゲームやアニメのサンムーンについても深く言及してます。
前回
- イベスト前に思っていたこととか
- SM・USUMどちらにもとれるシナリオ
- イベスト全体についてざっくり
- シルヴァディとルザミーネ
- グズマとルザミーネ
- ポケセンのルザミーネの台詞
- ポケセンのリーリエの台詞
- ある日のグラジオ
- まとめ
イベスト前に思っていたこととか
一家については、ポケマスリリース時のPVで三人組として出てきてからというものずっと来てくれるのを待っていました。
PVがノリノリ一家の佇まいだったので、オールスターゲームとしてこういうふうにも組めるよ!くらいに思っていたところに今回のガッツリ家族話ということで告知があった時はビビり倒しました。
というのも、ポケマスは原作ゲームの設定でパシオに来ているので、SMにしろUSUMにしろ、家族らしいやりとりを初めて見ることになるかもしれないからです。
あの感じから、家族している一家を……?!?!というザワザワ落ち着かない日々を過ごしてました。
イベスト前の告知情報を見て、この一家はUSUMから来ているのかなーとか思ったりしました。イベ前にそう思った理由としては、
・USUMは、一家がお互いを理解しようと努力したり助けようという描写がある。
・SMはルザミーネ体大丈夫なの?という懸念がある。
・ルザミーネのバディがフェローチェだけど、SMの場合ルザミーネのUBの所持を国際警察が許すか疑問。
予測半分、願望半分という感じでこう思ってました。
ルザミーネというキャラクターは、プレイヤーによって見え方が全然違うなーと感じていて、そういうところが好きなんですが、特にSMについてはそれが顕著だなと思います。
ほかのひとの感想をのぞいたりすることもあるのですが、ルザミーネを悪人と思うひともいたり、聖母のように思うひともいたり……設定で言うなら、夫の事故、神経毒など、いろいろ想像の余地があるキャラクターですよね。
同情することもできるし、辛辣な目を向けることもできる。他のようにも、いかようにも見られる状況がSMにはあります。
なのでSMのEND後はこうです!という決定的な描写を公式でしてほしくないなーと強く思っていました!!
あの後どうなっていくのか、体は治るのか、家族は再生するのか、などなど……それはプレイヤーがルザミーネにどれだけ罪を見ているかによると思っていたので!!
そういう気持ちで当日を迎えたのですが、いざイベントをやってみたら
SM・USUMどちらにもとれるシナリオ
これは本当にびっくりしました。はっきりと意図を感じました。
強いて言えば、イベスト後半のルザミーネの台詞、
「……やはり 母親失格ね」
という発言の「やはり」という文脈が、USUMで一度自分は母親失格であると口に出したルザミーネと繋がりますが、それはあくまでプレイヤーの目が届くところで言ったのはUSUMだけだったというだけで、SMでも言っている可能性はあると思います。
今も個人的にはUSUMかなと思っていますが、イベストを見る前に比べると大分揺らいでます。けっこうSMっぽさもあるなーと。
SMっぽいなと感じた描写
・ルザミーネがUBに対して好意的。
・国際警察とのやりとり。
USUMっぽいなと感じた描写
・家族間の雰囲気。
・元気そうな代表。
・ルザミーネの罪の意識。
と、挙げてみればみるほどラビリンス状態になりました。
でもこういうわからなさが最高なので、特定したくない。
どちらかわからない状態になっていることで、SMの延長にこういう一家がいるという希望が持てますし、逆に、SMの先にはこういうのはないよ!というひとも肯定されるというか……物語としての鮮やかさに震えました。余韻があります。
イベスト全体についてざっくり
最高でしたね……。ほんと最高でした……。
ルザミーネが、目が覚めるようにいい母親していたら嫌だなーって思っていたんですが、彼女は彼女のまま母親をやろうとしているふうに見えて、とても良かったです。
ルザミーネは状況の把握や客観的な理解に長けていると思うのですが、そんな彼女が序盤誰よりも先に、息が合っていないのは自分のせいということに気づくの、残酷なことするなあポケマス!!ってなりました!!周りに絆を感じる家族を出すのも!!けっこう残酷だと思うな!!
そして全然周りに相談しない。頼らない。ルザミーネのはちゃめちゃ自己完結なところがいかんなく発揮されてました……。センリが毎回優しく話しかけてくれるおかげでなんとかなったみたいなところあるよ!センリさんありがとう!!!!
中盤兄妹がケンカになった時に仲裁に入るのがセンリというのもぐっさり来ました。
大会当日、この状況なら自分が抜ければいい、主人公に入ってもらえば心をひとつにして勝負に勝てるという、そうだけどそうじゃなーーーーい!!という思考回路と実行の速さ、とてもルザミーネらしさを感じました。そうじゃない。そうじゃない!!
本家ゲームでの行動が「独りよがり」だったという自覚を持ち、それを反省している状態でこういうことをするというの、一朝一夕ではいかない感じで好きでした。それでも変えていこうという努力が良いですね。リーリエも、ルザミーネが勝手なことをした時は「勝手です!」って言ってくれるので安心。
何より未来が明るいなと思ったのは、
「あなたたちは もう 十分強い…… いいえ それだけでなく」「その 優しさに…… わたくしは もっと 頼っても いいのかも しれません」
のところですね……良かった~~~~~!!って叫びたい。
いちばんルザミーネが覚えるべきなのは、ひとに頼ることなので……言うのは簡単みたいなところありますが……あまりにひとりで全部やってしまうので……。
ルザミーネは自分のこと、助力する側の存在だと思っているなと……互助という思考が今までなかった感じします。
子どもが優しいということに、ルザミーネが自覚的!
そうだよ!!ものすごく優しくしてくれてる!!普通目の前で「娘も息子もいない」なんて言ったらこんなに優しくしてくれないからね?!?!
マジでこの優しさを大切にして!!
大会終わりに(あなた……)って夫に話しかけるの不意打ちで、痺れました。
(あなたにも 負けないくらいの 素敵な 笑顔を 守るために……)の大団円の佇まい……。USUMで記憶のないモーンへの言及で「あの人の 笑顔…… とても すてきだったもの」と言ったことを思い出して破壊力とんでもなかったです。
シルヴァディとルザミーネ
ルザミーネがシルヴァディに対して罪の意識があるという描写、そして息子が名付けた「シルヴァディ」という名を「いい名前ね」と言うのしみじみしました。
ちょっと事実関係は自信ないんですが、ルザミーネはどんなシーンでも謝罪を口にしないと思っていて、「ごめんなさい」も「すみません」も「申し訳ありません」も言わないんですよね……。
今イベントのルザミーネは、いろいろなシーンで自分の行いを悔いるわけですが、やはり一度も謝罪していなくて、シルヴァディにも「あなたは 今も……」「わたくしを 恨んでいるでしょう?」という言い方をしています。
なんというか……そういうとこだぞ!!
シルヴァディとグラジオは深く通じ合っているというのも、対比な感じで良いです。
グズマとルザミーネ
物議をかもしたい。
グズマはスカル団のボスの状態でパシオに来ているので、一家と同じ世界から来ているとしても時差があると思います。
パシオはパラレル上等みたいな世界で、みんなパラレルな状態を受け入れているのか……そもそも急におでましとかされたひとたちはどういうテンションでいるのか、などなどわからないことも多いので現時点ではなんとも言えません。
なので、世界線的な話は放棄しますが、ともあれとてもアングラな空気感じました。パシオでのグズマは団のボスをやってるのが嘘のような良い兄ちゃんな丸さがあったんですが、なんかルザミーネの前でだけニヒルでどうした?!恰好つけてる。恰好つけたでしょ言ってごらん。
いかんせんグズマもルザミーネもパシオで平和に暮らしているので、邂逅した時の一瞬ヒリつきにぞくっとしました。
グズマの「あのときの あんたは ギラギラしていて 世界を 変えちまう ような 底知れぬ力 みたいなもんを 感じた……」という台詞は深く沁みました。
ルザミーネという大人に強さを認めてもらえたことから「代表のことが好き」とプルメリに言及されたりするグズマですが、グズマもまたルザミーネの力を認めていて、その強さに憧れていた。
そういうギラギラが「今は もうねえ」とはっきり言い、しかしそういうルザミーネの変化に好意的なグズマに彼らしさを感じました。
SMでルザミーネがリーリエと少し良い雰囲気だったところに邪魔が入った際「いいところだってのによお」と言うグズマ、家族幸せに暮らしてほしいという根底があるひとなので……。
「今度は ポケモン勝負でも しようぜ」という気軽さ、グズマの吹っ切れているさまが伝わってきて清々しいです。はっきり関係を断つというのとも違って、さわやかな関係で理想的でした。ちょっと寂しいような気がする部分も含めて。自立の話の一翼を担っているなと。
本編では、グズマの言う「ギラギラ」しているルザミーネがグズマをリードし優位に立っていましたが、そういう「ギラギラ」を失ったルザミーネはむしろグズマに会話の主導権を握られるのかと思うと、これもひとつの形か、と感慨深いです。
しかしこの二人……子どもの前で会話するべきじゃない!!間が悪い!!
すれ違っちゃったんだから仕方ない!!この二人は「べきじゃない」だらけだからそれを言うとキリがないのですが!!閑話休題!!
ポケセンのルザミーネの台詞
満を持してルザミーネに「あなたの ファッション 少し 地味じゃないかしら?」を言ってもらえてガッツポーズ気分です。いちばんパシオで言ってもらいたい台詞だったので!
「姿が 変われば 気持ちも 変わる あなたは 生まれ変わるのよ」
この台詞けっこう考えさせられました。
思い出したのは、同じくパシオでファッションについて言及するカミツレです。
カミツレは
「どんなに 外見を 着飾ったとしても 心までは 飾れない」
「内面が満たされているからこそ自然と前を向いていられる」
「そして そういった 内面の 輝きは 外に あふれて 周りに 伝わるものよ」
と言っていて、こちらも考えさせられます。
内面が満たされているカミツレの価値観と、内面に難しい部分を抱えたルザミーネの価値観の違いが表れていてとても好きですね~!
ポケセンのリーリエの台詞
日記をのぞくの絶対ダメだって言われた。
それは、そう、だよね。それはそう。当たり前。当たり前だよ。鍵がたまたまヤミカラスが開けたからって、鍵がかかっていたとわかっているものを読むなんて…………。
ごめんね!!!!リーリエ!!!!土下座!!!!
夜台詞の「こんばんは 休むときは 休むことに ゼンリョク ですよ?」リーリエの思いやりを感じてとても好きです。無理なくゼンリョクだから前向きでいられるんだ。
ある日のグラジオ
全体的にシルヴァディとズッバディ!なエピソードですが、思い出を語るシーンで「目的のためなら 人は変わる 良くも 悪くもな……」と言うのが印象深かったです。
完全にルザミーネを見ての台詞だと思いますし、メタ的には、SM・USUM両方を比べての行いの違いも表していそうです。
シルヴァディが前にひどい扱いを受けていたことに対する反応など、グラジオは明らかにルザミーネの行いに対して深い憤りがあるのですが、イベント本編では母親をサポートしようという姿勢があったり、思いやりを感じます。
罪を憎んで人を憎まず精神。人間ができすぎている。親の顔が見てみたいわ!?
ヌルを守るために強くなろうとした、けれどそれは自分の孤独を埋めるための勝手な思い込みだった、の流れ……そこに気づきを得るのが早い。リーリエも早い。でんこうせっかの勢い。
ポケセンで「みんなを 家族を 守る それだけは 決めている」って言う部分も含めて、長男然とした佇まいですね。それが良い悪いは置いておきますが、きちんと選択できる人間はかっこいいなあ、と……。グラジオめちゃくちゃかっこいいですね?!いやもともとかっこいいけど。
まとめ
めちゃくちゃ良かった。ありがとうポケマス!!!!
一家フォーエバー!!!!!!!!
【ファイアーエムブレム風花雪月 プレイ日記33】騒がしいストーリー感想
あくるめくるです。
お久しぶりです。生きてます。
教え子は殺めてます……。
ここは実況的にストーリーについて騒いでいる感情置き場です。3週目なので全体的にネタバレを多分に含みます。これからプレイする予定の方は閲覧非推奨です。勢いで書いているので、勢いで読んでいただければ幸いです!
1週目で黒鷲の学級の担任をして教団の手を取り、2週目は金鹿の学級の担任をしました。3週目現在は青獅子の学級で担任をしている途中に、灰狼の学級と交流しました。女主人公ベレスです。
前回
青獅子初回
金鹿初回
黒鷲初回
- 大樹の節「鉄血の鷲獅子」
- 進軍「グロンダーズの会戦」
- 竪琴の節「王の凱旋」
- 進軍「王都奪還」
- 花冠の節「金鹿の願い」
- 青海の節「鉄壁の要塞」
- 進軍「メリセウス攻防戦」
- 支援会話
- ここまでの感想・まとめ
大樹の節「鉄血の鷲獅子」
フレーチェめちゃくちゃ復讐者の声出すじゃん……。「あの化け物」って言ってるから、標的はやっぱりディミトリか。
フレーチェ、直接の手は……先生がくだしたんだけど…………。
進軍「グロンダーズの会戦」
グロンダーズでエーデルガルトに味方して参戦するの、ベルナデッタとペトラとヒューベルトか……!
ペトラは帝国につくことはあると思ってた。自国のことがあるから。
ベルナデッタは意外だけど、家名を背負っての参上かな。
妙な気分だけど、エーデルガルトが同じ学級のみんなと戦えている姿を見ること自体はけっこう嬉しい。ずっと孤軍って感じだったから。
ベルナデッタ、死ぬなら部屋の真ん中が良かったの。
ベルナデッタらしい。
「ベルナデッタ……ありがとう。貴方の命、決して無駄にはしない」
エーデルガルト!!!!!!!!
そういう、感じなの、黒鷲の学級の友へのはなむけは。
今まで、一緒に戦っている姿をみたことがなかったので、そうか、言葉を、かけるんだ、そうか……。
ペトラ、負けると退却を選ぶの?!
「いいのよ、貴方もまた王位を継ぐ者……引く余裕があるなら引きなさい」
それを許す、エーデルガルト。
ペトラには教団ルートでも、書簡で自陣に誘ってたの思い出した。
最終決戦で、ペトラが教団についた選択を尊重していたし、そもそも特別に声をかけていたので、王のトップ同士であるペトラとエーデルガルトは関係が深いんだな。
物騒なことを言って「死に方は選ばせてやる」と言うディミトリに「死に方なんて興味がないわ。重要なのはいつ死ぬか……」「そして私には、ここで死ぬ気など微塵もない!」と返すエーデルガルト、さすがのブレなさ。
てっきりディミトリにやられたら別の台詞があると思っていたけど、ベレスに向けた台詞のままだったので本当に……本当にディミトリには目が向いていないんだ……。
クロードに「ディミトリ、冷静になれ!」って言われても「どけ、クロード」って言うディミトリ。
あー!エーデルガルトにばかりかまけているディミトリに背後から迫るフレーチェ!!!!鮮やかに!!!!決まった!!!!
い、一枚絵……。
高笑いのあとに「少しは後ろに注意されたらどうです、殿下?」って瞳孔開いて言うので、復讐者として最高のコンボが決まってしまった。
復讐者が、自分も誰かにとって復讐したい対象なのだとまざまざ示される瞬間、好きだぜ……。
「ねえ、痛いですか。痛いでしょうね? でも、兄さんは……もっと……」
う、わ! 発言が!! ディミトリのテンションと一緒!!
フレーチェ、実際殺したのは先生だから……。
一枚絵が最悪の差分を!!見せつけて!!きたんだ、けど?
え?
ロドリグ!!!!!!!!!!!!!!!
兄弟ふたりとも手にかけることになるベレス……。
一枚絵めちゃくちゃ入るじゃないの……ディミトリの表情が、精悍で、いい、ね。
「あれは、俺が受けるべき報いだった」と言うディミトリに「戦場に……罪も報いも、ありませんよ……」と返せるロドリグは、やっぱり大人としてきちんとディミトリに向き合えてるよ。
前「私は、今の殿下を、愚かだと叱ってやれるほど、強い人間じゃあない」ってこぼしていたけど、自分の意志を伝えられる忠臣だよ。
ディミトリ、口振りからして、今まで失った人も、「俺のせい」だと思っている感じがある。「お前も、俺のせいで……俺が……俺が、殺した……!」ていうのが。
この言葉を受けて、「……ふ」って笑うロドリグが、騎士としての笑みで痺れる。「誰も……あなたのために死んだのではない。私は、私の信念のために……死ぬのです」が、まぶしい。
「あなたの命は……他でもない、あなたのものだ」「それは……あなたの信念のために、お使いなさい」
ロドリグもまた、ランベールとの約束を守ろうとしていたので、死者の言葉でどう生きるかはその人にゆだねられているんだな。
なお闇にいるディミトリを止めるベレスに「まさか、彼らのためにも前に進め、などとふざけた台詞を吐くつもりか?」って煽るディミトリ、復讐者として完成度が高いな……。お約束の台詞はディミトリには届かないといろんな角度から見せつけてくる。
なんかこう……ディミトリと剣でバトルしたい気分。もう真剣でバキバキに戦って喧嘩したい気分だな!! もう先生だけど先生じゃないし……。
あとはフェリクス。息子であるフェリクスがどう行動し何を言うかは、ディミトリを動かすと思う。
一枚絵が止まらない。
最後にベレスの言葉が届いたのは、ひとえにその言葉が死者の、ロドリグの言葉だからなんだよ!!!!
竪琴の節「王の凱旋」
みんなに謝罪するディミトリ、潔い。
そう、ディミトリ、真面目なんだよな。真面目だから、悪いと思ったら謝るんだよ、真面目だな本当に……真面目すぎるからこうなったんだよ。
フェリクスとの会話いい、「親父殿の死の始末、お前はどうつけるつもりだ」の言い方が絶妙。謝罪は求めていない「行動で示せと言っている」と言い切るフェリクスが、フェリクスらしい生き方をしている。
王都を奪還することになるの、よかった。
ずっと最初のままのテンションで帝都に行くの骨だよ、無理だったよ先生。
フェリクスが「……仕方ない。親父殿の分まで、手を貸してやってもいい」「その代わり、必ず勝て。わかったな……ディミトリ」って言うの、良い。初めてちゃんと名前で呼んだじゃん!
ディミトリが訓練場にいる!!それだけのことが嬉しいとは……。
殿下が昔に戻ったとみんなが言うけど「殿下は始めから……そして先日までも、ずっと変わらず、ああいうお方だった」と言うドゥドゥーが、ディミトリを見つめ続けた従者の佇まい。「王となるには、優しすぎる。……弱者や死者に、肩入れし過ぎる」と言うの、命令に従うけれど従うだけじゃない部下の言葉なので、ドゥドゥーにも確固たる生き様を感じる。
「別に、あいつのやってきたこと全部を、綺麗に忘れてやろうって気にはなりません」って言うシルヴァンのこと大好きだよ。「付き合ってやらない道理」もないんだもんな~~!!幼馴染がいて、ディミトリは本当に良かったよ!!!!
番人!
番人にとってグロンダーズの会戦は「なんだか大きな戦い」なんだけど、「あんたが無事に戻ってきて安心しましたよ」って心から言ってくれるので……この塩梅が好き。
「死んでも心の中で生き続ける……なんてのは綺麗事です。死なないでくださいね」
アビスの住人らしい情。
訓練場でディミトリを見つけて、辛気臭い顔をしていたから一勝負挑んだバルタザール、先生がそれやりたかった!!!!先生も拳で語りたい。
「混ぜてほしかった」の選択肢出てきて秒で押してしまった。ベレスと気が合う。
これで好感度が上がるのがバルタザールの心意気、やっぱりひとバトルするのはいいよなあ?!
がああああ~~!!アビスのモブな住人、結婚の約束したひとが出陣して帰って来なかった!!!!!!!!!!
帝国領に攻めることに反対していたのに「お願い……彼を返して……」って出ていて……ディミトリやベレスがこれから払うツケは大きい。
進軍「王都奪還」
ディミトリの命令が「生きろ。そして心に従え」なの、ディミトリらしくて良い。
継母がダスカーの手引きを~~?!していたってコルネリアに言われたけど、や~~。
「実の娘に一目会いたい」っていう母親の普通の動機なのが真実味溢れるので、先生はこれはマジ話だと思うんだけどディミトリが嘘と考えるのは無理ない。
「愛されてなかったなんて」って煽られるディミトリ…これ以上絶望案件を増やさないでほしい、ようやくちょっとメンタルケアが追い付いてきたところなんで。今大事な時期なんで。
ディミトリさ、継母のことすごい好きな感じ伝わってくるし、方々にも「似てる」って言われていたので、この話、しんどいな。「実の娘」って言及は、つまり血のつながらないディミトリを突き放した発言だから。
民衆が思ったよりウェルカムな空気で先生マジで安心しました。いいんだ民衆。いいならいいよ。
「そう泣くな」って選択肢が出てるってことは、ディミトリ泣いている??こういう時に泣くディミトリ、本当にエーデルガルトと正反対の人間。
宴について「もう飽きたのか、お前は?」って訊かれて「飽きた」って言うベレスが好き。「いつかの舞踏会」とか言ってきて、なんだよあの頃のディミトリと地続きだと思わせられて嬉しい。
「先生。お前には、大切なことを教えてもらった」
「学問?」
「剣?」
「冗談?」
ベレス。屋上。
どうしていつも冗談を言おうとしてしまうんだ????
そういうところをディミトリに教えてきましたってか????
すごいいいシーンでどうしてもふざけようとしてしまうのやめな?!?!
でもこれめちゃくちゃ押したくなるから押してもいい??押すわ!!
ディミトリに呆れられたけど、その呆れが優しい声なので、うわーってなる。うわーっ!ディミトリが!!優しい!!!!
ディミトリに優しくされるのが嬉しい。今までつらかったということだよこれは。
ディミトリが「生き方」をベレスに教えてもらったというの、良い。士官学校の先生としてこれ以上の言葉はない。
「幸せ?」
「まだ復讐したい?」
この二択いい…「幸せ?」って訊きたいベレスが先生だなって思う。
「仕事が山積みだ……」のベレスかわいい。日常が戻ってきている。
「帝国と共存できない?」
「いよいよエーデルガルトと……」
難しい二択をご用意しないで。
どっちも言いにくい。
エーデルガルトについて冷静に分析できるようになっていてディミトリの精神的な回復のめざましさを感じてます先生。
人にはどうしても受け入れられないものがあるという人生経験から、彼女にもそれがあるんじゃないか? って考えるディミトリ、成長著しい。
切り捨てることではなく認めることで戦争を終わらせたいというディミトリを応援したいよ素直に。
しかしそういうディミトリの意志をエーデルガルトははねのけるんじゃないかな、とは思う。なんかもう、びっくりするくらい分かり合う二人が見えないんだよ先生。
花冠の節「金鹿の願い」
なかなか軍事的に鋭いことを言うアネットに
「いつの間にそんなあくどいことを言うようになったの~?」
って言うメルセデスかわいいし、それに乗っかって
「……ふ。まったく、親の顔を見てみたいものだな」
って言うギルベルトなに?!?!なにこの親父~~っ?!
「へー……ふーん……。じゃ、鏡を持ってこなくちゃだね」
親子ーっ!つきものが落ちている感じ、この親子がいい距離感でいられているのを見ると嬉しくなる。
ユーリスの、貧しい奴らが必要としているのは「食うにも困るような苦しい状況をとにかくなんとかしてくれる誰か」だというの先生も頷いてます。王族がどうとか関係ない。ディミトリなら何だかんだうまくやれると思っているユーリス、ついてきてくれてるなあ。
同盟メンバーの話を聞いてると、本当に同盟助けに行くことになってよかったと思う。
というか、本当になぜ同盟に切りかかったわけだディミトリ?!っていう感じだったもんな平原。周りが見えていない状態すぎる。
「どうせ行くんなら、戦争なんかじゃなく、女の子と2人での旅が良かったですねえ」っていつもの調子のシルヴァンに「この戦いが終わったら一緒に……」って返せるベレス。この関係性!!!!「え、本当ですか? やったー!」とかシルヴァンも喜ぶし、楽しそうで何より。
門番にデアドラについて美しい都市と説明されて、「この戦いが終わったら一緒に……」って思ったけど選択肢出ないな!!
クロードのことのよりも前にフェルディアで買い物できなかったことを言うヒルダ、ヒルダ~! 買い物一緒に行きましょうねって言われて「わかった」って言ったら好感度上がるのもヒルダ。先生ヒルダのそういうとこ好き。
実際、現状は変わらないわけだし、ガンガン買い物の話もしていこうぜ!!「えいえいおー!」!!!!
フェリクス、父上が本当に残したかったものが「ディミトリを王にしてやるという使命」かもしれないと言って、「俺は、そう思っている」ってつけ加えるの良い。
フェリクスは復讐にかられたり、遺志を勝手に決めたりしないなという安心感がある。
ツィリル、レア第一なのであまり同盟領を助けに行くことに乗り気じゃないけど「本当は、クロードのことも嫌いじゃないし」って言う!!クロード慕われている。
ローレンツの「ディミトリ君」呼びなんかじわじわ来る。
すごいキリッとした話の持っていきかたするから何かと思ったら「僕に泣きついてきたのさ。ディミトリ君ではなく、この僕にね!」って言いだしたので、先生無言になった。
こっちに謎かけまでしておいて言いたいことが!!それか!!!!
おまえこそ甘い男だーーーー!!!!
クロードに頼られたいんだな????そう言え!!!!
同盟、王国の下につくことにしたの?!?!
王国ルートだと、そういうことになるか……そっか……。
みんなの前で義理の姉への初恋のつるし上げを受けそうになっている殿下。
青海の節「鉄壁の要塞」
フォドラが統一されたとしてもまたすぐ分裂してもおかしくないって言うシャミア、現実的な発言。そうならないように頑張る。
……このルートでも先生王様にされるんだろうか……。
出撃の準備と言ってもいつもとやることは同じなラファエル、戦士として安定感あってすごい頼りになる。最近精神が不安定な生徒とばかり戯れているので、安心する。
同盟の解散に驚いてるけど暮らしが保たれればそれでいい市民と、国境がなくなるかも!ってわくわくしている商人、どっちもこの世界を普通に生きてる~!という感じで好き。
レオニーは師匠の仇のうちのひとりである「死神野郎」を討ち取ろうとしてるけど、校内に死神騎士と戦いたくないって言っているメルセデスがいて、もう先生どうしていいか。無力。
同盟が解散して動揺しているのいまのところマリアンヌだけで、同盟っ子のたくましさとずぶとさに先生惚れ惚れしてます。
「どうなっちゃうんでしょうね」に対して「心配?」で好感度上がるのマリアンヌだし、情勢が変わっていく中、「私も変わらないといけないのかしら……」って言うマリアンヌの葛藤、見守りたい。
ディミトリとドゥドゥーと食事ができたんだけど
「こうしてまた、お前たちと食事を共にできるとは……思っていなかった」
「また何度でも、共に食卓を囲みましょう。……咎める者など、いないのですから」
で、わ~~~~~~~!!!!
ばっか!!!!馬鹿ッ!!!!ディミトリおまえ、ほんとだぞ全然食事できなかったじゃんか、ばっか、食事!!!!しようなこれから!!!!!
進軍「メリセウス攻防戦」
「いざとなったら助けて」って言ったら好感度上がらなかったけど「もちろん」って言ってくれたのでディミトリ……ディミトリおまえ……ジェットコースターの要領で先生の心をつかむじゃん。
はーー!!普通に敵側の会話パートに現れるカスパル、そんなことあるの、戦場以外も差分があるってこと。心の準備してなかった。カスパル。カスパル!!
リンハルトまで!!!!普通に!!!!普通に敵の会話!!!!先進むボタン押せなくなってきた。
「そして……メルセデス……。貴様も、ここで……」
先生帰るわ!!!!!!!無理だわ!!!!!!!!
普通に、カスパルとリンハルトが敵アイコンで出てる。敵じゃん。
なんかカスパルもリンハルトも、いつもフラットに生きているので、味方の時もべたべたしないし、敵でも憎しみを燃やしたりしなくて、普通に敵してるからわけがわからない感じになる。
馬鹿だからよくわからないと言いつつ、エーデルガルトとベレスがわかり合えるって思ってたカスパルと戦うことになるんだ、勇者の斧持ってるのすごい痺れる。
「気にすんな……負けたら死ぬ……そういう喧嘩だろ……?」
気にすんなって言うカスパル、カスパルのまま。変わったのは先生なので……。
心の底から戦いを「はあ……面倒だなあ……」って言うリンハルトも、戦場に駆り出されず昼寝だけしていればいい世の中が来ないかなって言うリンハルトも、そのままのリンハルトなんだよな……。…………。
支援会話
ディミトリとドゥドゥーA
ダスカーでドゥドゥーを守ったのかディミトリ!
ドゥドゥーを助けたおかげで、自分に生きている価値を見出したディミトリ……その時からドゥドゥーにディミトリは救われてたんだ……。
「……ディミトリ」
が!!!!!!!破壊力がすごい!!!!!!
めちゃくちゃ照れながら呼んだじゃんドゥドゥー!!
「……本当は、おれもずっとあなたと……友人になりたかった」ってドゥドゥーの言葉がまっすぐなので泣きそうだよ……王国ルート涙腺の危険が多い。
ディミトリが嬉しそうに「そうか……そうだったのだな」って言って、かみしめるように「良かった」って言うので、良かったよ!!!!!!!!!!良かった!!!!
どんな時も側にいたドゥドゥーのおかげで、ディミトリはここまで来たんだよ……。
ディミトリとフェリクスA
フェリクスからすると、ロドリグもディミトリも死者に縛られて生きていて「反吐が出る」し「自己満足」だと思っているし、「折り合いをつけて生きてゆかねば、自分で括り付けた重石に潰されて死ぬ」と考えているのが、フェリクスの処世術であり生き方。そこがブレないからフェリクスは安定している。
父や兄の死に何も思わなかったわけではないし、ディミトリのようにどうして自分が生きているのか問わない日はないけど、「俺はお前ほど甘ったれた男ではない」ので後悔は墓の下に持っていくというのが痺れる。
甘ったれ……ディミトリをめちゃくちゃ適格に刺したワードで震える。
死者を手放せないと言うディミトリに「ならば呑み込め」と言うのも、フェリクスの生き様って感じで良い。
ディミトリとマリアンヌA
ここ本当に《どうして自分が生き残ってしまったのか》タッグ。
「生きるのは、つらいか」に対して「人の命の上に立っているのが怖い……。申し訳なくて、消えてしまいたくなります」って言うマリアンヌ……。
いや、そうだよね?!?!?!戦場で殺す日常だもの、それはかなり普通に感じるのではと思うけど、でも他のみんなは慣れているのか。その精神性のままでずっと戦場にいるのはつらいもんな。あとは、生まれた時から戦争が当たり前なら、考え方は違うかな。
マリアンヌに「そのままでいい」って似た目線から言えるのはディミトリだけなので、ここのふたりの空気は、独特に落ち着きがある。
ディミトリとフレンA
ディミトリ九年前からほとんど味を感じないの?!
マジか…………。
ディミトリとギルベルトC
ディミトリはギルベルトのことを責めてないし、王国に戻ってほしいんだよ!!
ふたりとも自責がんじがらめなのでここの関係難しそうだね。
そういえば、パトリシアの遺体がなかったのが気になるってロドリグが言っていたけど、エーデルガルトのお母さんの死体だけがないというのは……。
ディミトリとアネットA
大修道院で再会した時、なんて声をかけていいのかわからなかったアネット……。
せめて好物を作ってあげようと思い立つアネットが健気だし、味がほぼわからないということを伏せて「食事には、本当にこだわりがないから……」って言うディミトリ~~!
ディミトリとイングリットA
イングリットの「私はあなたに、私の人生を捧げたい」破壊力大変じゃないか?!
ディミトリじゃなければ即死だった……。
「どういう意味で受け取ればいい?」の返答が「殿下の、お好きなように」なので、イングリット……どこでそんないい女の言い回しを?!
いや、「?」ってなってたから、素なのはわかるんだけど……イングリット、あまりそういう姿をみだりに見せては駄目だぞ!!
「この戦いが終わったら、お前には……」「……………………。……騎士として、俺を支えてほしい」
おい!!!!!!!間!!!!!!!!!
ヘタレめ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!馬鹿ッ!!
「気が合うな、俺たちは」じゃないんだよ、幼馴染にヘタレすぎる。フェリクスもシルヴァンもだよ、幼馴染だからか?!なあ!!
「……騎士として、ですか。あ、えっと、いえ! 何でもありません!」
………………イングリットもイングリットだよ……この幼馴染なんとかしないと……。
ディミトリとメルセデスA
「あなたも優しいと思うわよ? むしろ優しすぎて、良くないくらいよね~」
いつだってどこでだってメルセデスはゆるやかに核心を突くよ。
「どんなに忘れるのが怖くても、過去はただ懐かしむもので、決して戻れはしない」
う、わ。メルセデスにとって、「過去はただ懐かしむもの」なんだ。
「もうっ。化け物だ、資格だ、って、あんまり卑屈だと嫌いになっちゃうわよ~?」
ぐ、あ。「嫌いになっちゃうわよ」すごい。すごいよメルセデス、本当にすごい子。
ドゥドゥーとシャミアB
レアに恩を返すために教団に身を置いてきたけど、恩を返し切った今は「過去の恩人」なシャミアの考え方めちゃくちゃ好きだな~~!
恩を返したい気持ちも本当だけど、恩返しに人生を捧げるかは別の話!!
考えは人それぞれだからドゥドゥーの忠義を否定する気はないのも含めて好き。
ディミトリとベレスA
「自分の隣に誰かがいてくれるというのは、こんなにも……心強いものだったんだな」
ディミトリ!!!!!!!
ギルベルトとアロイスB
アロイス、純粋に釣りを楽しもうという気持ちで普段釣りをしているけど、ギルベルトが内面と向き合うために釣りをしていることをきちんと受け止めて、自分も団長に思いをはせたいって言って釣りをするので、良いひとだよ。本当にアロイスは団長の器。
カトリーヌとディミトリA
なんか……なんかこのまま溌剌と結婚しそうな支援会話だった……。
戦争が終わったらゆっくりあたしを口説くんだな、みたいなことを、言って、
か……カトリーヌ!!!!ディミトリは先生と!!!!結婚する予定なので!!!!カトリーヌとはいつも伴侶や妻で争ってますね????
それはそれとしてカトリーヌを慕うディミトリは、良い。
ディミトリとアネットA+
「もうっ、そんなに根暗で卑屈だと、父さんみたいな顔になっちゃいますよ」
言われてるぞギルベルト!!!!!!!
なんかアネットの口からギルベルトが「根暗で卑屈」とはっきり形容されたの、ちょっと面白い、そうだよね、あの男めちゃめちゃ根暗で卑屈、娘から見てもそうなんだ。
なお卑屈なディミトリに対するアネットの溜息が、見下げた感じじゃなくて、やれやれって卑屈な人間に慣れた対応な溜息なのすごいアネットの人生感じるな先生。
「殿下には、あんなふうになってほしくない」
あんなふう。
言われてるぞ、ギルベルト言われてるぞ。
「この戦争が終わったら」は禁止ワードですけど????
なぜみんな死亡フラグ立てたがるんだか、いや実際戦争終わったらっていうのは理にかなってるんだよな、じゃあいいか、いいか……?
「独りにしておいたら笑い方も忘れちゃいそう」ってすごい口説き文句。
アネット、周りが卑屈なものだから明るい前向きっ子なので眩しい。
ギルベルトとハンネマンB
「君も早く吾輩を友と認めたほうが楽だぞ?」
殺し文句がすごいなみんな。
マヌエラとギルベルトB
マヌエラ冒頭で歌ってたやつって、レアがベレスに歌ってくれた歌だよね?!
大昔の曲をレアが歌っているんだと思ってたんだけど、もしかしてこの曲、セイロス的にはメジャー曲なの??それでもって子守唄としても人気みたいな?
マヌエラ……ギルベルトはアリかナシかで言えば、ナシだと思う先生。
というか妻がいなかったとしても、教え子の父親は精神的に難易度が高い……。堅実なお付き合いが求められる……。
ここまでの感想・まとめ
教え子を殺めるのつらい。
エーデルガルトやヒューベルトって、敵の空気を存分に出してくれていたおかげでこっちも戦おうという気持ちが鼓舞されていたんだなって思いました。
ベルナデッタやペトラがはっきり敵として現れたり、
カスパルとリンハルトが当たり前に敵に回ったのを見て、変な感じがしましたね。
リンハルトなんて、煤闇では回復でずっとお世話になっていたのにな……。
ディミトリの精神が安定してきてほっとしたので、エーデルガルトとの決着をしっかり見たいですね。これまでとは違う感じになるんじゃないかと期待しています。
すごい間が空いてしまったんですが、エーデルガルトを嫁に迎えるまでは絶対に……先生の冒険は終わらないので……終わらせないので……!!!!
レアもだよ……レアのこと諦めてないからな……帝国にまた囚われて!!!!
続き
【ファイアーエムブレム風花雪月 プレイ日記32】騒がしいストーリー感想
あくるめくるです。
ギルベルト、ロドリグ、フェルディナント。
それぞれの生き様を見つめて。
ここは実況的にストーリーについて騒いでいる感情置き場です。3週目なので全体的にネタバレを多分に含みます。これからプレイする予定の方は閲覧非推奨です。勢いで書いているので、勢いで読んでいただければ幸いです!
1週目で黒鷲の学級の担任をして教団の手を取り、2週目は金鹿の学級の担任をしました。3週目現在は青獅子の学級で担任をしている途中に、灰狼の学級と交流しました。女主人公ベレスです。
前回
青獅子初回
金鹿初回
黒鷲初回
天馬の節「煉獄の谷」
コンスタンツェとハピを食事に誘ったら二人の世界展開されて先生普通に置いてきぼりになってしまった……。
ギルベルトとアネット、二人とも魚が好きなのしみじみする。
ハイ、前に言っていた三者面談の時間です!!!!
「食事に誘ってもらったのは嬉しいのですが……」
「えっと、実を言うと、ちょっと……何を喋っていいのかわからなくて……」
なんで二人とも頬染めて照れてるの?!
せ、先生がいない間に何か?!
あれ、えっと……。その……。
先生も何を喋ったらいいかわからない……新米教師で五年眠っていた先生に三者面談なんて早かったんだよーーーーーーッ!
ロドリグ、まずはディミトリ、ギルベルト、ベレスに声をかけた後、フェリクスに対しても「よく殿下をここまで連れてきてくれたな」って言うので、良い父親をしている。自軍にいながらわが子と顔を合わせられない親との対比がえげつない。
ロドリグも子どもとどう話していいかわからない親として描かれているけど、いつも自分の意志を伝えて息子に正面から向かうので、どっしりと構えた父親感がある。
ロドリグ、今のディミトリにいつも通りに接して「存外元気そうではありませんか」と言いつつ、しっかり意見を伝える強さがあるので、いや、王国はいい騎士がそろっている……。ディミトリ、本当に大事にして。
「きっと、陛下もそうしろと仰るはず……私の悪友であった、あのランベールならば」と言うロドリグに対して「……死者の言葉を安易に語るな。それは彼らの口を借りただけの、お前の言葉だ」って相対するディミトリ……死者の声を頭の中で反芻しているディミトリが言うの、味わい深い。
最終的に頷いたロドリグの、「世の中には、復讐のために剣を取る、その力も余裕もない者たちがいることを……」「頭の片隅に、置いておいてください」が、冷静な大人が発する本気の言葉なのでロドリグのこと好きになってしまう。
そう、ディミトリが国相手に復讐なんて悠長なことができるのは、ひとえにディミトリが軍を持っているからなんだよ……復讐したくても剣がないし、生活ができない人なんて大勢いる……その生きている民を無視していいのかよ王様ってことなんだよ……ロドリグはすごく言葉を選んで適格にそのことを伝えているので、忠臣。
英雄の遺産をぶんどってきたロドリグを受けて、「親父殿は軽く言うが、これを取り戻すのにどれだけの苦労があったか……」ってディミトリに目で訴えるフェリクスが、ロドリグの息子でありディミトリの幼馴染。
ロドリグとフェリクスの空気、いい。
ロドリグの格好良さが鮮やかに描かれるし、自陣に加えてほしいって言われてすごい嬉しいんだけど、ロドリグ……支援会話とか……ないんだよな……それに別ルートではその……戦死していた……気がするし…………嫌な予感しかしないんだけど、大丈夫だよな、嫌だぞフェリクスにこれ以上家族を失わせるな。
弧月の節「薔薇色の大河」
「私は、今の殿下を、愚かだと叱ってやれるほど、強い人間じゃあない」
ロドリグ~~~~!!!!
そう、か。エーデルガルトがあそこまで真っ向にディミトリを否定できるのは、エーデルガルトが強いからなんだな……普通はそこまで強く在ることはできないから……いやしんどい指数がガシガシ上がる。
「叱りつけて、立ち上がらせてやるのが我々大人の役目なんでしょうね」
勘弁して。
夜に眠れない大人二人の会話として痺れるし、冷静に考えるとベレスも年齢的にはそんなにディミトリと変わらないので、境目にいるベレスの得難さが光る……。
「あの方を、ファーガスの未来を、頼みますよ」
スケールが!!!!でかい!!!!急に頼まないでくれ?!?!死亡フラグか?!
後顧の憂いをなくして鮮やかに死ぬとかマジで許さないので「いきなり困る」!!
本当にいきなり困る、ロドリグに限った話じゃないけど、みんなそう、困る。
「貴殿には最後まで、あの方の復讐心を否定し続けてやってほしい。それだけです」
ロドリグの大好き指数が上がりっぱなしだけれど!!
復讐したいと思うような立場や心がない人間に否定されても無理だし、部下の立場でも無理だものな……それなら……それなら頼まれるよ……いや死んだら許さないけど。
ロドリグさんのおかげでいっぱいメシが食べられてめちゃくちゃ喜んでるラファエル~~。
マリアンヌ、義父にエドマンド家の宣伝をするように言われていて、そういうの苦手で困っているけど、「でも今、先生には話せたので、これで一応、宣伝したことにします……」ってちょっと声を上げて言うのでかわいい。マリアンヌがマリアンヌの歩幅でしたたかになってゆく。
「あんまりディミトリに引きずられてると、寿命を縮めちまうぞ、先生」
レオニー!!!!
その言葉めちゃくちゃ染みた……。
うわー!!ヒルダがクロードに全幅の信頼を置いてる~~!!
「彼、いい加減そうに見えて頭は良いし、嘘つきだけど信頼はできる人だからー」
ええ~~最高……金鹿の学級、まぶしい……。
級長にてらいなくついていける、金鹿は清々しい。
特に、クロードとヒルダの間にある悪友のような信頼関係が王国ルートでもゆるぎなくて、え、好き、です……。
リシテア、家が親帝国派の立場であることを十分理解して、「わたしは、帝国には二度と屈したくありません」と言い切るの、感じ入る……。
リシテアは、エーデルガルトと境遇で通じる部分があるし、支援会話もあるので、きっと帝国ルートで……一緒に戦ってくれる道があるんじゃないかと……思っているんだけど、これも一つのはっきりとした道。帝国にはひどいことたくさんされてきたから。
「もし僕がガルグ=マクに来ていなければ、今頃、アリルでみんなの敵として……」
アッッッッッシュ!!!!!!!
そう、だよ、本当だよ、勘弁してよ、本当にそうだよ……。
コンスタンツェが帝国にいよいよ攻め入るとあって胸がざわついているの、少し罪悪感がある。この場所を選んだのはコンスタンツェなので、最悪館を抱くのは失礼な話なんだけど。《帝国貴族》の再興はこれでかなわなくなるわけだ……。
イングリットが何を相談しに来たかと思えば、気に入っていた串焼きの露店が店をたたんでしまって「もう何を生き甲斐にすればいいのか」って言うので沈黙してしまった。
やー!!緊迫して楽しみのない日常において、お気に入りの食べ物が食べられなくなるのはめちゃくちゃつらいよな!!!!食の楽しみって大事だよな!!!!わかる!!!!
5年後コンスタンツェのお茶会、室内だ!!!!うわああ~~!!
「あちっ!」かわいい!!!!か、かわいい……。かわいいしか言葉が出ない……。
「物好きな奴だな……正気を失った猪と言葉を交わして、得るものはあったか」
フェリクスの言葉の刃が!!!!キレッキレ!!
「本当に……手遅れもいいところだな」が、な……。
ロドリグがフェリクスをたしなめるけど、ベレスはもうロドリグの「私は、今の殿下を、愚かだと叱ってやれるほど、強い人間じゃあない」という言葉を聞いているから……。
ていうか本当にロドリグが心配!!!!
出撃「ミルディン大橋の戦い」
えええあああええ?!?!?!?!
ドゥドゥー?!?!?!?!ここで参戦?!?!?!?!
ローレンツと別に、フェルディナントが敵陣に?!?!
う、嘘……。
「ローレンツ! 来たか。私は南下するゆえ、ここは任せたぞ!」?!
敵サイドで複数人現れると会話がある、んだ……。
要であるミルディン大橋を任されているフェルディナント、う、わ、あ。
所属が「アドラスティア帝国」になってる……。
フェルディナントには、エーデルガルトを支える立場で戦う未来が……あったんだな……。パラディンなのわかる……。
平原で再会すると思ってたので心の準備ができてなかった。
「エーデルガルトは君をずっと気にしていた。まったく……羨ましい限りだよ、先生」
う、あ、あ。
戦いが始まる時の発言からしても、自分が一歩遅れていると感じているフェルディナントだ……。皇帝に認められたい、けど側には仕えていない……。
「ここで私の槍の錆にして、せいぜい彼女に自慢してやるさ!」
今まで、手にかけてきたひとたちを救い上げてきたけど、今回は、今まで味方として生きていた人を手にかけることになってしまったので……。ディミトリと生きると決めた時に、帝国とは真っ向からぶつかるって決めたんだよ。
フェルディナント、ラスティヴァとも会話があるの?!
「あなたを死なせて私だけ逃げるなど……」
ラスティヴァとフェルディナント、そんな感じなの……。知らない……そういうフェルディナントを先生は知らない……。
…………フェルディナントを手にかけてしまった……。
フェルディナント、「エーデルガルト」「彼女」と言って、ひとりの人間として嫉妬を見せた後、死を前に「陛下」と形容して自分の役割を果たそうとするので、茫然とする。こう、器用じゃないなって、フェルディナント…………。
うああああああフレーチェが働き手として潜入しようとしてる!!!!!!
これ、さあ、いずれディミトリに刃を向けるみたいな、ことになるよ……。
兄を直接殺したのはベレスだから、矛先はベレスかもしれないし……。
「復讐するため」という言葉を受けて、ディミトリが否定できるわけないんだよな、でもその切っ先はおまえに向いていて……連鎖だよ!!!!!
支援会話
バルタザールとヒルダA
落としどころが「まあ、いっか」なのがこの二人の落着として好き!!
マヌエラとギルベルトC
歌声を聞いていたことがマヌエラに気づかれた時、すぐに「邪魔をしてしまいましたか。……申し訳ありません」って去ろうとするのを慌てて「あたくし、別に咎めてなんていないわ」って止めるマヌエラの図、ギルベルトのギルベルトな部分が詰まっていて頭を抱える。
ギルベルト、基本的に毎度自分を責めて自己完結してしまう……。
校内には、もっとわかりやすく卑屈な生徒たちがいるのでギルベルトの卑屈さがなりを潜めていたんだけど、大人が礼節を守ったまま卑屈だとこうなってしまうのかという衝撃がある……。
「いつかあたくしの歌で、あなたの鉄仮面を崩してみせるわ」って宣戦布告できるマヌエラが勇ましいので、ここのふたりの関係性も見守り隊編成しよう。
しかしギルベルトのことを「あたなみたいないい男」って言いかけたマヌエラの守備範囲には唸らされる……男性陣全員恋愛対象に置いて見ているのかマヌエラ……?
言うだけ言ってさっさと行ってしまうマヌエラに「気の早いお方だ……」ってギルベルトがひとりごと言うの微笑ましい。最初に早合点して去ろうとしたギルベルトも別のベクトルに気が早いんだけど、そこには気づかないところにギルベルトの人間性を感じてしまう。
ベレスとコンスタンツェA
やっぱりコンスタンツェ、日陰状態でも落ち込むことはあるんだよ。それを「らしくない」とは言えなかった。
落ち込むことがあることを本人も自覚しているし、「そうなったら貴方がはげませばよいのです!」圧!!な感じに持っていくのがコンスタンツェ。
ベレスとユーリスA
戦死した仲間の名前をいつからか書き記すようになったユーリスが「死んじまった奴には何もしれやれねえ。死んだあとのことなんて何もわからねえ」「あくまでこれは、俺の自己満足なんだ。誰かのためにやってるとかじゃねえ」って言うの、良いね……。
ベレスはユーリスから「信頼」してもらえるようになったんじゃん……良かった……。
あまり表情を変えないベレスに対して「何か言いたそうな顔してるけど」って水を向けるユーリス、気遣いスキルが高すぎる。
ギルベルトとアネットA
開口一番の「父さん、お祈り?」の言い方が、普段のアネットならまずしない気だるいような声かけなの震えてしまう。そんな声が出せたのアネット。
「別に、謝ってほしいわけじゃないもの」が、ストレートにギルベルトに放たれた。
ギルベルトは謝罪をする度にアネットを傷つけているし、謝るのはギルベルトの自己満足なので……。
アネットは、「誰が父さんを責めても、あたしたちだけは父さんの味方でいるつもりだった」のに、周りの重鎮はみんなギルベルトを責めていないし、当の父親は帰ってこず自分を責めてばかりなんて、それは怒りたいし寂しい。
アネットやアネットのお母さんは、家族としてギルベルトに迷惑も構わずかけてほしかったんだろうし、それを支える覚悟があったのに、ギルベルトが真逆の行動をとったのが悲しいわけだよ。家族みんなが互いを大切に思うので、こういうことになってしまった。
ただ、ダスカーがどれだけのものだったのかは行った本人にしかわからないので、実際に経験をしたらとてもみんなに顔向けができないほど心意的に傷を負って、自死しなかっただけ上等くらいの状態だったかもしれないので……それは体験していない人にはどうしても伝えきれないものだものな……。
お互い辛い部分があって、それの甲乙はつけられないし、つけるべきじゃないので、大事なことは今思う本音を話すってことだよな!!!!きっとこの二人は大丈夫!!!!
願わくは、この二人の支援会話の最後に、ギルベルトが「ありがとう」って言える結末になりますように!!
ギルベルトとアッシュB
「笑ってくれ、私は耐えかねたのだ。何もかもが私を責めているように思えた」
ぎ、ギルベルト……。
ギルベルトの精神の限界があったんだよな……逃げることで自分を守ったことについて責められないし、逃げた方が良かったよ……これでよかったよ……。
そのおかげで今も生きていて、アネットとも再会できたなら、それでいいよ……。
アッシュがギルベルトを笑わず、でも「あなたは最後まで、筋を通すべきだったと思うんです」と言うのが、いいなって思った。
ギルベルトにそういうことを言える存在は少ないので……アッシュの立場と若さで言える台詞なので好き。
それに、家族を思い選べなかったギルベルトの立場から、ロナート卿が「私と同じく、本当に守るべきものを見失っていたのかもしれん」と言って、「それはお前だ、アッシュ。お前もまた、ロナート卿の息子なのだろう」って言うの、なんだか、これも、ギルベルトの立場だから言える台詞……。
この言葉は、ロナート卿が、義理の息子であるアッシュと敵対してしまったとしても、亡き実の息子の無念を晴らそうとしたという部分でかなり残酷な発言だと思うんだけど、それを受けてアッシュが「ロナート様の息子として、その誇りと意志を継ぎ……守っていきたい」って結論を出すので、素直さがまぶしい。
ギルベルトがそれを見て、「きっと、良い騎士になるだろう」と言葉を贈るの、しみじみ良い。
ギルベルトとアネットA+
ずっとギルベルトが送れなかった手紙を、今受け取って「ねえ、どうして出してくれなかったの? 一通でも送ってくれれば……!」って言うアネットも、「出そうとしては、思い留まった。自分を甘やかしているような気がしたのだ」って言うギルベルトも、つらい。
ダスカーでギルベルトは自己肯定の手立てを失ってしまったので、手紙を送ることが「甘やかしてる」に繋がってしまうんだな……やるべきは三者面談ではなくカウンセリングだったわけだよ……。すまないギルベルト、先生、先生経験が乏しくて……。
連絡をとならければとらないほど罪悪感も増してしまうので、もう、すべてがよろしくない方へ舵切りしていた。
でも、アネットとアネットのお母さんは、「せめて手紙の一通でもくれたらな」って思い続けていたので…………。
アネットの、「ずっと……待ってたんだから」が切実に泣きそうでこちらが泣きそう。
口に出さないけど、ずっとアネットとアネットのお母さんは嫌われたんじゃないかと心配していたっていうのが……それはそうだろうなって……。何も言われなかったら……当たり前に心配になる。
「じゃ、約束してよ」「いつか……ううん、この戦いが終わったら、あたしたちのところに帰ってきて」
えっっっっ!!!!!!!!アネット!!!!
急に!!!!!死亡フラグみたいなこと言うのやめてッ?!?!
い、や、これは、大丈夫な、やつだよね、ギルベルト支援会話Sまで行ける男だし、ねえ、これは大丈夫でしょ、大丈夫だよね、支援度Sになれるけどなれないレアに振り回されているせいで安心できない、え、本当にやめて?!?!フリじゃないから。
「嬉しいな」の声が、本当にかみしめるように言う「嬉しいな」なので、アネット、本当に父親の前では普段とはまるで違う姿を見せる。
もう、良かったねとしか言いようがない。良かったね……良かった……。
フェリクスとドゥドゥーB
フェリクスからすれば、ドゥドゥーにはかなり塩対応をしているつもりなんだけど、ドゥドゥーからすると、命を案じてくれたことで「十分」なので、「戦友」って言葉が自然に出ることになる。
「死ぬような真似をしたら俺が殺す」って言うフェリクスに対して「死んだら殺せないのではないか?」とか言ってしまうドゥドゥーにうなだれてしまうし、「……だから、そういうことだ」って返すフェリクス~~!戦友!!
メルセデスとドゥドゥーA
「でも、あなたの生まれた土地でしょう?」この言葉ですべてが説明完了してしまう。
ドゥドゥーがメルセデスに言わなかった、何の神に祈るか、これ、縁結びとかでしょ!!!!!!
ここまでの感想・まとめ
フェルディナント!!!!!!!!!!!!!!!
今回は帝国メンバーはスカウトしないと決めて始めたものの、いざ敵陣に現れたらばっちり取り乱してしまって、もう次の平原恐怖です。ていうかまた平原まで行けませんでした、平原が遠い。
帝国もそうなんですが、順当に行くと同盟とも戦うことになってしまいそうで、あれだけクロードに信頼を置いていたヒルダがクロードと刃を交えることになってしまうかと思うと…………そっちの覚悟は決めてなかったんです…………。
フレーチェも不意打ちだったので、効きました、どこでディミトリを刺すんでしょうか。(決めつけ)
ギルベルトとロドリグをここまで見つめる機会があるとは思わなかったというか、みんな生きているなあってすごく感じます。
次はさすがに、泣いても笑っても、いや笑うことはないかと思いますが、平原です。
覚悟を決めたいと思います。
続き