【ファイアーエムブレム風花雪月 プレイ日記34】騒がしいストーリー感想
あくるめくるです。
めちゃめちゃ日が開いてしまいましたが、
王国編、幕です。
ここは実況的にストーリーについて騒いでいる感情置き場です。3週目なので全体的にネタバレを多分に含みます。これからプレイする予定の方は閲覧非推奨です。勢いで書いているので、勢いで読んでいただければ幸いです!
1週目で黒鷲の学級の担任をして教団の手を取り、2週目は金鹿の学級の担任をしました。3週目現在は青獅子の学級で担任をしている途中に、灰狼の学級と交流しました。女主人公ベレスです。
前回
青獅子初回
金鹿初回
黒鷲初回
進軍「メリセウス攻防戦」
番人が「俺もそろそろここを出ようかな」ってさらっと言うの、アビスの住人らしい潔さを感じる。
エーデルガルト!!!!話し合いの場に来るじゃん????来るとは思ってたけど!!
話し合いっていうか、決別しに来た感じがすごいするんだけど、BGMすごい決別を感じる。
話を聞けば聞くほど、エーデルガルトは数字を見て判断する為政者で、ディミトリは今を生きる被害者を見捨てない勇者っていう感じがある。
「弱者が変わらず弱者であろうというのであれば、それは、ただの甘えだわ」
個人的エーデルガルトに言ってほしかった台詞第一位の「甘え」を聞けて震えた。
エーデルガルトは自分が生き様を示して、皆に強くなってもらおうってトップだもんな~~~~!!!!ディミトリは弱者に寄り添って、守護しようっていうトップだから……わ、わかり合えない……!!!!わかり合えない……!!!!折衷案が欲しい!!
「……そうだな。君のような強い人間ならばそんなことが言えるかもしれない」
「だが、それを他者に強いるな。人は、君が思うほど強い生き物じゃない」
ディミトリー!!!!いちばんディミトリの目線でエーデルガルトに言ってほしかった言葉を!!もうこれが決戦で良い気がしてきた。舌戦で決着でいい気がしてきた。先生は天帝の剣をしまいます。暴力はやめよう。
「君のやり方では、彼らは決して救えない。それは強い者のための、強い者のやり方だ」
「ふふ……私が強い者だと言うのね、貴方は」
好きなやりとりしかない。
弱者目線、強者の精神的な胆力が目につくので、みんなそんなに強くなれないんだよーッ!になるけど、強者もすべてが強いわけではなくて弱い部分があるので……強者であろうとしているので……エーデルガルトは夢にうなされているのを先生は時のよすがを辿って知っているので……。
「進行に縋ろうと、女神は応えてくれない。目的を失ったまま、更に多くの者を失う」
「私は、そうして死んでいった者のうちの、1人だというのに」
エーデルガルト自身が、かつての弱者だったわけだ……。「死んでいった」って言っているってことは、そういう震えているだけの自分はもう死んだってことかな。
「だからこそ私は、弱き者に代わって、この世界を正す必要がある」
強い。強いな……。
ディミトリも「独善」なんて、けっこう言う。
今まではディミトリの若さとエーデルガルトの早熟さで会話のラリーが全然できなかったけど、ディミトリがこうしてひとつ精悍な大人になって会話をしてみると、今まで見えてこなかったものが見えていいね……ぞくっとした。
ディミトリは自分がどん底から立ち上がった経験があるからこそ、弱者が支え合い正道を選べると思っているけど、エーデルガルトは自分が誰にも救われなかった経験があるからこそ、その構造を打ち砕く圧倒的な破壊が必要だと感じているわけで、お互いの人生経験によるところですよね!!!!
「……貴方のような持つ者には、持たざる者の気持ちがわからないでしょうね」
「おかしな話……ようやく貴方の気持ちを少し理解できた」
うわ、うわ、うわ……。
エーデルガルトからすると、つらかった時、心が折れていた時に、従者とか幼馴染とか先生とかクラスメイトとか、助けてくれる相手がいつもいたディミトリは周りに恵まれていて、「持つ者」なんだ。くらくらするほど構図がきれいで先生は。
今まで誰にも助けてもらえなかったエーデルガルトがうなされていた時、それに気づいたベレスとか、ベレスが父を喪った時にディミトリの言う「強者」の視線から鼓舞しに来てくれたエーデルガルトとか、なんかそういうのすごい思い出してしまった。
「けれど、だからこそ、わかるわ。私たちは互いに理解し合えぬと」
「……そうだな、俺も同じ思いだ。君の「正しさ」を……ようやく理解できた」
あ~~~~!!気持ちを少し理解できたからこそ、理解し合えないっていう気づきを得るのさ~~~~!!!!クリティカルヒット、鋭利な攻撃!!!!
ひゅ、ヒューベルト!!この感じなんとかして!!ずっと黙って話聞いてるじゃん!!出過ぎないいい従者だなあ!!まあ先生もだんまりなんですけど!!この話に嘴突っ込めないもんなあ!!
「さようなら、ディミトリ。話は、これで終わりよ」
「……待て、エーデルガルト。君に返さねばならないものがある」
ま、うあ。待って。
「……君は君の望む未来を切り拓けばいい。俺もそれに応えよう。……エル」
短剣を!!!!ここで返すの勘弁してくれよ!!!!
なんだこの美しい悪夢?!?!
短剣は「未来を切り拓くもの」で、「望む未来を切り拓けるように」って願いで贈ったものじゃん。それを今、皮肉でもなく本当にまた贈るディミトリが………………。
急にここで過去回想?!?!
BGMが当然のようにフレスベルグの少女だけど?!?!
もう本当に……もうここらで勘弁してもらえませんか……。
「エル、どんな苦しい時でも負けては駄目だ。きみの望む未来を、切り拓くんだ」
ディミトリ~~!!
エーデルガルト普通にちょっと引いててかわいい。かわいいのに悲しい。待ってくれ。
「ご、ごめんなさい、伯父様!」のエーデルガルト、全然今と違うおっかなびっくりさがあって、まだ本当に怖い経験をしたことがないってわかるのつらい。
「……思い出した。貴方、あの時、短剣をくれた……」
本当に覚えてなかったのかー!
じゃあディミトリとは知らずに、その言葉に勇気を得ていた可能性もあるわけじゃん。どうしてこんなあああああ戦争やめたい!!!!!!
「あの頃の私は、もういないのよ」って言うけど、「あの時に言えなかったことを伝えておくわ」からの「ありがとう。貴方のおかげで、私の心は挫けなかった」って笑顔で言うので、もう、先生から…………言うことはないです…………。
「後は、戦いで決着をつけましょう」の言い方が、覚悟した言い方なんだよ。
「ファーガスの王よ。私は皇帝として、貴方たちを帝都で待っている」
待ってて……。
進軍「アンヴァル総力戦」
ドロテアここ?!
なんとなくエーデルガルトと一緒かと……。
あまり深く考えてこなかったんだけど、この構成だとドロテアとマヌエラが敵対することになるね?!
「あの歌劇場で歌ったことが昨日のように思い出されるわね。でも今は……戦わなければ」
マヌエラ!!!!!!!!
いやいやいや、え?
今まで強い絆の関係を味方同士で見てきたんだけども……。
「マヌエラ先輩? 道を違えた後輩の、指導ですか?」
具合が悪くなる。
ドロテアらしい切り替えしだけど、具合が悪くなる。
なんか帝国、情に訴えてくる、みたいなのないんだよな、
いつもどおりに、敵なんだよな。そういう帝国のこと先生は……。
「あたくしが道を違えたのかもしれないわ。だから、今は……」
マヌエラ!!!!!!!!!!!
こういうときに自分の道こそが正しいとはならないマヌエラのことが先生は好きだしドロテアも好きだと思います。
「それぞれの信ずるもののため、戦うことにしましょ?」
覚悟が!深い!!
「ええ、いきますね、先輩」
とどめは、マヌエラにはさせないので……先生が選択の責任をとるので……。
「先生と殺し合うのが運命だというなら、やっぱり女神なんてろくでもないわ」
先生もそう思う!!!!!!
「もし貴女が勝ったら……せめて苦しませずに死なせて、ね?」
ばーーーーーっかもん!!!!
一撃で終わらせるよ。先生支援会話上げで…………鍛えてるんで……。
いつか屋上に呼んでくれたドロテアを殺すよ。
「エーデルちゃん、ごめんね……。もう私には……」
エーデルちゃん!!!!!!!
エーデルちゃんの味方のドロテアがいてくれてうれしい。
隣にいないのか、そっか……。
ヒューベルトはどんなときでもブレなくて信が置ける。
ディミトリが最後の戦いに向けて、みんなに話している……みんなをまとめてる……うわーーーーッ!よかった、よかった。
フェリクスの「猪は猪らしく、後ろを振り返るな」がディミトリとフェリクスの最上の関係という感じですごいグッと来た。
エーデルガルトどうしたの?!なんか有機的な良くない音がするんだけど?!
なんか途中で変貌、とか、しないよね、大丈夫だよね、ディミトリと戦うときだけボーナスステージとか、こわ、こわい!!!!!!
なんじゃラスボスみたいな、カットインは!!!!
いやラスボスだけどそういうことじゃなくて?!?!
エーデルガルト?!ラスボスみたいな変身してない?!
なんていうか、これは、ディミトリと共に行く物語のラスボスは、エーデルガルト、なのかなあ、そんな気がする。
翠雨の節「短剣の誓い」
タイトルで、刺すな!!
エーデル!!!!!!ガルト!!!!!!!
えっ。エーデルガルト?!魔王、みたいな、ビジュアルに、なって。
最初5年後再開したときもずいぶん、ラスボスっぽい見た目になったとは思ったけど、これはバツグンにラスボスだよ。目が赤いものな?!眼球黒だもんな?!
しゃべるとき口が動かないので、なんだろ、精神でしゃべってる感じ??ひとをやめてしまっていない?!
BGMが!!!!フレスベルグの少女!!!!!
フレスベルグの少女の多様性やめよ?!ここでフレスベルグるのはわかるけどフレスベルグはやめてほしい冷静に戦えないので。
エーデルガルト、すべての技能がEで炎の紋章の力だけ装備しているの、ほんとうに人間やめている。
純粋に疑問なんだけど、そのフォルム出し入れできるの??
その姿で執政難しそうな気がするので……いや今思うことじゃないと思うけど……。
というか帝国のみんなをスカウトしなければ最後の戦いでエーデルガルトはひとりじゃないと思ったんだけど、学友がひとりも!!!!いないじゃん?!?!いや、これを選択したのは先生ですが。学友を殺したのも先生ですが……。
異形を見届けて「哀れみはしない」って言ったディミトリに成長というか変化を感じました。
というか今まででいちばんエーデルガルト戦大変だった気がするね?!
今までは本気出してなかったの……??
ムービーが!!!!違う!!!!
たあああああああああ短剣!!!!!!!!
短剣!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
終わりが、美しい、二人…………。
「エル」って呼んだことと短剣がそれぞれの答え。
ディミトリがとどめを刺せて、よかった。
エンディングの気配!!!!!
やっぱりラスボスじゃん!!!!!
あれっ、大丈夫なの。いつも終わりにしれっと倒しに行くやつを倒さなくて大丈夫??そういえばヒューベルトの遺言もないし……ディミトリと共に行ったために、やつらの脅威を防ぐことかなわなかった、みたいな、そういうの、あったら怖いな。もう平和な世が欲しいよ。
ディミトリ支援度S
「……なあ、良い夜だな、先生」
ディミトリに口説かれそう。学生時代は女神の塔でも全然だったのに。
初恋の終わりが劇的なので、先生は忘れてくれとは言えない。
彼女を思い出しながら先生と未来を歩いてくれないだろうか??
ベレス大司教になったのか~。そういえばファーガスの王にならないの初めてかもしれない。
指輪を!!!!渡されて目を丸くしたまま絶句なベレスかわいいね!!!!
何も言ってくれないので不安になるディミトリもヘタレでかわいいね。かわいいな二人とも?!
「嫌なら、嫌と言ってくれ。その時は、素直に諦めよう」って台詞ばつぐんに女心わかってなくて好き。
ベレス、指輪を差し出してからの
「結婚しよう」
「先を越されたから……」
の二択すごい破壊力ある。
リードしちゃうベレスも、乙女なベレスも両方存在するの夢がある。
個人的に「結婚しよう」が清々しくかっこいいと思ったので、「結婚しよう」で!!
おまえさんも目を丸くして固まるんじゃないよ!!
似たもの同士みたいな夫婦漫才やめよ。まだ早いよ。
一枚絵のディミトリの顔がやさしいので、よかった~~~~~~!!!!
ここまで長かった、ディミトリを近いと思えてよかったよ……もう遠くに行くなよ…………。約束だぞ…………!!!!!!
エンディング
カトリーヌ
カトリーヌがレアの隠居に付き合ったというのが好ましい。何気にレア生存ルートが初めてだと思うんですが?!?!レア……。
ヒルダとバルタザール
結婚おめでとう?!?!ここの関係かわいらしかったから。
バルタザールの借金が戦争でほぼうやむやになっているの笑っちゃう。
バルタザールとホルストが戦って勝ってヒルダをもらっていくの、漢の生きざまエンドだな~~!!!!
アネットとギルベルト
よかった!!!!!!家族の姿を取り戻したことにめちゃめちゃ安心しました。
それぞれの人生なので、決断によっては戻らなくても良いとは思うんですが、お互い家族として過ごしたいと思っているんだから、やっぱり家族が笑いあえて最高だ!!!!!
ユーリスとハピ
意外な組み合わせが来たよ!!!!
ユーリスが「薄闇を統べる者」なのめっちゃいい。
フェリクスとイングリット
おめでとう!!!!ここは見たいと思っていました。
イングリットをかばってフェリクス利き腕の自由を失ったの?!?!しれっと書くけれども?!?!
メルセデスとコンスタンツェ
姉妹な二人が来ましたか!!!!
《二人は生涯を通じて、友情を超えた敬愛と親愛で結ばれていた》
おめでとうございます!!!!
ドゥドゥーとアッシュ
ドゥドゥー、ダスカー料理の店出すのびっくりだな?!って思ったけど、ディミトリに生涯仕えると思っただけで、料理人自体はめちゃ向いているね。
ご飯で融和、強すぎる。ごはんは最強。
ベレスとディミトリ
《激しく議論を戦わせることさえもあった》のくだりにとても安心を覚えた。
遠乗りに行くベレスとディミトリは絵になるというか宗教画になるので大変なことですよ。イグナーツに頼もう。
王国編を終えて、感想
トータルで見るといちばんしんどかったように思います。
(瞬間最大風速は一週目でエーデルガルトが突如敵対、からの選択を迫られた瞬間なんですが)王国編はじわじわ雲行きが怪しくなって、主軸のディミトリが精神を病むという部分で精神的にきました……。
王国編が一週目のひとけっこういそうだなと思うんですが、みんな大丈夫だったんだろうか??こんなに精神ガタガタになるって知らずにこのルートに足を踏み入れるの大変なことだよ!!!!
ただ、王国編が一週目だと物語の流れをきれいにつかめそうだなと感じました。
教団のように平原でハブにされませんし、金鹿ほど明るさを保たないので。
クロードはエーデルガルトやディミトリに個人的な感情というものがないので、フラットに物語を見つめるのには向いている気がします。金鹿は金鹿で大変なこといくらでもあるんですけどね!!!!それを思わせない、深刻になりすぎない心。金鹿好き。
いつもエーデルガルト戦後に屠る敵のくだりがないのが、含みのある終わりで好きです。これからもしかしたらエーデルガルトに手をくだしたことを後悔するかもしれない事態が起こりえる、けどきっと未来は明るいだろうという絶妙さがありますね。
ともあれ、エーデルガルトとディミトリの美しい決着が見られる王国編、プレイしてよかったです!!!!
ディミトリとエーデルガルトについて
関係性として、とても好き!!!!短剣深々刺さってます。
わかり合う可能性を物語の中で丁寧につぶしていきましたね……。
最終戦の前に話し合いの場があり、なおかつ決裂する二人が好きです。
もっと話すことができていたら……という流れを許さない絶対的なわかりあえなさ!!
最後のムービー、とても良かったです。
ディミトリはやわらかい笑顔で迷いなく手を差し伸べられるようになれましたし、エーデルガルトはそんなディミトリに迷いなく短剣を刺せるようになったわけで、二人とも幼少期から変わっていき今がある。それを美しく表現されていたなと思います。
そして今回もエーデルガルトの最後の表情は写さない、ということで、それを見たのは殺した者だけ、という塩梅……。
手を差し伸べられたエーデルガルトの表情、すごい虚ろな気迫がありました。
あの表情はぞくっとする。
二人の終わりとして最高でした。
お互いへの話し合いも済んでいて、涙を誘う余地を与えず、結果だけがあるという別れがきれいでした。
これまでのまとめ、感想
三週目終わりました~~!!一週目始めてから一年経ってしまったので、ビビッています。ほんとに?!
ここまでの道のりが長すぎますが、これで悠々とエーデルガルトの手をとりに!!!!行ける!!!!もともとエーデルガルトと一緒の未来を歩もうと思って始めたのに、この道のりにけっこう驚いています。
余談ですが、三週目クリア後にレアの支援度S条件を調べてしまいました……。
いちばん可能性があるのがこのルートだと思ったので、さすがにアレ?と思って……。
……教団ルートじゃないと発生しないんですね…………!!!!!!!
それは…………それは、わかる!!!!!!!!!!!!
わかる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの終わりとても美しくて最高だったんですが、つまりレアも級長同様、そのルートでしか手をとれないというわけですね!!!!!!!!
めちゃめちゃいい!!!!!!!!!!!!!!
でも…………。
そっか~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!
なんてこった~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!
一週目は……エーデルガルトと共に歩む気満々で、あまり教会におもねる選択肢を選ばなかったので………………好感度低かったんですよね…………………あんなことになると思ってなくて…………………。
教会を選んでなおかつ好感度も上げて、いちばんにレアを選ばないと支援度Sにならないレア好きだ~~~~~~!!!!!!!!!!!!
………………ともあれ、満を持して、エーデルガルトと共に覇道をゆきます!!!!!