【ファイアーエムブレム風花雪月 プレイ日記29】騒がしいストーリー感想
あくるめくるです。
エーデルガルトとディミトリにかき乱されっぱなしです。
ここは実況的にストーリーについて騒いでいる感情置き場です。3週目なので全体的にネタバレを多分に含みます。これからプレイする予定の方は閲覧非推奨です。勢いで書いているので、勢いで読んでいただければ幸いです!
1週目で黒鷲の学級の担任をして教団の手を取り、2週目は金鹿の学級の担任をしました。3週目現在は青獅子の学級で担任をしている途中に、灰狼の学級と交流しました。女主人公ベレスです。
前回
青獅子初回
金鹿初回
黒鷲初回
飛竜の節
コンスタンツェが料理下手なの安心と信頼がある。
コンスタンツェ格闘が隠れた才能なのめちゃくちゃわかるし、拳を唸らせるお嬢様を見たいでしょう。あれだけバルタザールを馬鹿にしていたのに、バルタザールと拳を突き合わせて練習するコンスタンツェ見たい。
バルタザールの隠れた才能が!!理学!!!!恐ろしく頷ける、首肯が止まらない。
そうなんだよ、馬鹿じゃないんだよ、バルタザールは熱く賢い男なんだよ……ハッピー……。
ユーリスの隠れた才能が弓なの、トリックスターの申し子。
ハピは斧が隠された才能なの、隠されてなくて好き。いちばんシンプルに脳筋を炸裂させているのは、実はハピなんじゃ……ハピは賢いし情があるけど、おざなりな感じがあるから……。
お嬢様なコンスタンツェに是非に草むしりをしてほしいと思って、ハピと一緒に行ってもらって、さあどんなふうに嫌がるかな〜〜って思っていたら日差しの下でネガティブモードになっていてめちゃくちゃ卑屈かましていた!!その仕様忘れていた!!
ハピがネガコニーの扱いに慣れている……。
日向と日陰で行ったり来たりなコンスタンツェかわいいし、「わたしのせい」を認めるコンスタンツェ、聞く耳があるお嬢様。いい大人になる。わかる。
ユーリスとバルタザールも草むしりに肯定的というか、バルタザールの「これがなかなか体幹に効くのさ」って言に対して「お前が言うならそうなのかもしれねえなあ」って言うユーリス、バルタザールに対して信頼があつい。
外伝「弱き者の戦い」
ドゥドゥーにとってディミトリが得難い君主なのだと丁寧に描写された外伝。
ドゥドゥーはディミトリに賭けると覚悟を持って決めたし、そんなドゥドゥーを見て同胞は心動かされ、有事の際に力を貸してくれるってわけなんだな?!?!ってダスカーの騎士団が追加さてはしゃいだ。
外伝「許し難き行い」
「主が許してもハピが許さないじゃん」ってハピ大好きになってしまう。
「バルトのくせに意外と考えてるじゃん」ことごとく頭の巡りを侮られているバルタザール……。
「ガーディ」!!えっハピの呼ぶエーデルガルトの愛称ってガーティなの!!!!かわ!!!!いい!!!!!
前にエーデルガルト、エルってパパ上に呼ばれていたんだよな……。愛称で呼ばれる系炎帝。
そんなエーデルガルトを「エーデルちゃん」って呼ぶドロテアのこと、大好きだよ、あの炎帝を孤高にするな。
倒した相手モニカのパパ上じゃん!!!!モニカもすでにモニカじゃなかったとはいえ手にかけてしまったし、「恨みに思う」理由はあったんだよ……。
課題「グロンダーズ鷲獅子戦」
ベレスの「余裕だ」で好感度が上がり、「何千人だろうと俺だけで蹴散らせそうだ」に「心強い」を選択するとまた好感度が上がるディミトリ、少年の輝きがまだ心にあるのでかわいい。「心強い」の時に周りにキラキラが舞うベレスかわいい。ディミトリと歩むベレス、新米教師のかわいさがある。
ディミトリとエーデルガルトの声かけが、どちらも「みな」なの非常に刺さる。
初めてエーデルガルトにベレスで向かってみたんだけど、「私の前に立ち塞がるなら、その血がすべて流れ出るまで切り刻んであげる!」とか言われて「……………………。」ってベレスと一緒に絶句していたら「……少し雰囲気を出してみただけよ。いざ、勝負!」って悲しげな顔で言われたのでもうなんか駄目。
悲しそうに!!!!するんじゃない!!!!!もう!!!!!!!!
ディミトリVSエーデルガルトでディミトリが言う「昔は想像したこともなかった」とか「君との戦いは、気が滅入って仕方ない」の味わいが前と違う。
あと帝国のみんなをスカウトしていないので、バチバチにみんなと戦える。
ディミトリVSクロードの、
「よ、王子様。俺に商品を譲ってくれるなら、勝利の栄誉はお前らに譲ってもいいぜ?」
「お前、何をふざけたことを! ……と、俺を怒らせるのが狙いだな?」
「はは、バレちまったか。仕方ない。正々堂々勝たせてもらうか!」
の会話、好きなところしかない。えっ学友の雰囲気に溢れている。めちゃくちゃ好き。
互いをわかっている感じがすごい。学校生活も後半だからこその会話。
エーデルガルト!!!!
「貴方たちのことだから、どうせ真正面から来るものだろうと思っていたけれど……」
「評価を改めなければならないわね。流石だったわ、ディミトリ」!!!!
まっすぐに讃えてくれるんじゃん…………ここの関係性も変わったのか…………せっかく……いい空気になってきたにな……。
この戦いの経験が活かされる日が来ないよう祈るばかりのクロードに対して「私は構わないわ。いつでも受けて立つ……なんて、冗談よ」とかエーデルガルトが言うので、先生傷口が開いた。
構わない、って冗談で言いながらマジで戦争起こすし、でも「構わない」わけじゃないからやっぱり冗談で、は????どうしてそういうこと言うの????
「笑えない冗談だな」って言うディミトリに頷きしかない。馬鹿ッ!
ディミトリに最初の頃先生が怖かったってカミングアウトされてしまったんだけど、「笑ったり、怒ったりしないし、かといって感情を抑えているようにも見えなかった」という発言には唸ってしまった。
いや、そうだよね。笑ったり怒ったりしないのが怖いんじゃない、感情が見えないことが怖いんだよ。
でも感情を抑えているわけじゃなくても、感情あるので、勘違いされて傷つくこともあるので〜〜ッ!!!!人間が難しい。感情を表すのも才能、先生その才能はない。
「人間らしさを感じなかった」グサッ!!
まあ!!バッチリ人間ではないしね!!!!だが傷つく!!!!
「傷つく……」
「今は?」
あっ普通に「傷つく……」が選択肢にあるんだ、かわいいなべレス。「傷つく……」がシュンとしててかわいい。
今は人間らしい顔をたくさん見てきた、ということみたいだけど、それはソティスの縛りがなくなって感情が発揮されるようになってきらからだもんな……。表情、やはり人間関係の形成に外せない要素……感情表現の才能がない先生にはシンドイ世の中なんだけどディミトリ王子でしょなんとかして。
「なーに2人していちゃついてるんです。俺も混ざりたいなあ。いいですよねー?」
シルヴァン〜〜??茶化すなよ????多分ディミトリ、まだ先生ルートに入ってないんだからさ??先生5年後本気出すから。本気でディミトリを落としに行くから。
ていうか、これ多分ベレスが女だから出てくる台詞だよね??ベレトだとこうはならないっていうか、差分が細かい……。
ドゥドゥー、シルヴァンの軽口にマジギレしててちょっと面白い。
えっみんなめっちゃ褒めてくれる。泣きそう。卒業式か????まあ卒業式はできないんでね!!!!積極的に卒業式の気分を味わっていきたいよね!!!!
赤狼の節
あああああ?!エーデルガルトと密会していた人が急に登場したが?!?!
「アランデル公」??「姪の姿も見ておきたい」!!やっぱり叔父上じゃん!!炎帝とヤバイ会話をしていたけど、あれは中身エーデルガルトとわかって会話しているわけじゃないのか……??
「義理の甥」??????うん????待てよ?????前にちょっと思ったみたいに、エーデルガルトと義理の兄弟な感じなのかディミトリ????
貴族が近隣の国の人と結婚するのは当たり前だし、それはいいんだけども……だめだ脳内で家系図が描けない、誰か相関図を!!!!脳筋采配しかできない先生に図解を!!!!
アランデル公、摂政なんだ……摂政と現皇帝と次期皇帝がガッチリ結びついてるなら、もう、一連の騒ぎも磐石だなって。
叔父上が黒髪なら、エーデルガルトももとは黒髪かな〜〜はあ〜〜幼少期の肖像画見せて。
継母の兄か。なる、ほど、ギリギリまだついていける。
え、え??ディミトリの継母がエーデルガルトの実母なの?!?!?!?!一気に理解の外に突き放されたが?!?!?どういう?!?!
「この話は追々するよ」
今 し ろ。
キレるよ先生。キレた天帝の剣だよ。
これは説教じゃなくて先生の人間らしい感情の爆発だよ。
は?????今その話をせずにいつするんだよ???????おまえたちが義理の姉弟なのはわかったが??????他は何もわからないが?????
ディミトリが叔父を探っていたのは、ダスカーの悲劇について思うところがあってのことかな……。
でも、支援会話でディミトリと継母は仕草が似ているって言っていたから、実母……かもしれないとは思うんだよな……だとしたらバッチリ兄弟ですが…………。
ていうか実母と立ち振る舞いが似ている義理の弟をどういうテンションで見てるわけなのエーデルガルトは???わ、わからん、こんなにプレイしているのに!!五体投地!!!!!
ルミール村!!!!
「殺せ。1匹たりとも逃すな。四肢をもぎ、首をへし折ってやれッ……!」
ディミトリが闇落ちの兆しを見せた。敵に対して容赦というものがまったくない男……先生が……先生がなんとかしないと……。
星辰の節
独断と偏見でイングリットに踊ってもらったけど、先生の目に狂いはなかった。
帝国がドロテアを繰り出してくるのあまりにわかる……プロで勝負してくる感じガチで取りに来てるな。ウチのイングリットが一番輝いてますが。先生が手ずから指導したんでね。傭兵上がりなのにね。
舞踏会で恒例の夜風にあたりタイムが来たけど、ディミトリに対して
「エーデルガルトと踊らないのか?」
「クロードと踊らないのか?」
の二択で迫るベレス鋭い切り口。
子どもの頃にエーデルガルトから踊り方を教わった?!?!いよいよ幼少期が謎なのでさっさと白状してくれ?!先生の妄想が荒ぶる前にトドメを刺してくれ。
一年と少し、友人だったの?!えっ!!やばい。
何がどうやばいって、ここまでの道のりでそれを感じさせなかったエーデルガルトがやばい。マジか。あの子マジなの。うわ。
幼い頃、互いの身分も素性も知らぬまま出会い、親しくなるという二人、あまりにもお伽話だし、英雄譚の序章……。悲劇が……美しい……。
網目を縫うように二人のデリケートな事情に足を突っ込まずここまで歩んでしまったので、満を持して語られた感がある。
多分帝国ルートと王国ルートをワンツーでプレイすると、王道に息を呑みながらノンストップで悲劇を味わえる……教団ルートから同盟ルートにサイドストーリーと、めちゃくちゃ遠回りしたために、この事実を知るのが最高に遅くなった……。
エーデルガルト、昔から気難しいわがままで通していたんだ……変わらない気高さだったんだ……。
唐突な過去の一枚絵に刺された。
えっっっっっか、わ、いい!!!!!
茶髪かあああああエーデルガルト地毛何色問題鮮やかに解決!!ツインテなのに幼さを感じない絵の力スゴイなにこれ。
ディミトリ、「エル」呼びじゃんか?!?!気弱!!!!ディミトリ気弱!!!!二人ともあんまり幼少期と性格変わんないんだな????
「なあ先生。今考えても情けない話なんだが、俺は彼女への餞別に、何を渡したと思う?」
短剣でしょ!!!!!!もう割れてんだよ完全に!!!!!!
シルヴァンとの支援会話でなあ!!!!!
話が前後しちゃうけど、もう先生わかってんだよ、もうやだ、支援会話だけなら大丈夫だと思ってたのに、メインストーリーでも語られるんだったら短剣もう出てくるでしょ。
戦場で短剣を見つけてエーデルガルトを殺せないディミトリ???????嫌な幻視をした!!!!!!!!
剣は「未来を切り拓くもの」で、「望む未来を切り拓けるように」という願いを込めて短剣を渡すディミトリ………………うわ…………なんて鮮やかな悪夢…………エーデルガルトは願い通りの人となって、ディミトリに刃を向けるんじゃん……………なんだこの二人…………先生どうしたら……。
「あの時の少年のことなど、彼女はもう忘れただろう」
いや!!絶対最悪のタイミングで短剣が!!!!!!出てくるから!!!!!!!
エーデルガルトはファーガス言葉足りない王決定戦第2位の女だから!!!!(1位はレア)いつだって美しい悪夢を届けてくれる女だから!!!!
ていうか、もう終わった関係のようなほのめかしを受けているけど、これから塔に呼び出しを食らうと思うと先生の心境は微妙。ディミトリ、ちゃんと先生ルートに入ってくれるか????エーデルガルトのこと引きずらない????恋愛の分が悪いよ今回。
「お前とずっと一緒にいられるようにだとか、そういうことを願うべきだったのか?」ディミトリ〜〜!!!!今の台詞で確信したけど、おまえ女泣かせてるな。先生にはわかる。シルヴァンと別の道で女を泣かせている。とんでもないな王国のたらしたちは。
ここまでの道のりで、ディミトリの心にずっといるただ1人の少女に勝てる気がしない………先生頑張って魅力のパラメーター上げるわ……お安くない……。
ディミトリのキラキラな発言に対して「……?」って首を傾げてしまうベレス、鈍感な傭兵でかわいいし、「冗談に聞こえない」でちょっとムッとしているのは傭兵でも先生でもなく乙女なのでかわいい。
復讐に生きているので未来の約束はすべきじゃなかったみたいなこと言っているディミトリにはパンチとキックだな。
そういう枷がなあ!!!!!!いざって時に命を繋ぎ止めてくれるもんなんだよ!!!!!!見てな!!!!!おまえを生かして見せるからさ!!!!!!
ジェラルト亡き後、級長がベレスに会いに来るくだりになったけれども、
ディミトリが「立ち止まらずにいられる者だけが、強い人間だとは思わない」「立ち止まって、死者を悼むことができるのも人間の強さの一つだと……俺はそう思う」って言われて、エーデルガルトとの対比に立ち尽くしてしまう。
エーデルガルトは、
「だから私は、貴方と共に泣いたり、貴方と共に立ち止まったりするつもりはない」
「私にできることは、私が前に進む時に、貴方に手を差し出す……それだけよ」
って言ってベレスを鼓舞した。ディミトリの言う「立ち止まらずにいられる者」こそエーデルガルトなんだよ。
ディミトリの心には常にエーデルガルトがいて、思い起こしながら発言しているんだろうと思う。そのうえで、ディミトリは別の信念に殉じている。復讐に生きると決めたからこそ立ち上がれたんだ……。過去回想で、「仇をとってくれ」というようなことを父親に言われていたし、こういうお話でよく言われる「それを死んだ人が望むと思う?」みたいな発言はお呼びじゃない。そういう甘い退路がないところが鮮やか。風花雪月好き。
「先生が成すべきことは何だ?」って暗に復讐のことを言って「先生の中ではもう心は決まっているんじゃないのか?」って問いかけられるけど、ベレスは胸中をはっきり言葉にしないという流れ好き。
守護の節
例の敵の密会!!!!ディミトリ見ていたの!!!!最初から修羅場。
「復讐の時だ」
「奴の名は?」
ベレスも選択肢が荒んでる……写し鏡のようなベレスは、ディミトリの隣を歩むことで確実に復讐のベクトルに感情を向けている。
ここでタレスが「すべてはおぬしが力を得るためにやったことではないか」って言っちゃったから、ディミトリはエーデルガルトをダスカーの悲劇に組したと思ったのかな……。
一応途中まではエーデルガルトの隣で歩んだ者として考えると、ダスカーの件でエーデルガルトにとっても大切な実母もみんな燃えてしまって、実験の結果炎の紋章を得ることになったんだと思うけど……エーデルガルトの炎で燃えたんだとは思う……。
故意ではないと思うけど、言い訳をいまさらにするエーデルガルトでもないし、戦場で詰問されたら、「私がやった」くらいは平気で言うだろうな……敵ばかり作る子……。
「あの短剣は……」
「短剣?」
ああああがあああああ!!!!!!
フラグ回収が!!!!!!!早い!!!!!!!!!!!圧倒的な速さ!!!!!
え、うわ、なにこれ、王国ルート、ここでエーデルガルト=炎帝って気づくようになってるの?!?!?!ひどいことするな!!!!!確かに一週目でもここら辺で気づいたから、ここらで気づいておきなよみんな、っていうことなのかもしれないけど、えっ?!こんなに早く短剣出してくる?!?!
王国編が一週目だった人がどんな感じだったのか知りたい……。
マヌエラの、「ジェラルトさんを刺した武器の話よ」「短剣って話だったでしょ? ただの短剣じゃないわね」ぞくっとした。今までと味わいが違う。
「鉄でも鋼でもない……高い硬度と鋭さを兼ね備えた謎の金属、のはずよ」
安心した。これで使われた武器がディミトリがプレゼントした短剣ではないってことだと思うから。
そんな思い出の短剣で父親殺されたくないよ先生……。
「お前の望むままに槍を振るおう。お前の望むまま……誰だって、殺してやる」
ディミトリ、エーデルガルトと真逆に覇王になろうとしている……闇落ちの時が近い。
「力になれることがあれば言って。それが復讐でも……力を貸すわ」
エーデルガルト……落とし物しなかった……? いや、白い手袋じゃなくて………………。
アビスの番人が「あれ、ちょっと元気ないですね。何かありました?」ってベレスの機微に気づくのどきりとしてしまったし、「俺でよければ、相談に乗りますよ。金の話じゃなければね」とかお茶目に言われて、グラッと来てしまった先生は。
いけない門番というものがありながら!!!!
番人も、自分をわかって、はっきりしっかり生きているふうなので好きなんだよ……自分を生き切っている人が好き……。
どのみち一緒にはなれない定めだから。システムに阻まれ続ける。
開口一番に「よう、もう立ち直ったのか! 泣いてたって始まらねえもんな!」って豪快に言うバルタザールと「バルタザール、無神経すぎますわよ? もう少し優しい接し方があるでしょう!」って言うコンスタンツェ、ラブだ。
「そういう話を傷ついてる本人の前でするお前も、だいぶ無神経だと思わねえか?」って切り返すバルタザール、震える。その言葉を受け止めて「うっ……先生、失礼しましたわ。まずはその、お悔やみ申し上げますのよ」ってしおらしくするコンスタンツェも愛おしい。本当に、コンスタンツェは聞く耳がある。
この二人には無神経でいてほしいというのが先生のわがままなので、こういう二人を見ていると元気出る。そういう言葉がどうしても受け付けないような心境だったら、そもそも行かないと思うんだよ。ベレスがここに来た時点で、元気なバルタザールとコンスタンツェが見たかったんじゃないかなあとか思う。めちゃくちゃ元気出るでしょ、近くにこんな人たちいたら。ガッツ湧くでしょ。
ユーリスが「あんたにとってジェラルト殿は、唯一の肉親だったんだろ。 ……つらかったな」って言ってくれるので、本当にユーリスは大人の中でずっと生きてきた少年なんだなって痺れる。
「つらかったな」という言葉、様々な経験がないと出ない言葉だと思うので……。
「悲しんでる暇はねえ、なんて言わねえよ。親が死んだ時くらい好きに泣いとけばいい」
「ただ、やられっ放しで泣き寝入りするような腑抜けには、なるんじゃねえぞ、先生」
ユーリスの生き方が言葉に詰まってる。こういうユーリスだから、日陰者の集うアビスでリーダーとして君臨しているんだ。
「つらそうじゃん。ハピにはたぶん、気持ちわかんないけど」
「けど、何か失う度に絶望してたら、生きてくの大変だし……」
「ハピみたいに諦めちゃうのもいいじゃん? キミは、絶対に諦めないだろうけどさ」
ハピ!! ハピの人生観が好きなので、先生はこの励ましに勇気をもらった。
ハピは諦めることでなるべく傷つかないことを選んだ人だけど、「諦めた方がいい」って言わずに「諦めちゃうのもいいじゃん?」って言うの大好きだし、「キミは、絶対に諦めないだろうけどさ」って笑うので、もう、好きだよ……。
張り詰めた時に、「逃げ道だってあるよ」って言ってくれる人は貴重、逃げ道があると思うから前に進める時があるじゃん……ハピの大好き指数が上がりまくる。
ハピ、諦めた人がいの一番に行う「溜息」がつけないの、ままならない感じがあってグッと来る。
支援会話
メルセデスとコンスタンツェC
ザ・幼なじみ!!!!!!!!!!
え、ええええええ。
メルセデス《お姉様》…………。響きがいい……。
エミールも面識があるっぽいんだけど、これ以上死神騎士戦を重くするのやめてほしい。
魔法学校の元生徒としては後輩だからコンスタンツェを「先輩」って呼ぶメルセデス魔性。「垂涎の響き」って形容されるのわかる。
学園生活において、日陰日向の弊害がすごい。自分で飛び出していってもなってしまうの。
後ろ姿だけで「何かあったの、コンスタンツェ」って声をかけるメルセデス、人の気持ちの動きを察する能力が本当に高い。
メルセデスがノリノリのコンスタンツェと懐かしく話していたということは、明るい方が幼少からのもので、ネガっている方は家のゴタゴタでアビス住まいになってから身についた一面か……。
マリアンヌとディミトリB
うわっ「一緒に死んでやれなかった」といつも悔やむマリアンヌの心情を言い当て「俺もお前と同じだからな」に繋がるディミトリ!!
ここ、そういう繋がりなの……仲良くしてほしい気持ちが強まった。
「マリアンヌこそ、俺に近づけば不幸な目に遭うかもしれないぞ」ってディミトリが微笑んで、マリアンヌが「ふふっ」って笑うので………………ディミトリ、おまえもマリアンヌを笑わせることができる男だったのか……。
ディミトリとメルセデスB +
継母とディミトリって、仲が悪いという訳でもないけど近付き難い感じの雰囲気もあったって感じかな。
「……もう戻れない過去の思い出は、時々、言葉にして、懐かしんであげないと」
ディミトリとラファエルB
「筋肉痛だ」のディミトリのキメ顔笑っちゃった。タメにタメた。
ラファエルはディミトリをギャグ時空に放り込める力強さを持っているので、たまにディミトリと話して闇を払って。
「……筋肉も、裏切ることはある。覚えていてくれ、ラファエル」
キリッと憂い顔で言う!!
ディミトリとイングリットB +
民や兵や騎士に、自分のために戦って死ねと命じられないディミトリは、「人の上に立つには甘く、優しすぎます」ってことなんだ。
「死ね」とハッキリと言えるのがエーデルガルトなので……仲良くできないな。
そういうディミトリだからこそお仕えしたいイングリットがいて、ドゥドゥーがいて、だからディミトリは王になるんだ。
シルヴァンとディミトリB
ここのふたりの感じ本当いい、好き。
「たとえ同じ口説き文句でも、真面目な奴の言葉ってのは、本気で取られちまうもんだ」
不真面目代表、語る。
「ああもう、どうしたらいいんだ俺はッ」の「ッ」笑ってしまうから。シルヴァンといるディミトリ、ちゃんと学生している。
ディミトリ昔好きな子に短剣あげてる、やばい、わんぱく女心わからないアタックかましてる。
え、エーデルガルトにじゃないよね、やめてよ、勘弁してよ。
時間がなかったってなに、「話を聞いたその日に国を発つと言うから」
なんで微妙に掘り下げるの、え、やめてよ、短剣持ってるエーデルガルトとかやめてよ、それがわかるのが戦場とかやめてよ????先生もう大概の地獄は見たからね????取り越し苦労でいさせてくれよ????
「……もっと俺たちを頼っていいんです。あ、俺が困った時には殿下を頼らせてくださいよ」
シルヴァンのこういう気づかいがさあ〜〜??ディミトリと相性バッチリだからさ!!!!先生が女なばっかりに、毎度ディミトリからシルヴァンをかっさらってしまったこれまでの旅路をやや申し訳なく思う。というか、1週目から幼なじみ全員スカウトしてしまっていたし……ディミトリの側には幼なじみが必要なのに……すまない……。
ディミトリとカトリーヌB
昔剣が苦手だったディミトリ〜〜!!力任せに振り回してへし折ったとか、猪じゃん。猪だよフェリクス。
ずっとカトリーヌの背を追ってきたディミトリ……。短剣あげてないよね?!?!おまえの女性関係がもう先生にはわからん!!まあ生徒の女性関係なんて先生が把握している必要ないけどね!!!!この学園、恋愛を通らないわけにはいかないので。
ディミトリとハピB
ディミトリと継母が言動とか似てるって……なんか継母に対して今のところ悪いエピソードがない。「少し嬉しい」ってディミトリ言っているし、継母との関係良好なんだ。そっか〜〜。「育ててくれた人」だもんな〜〜。
ハピとバルタザールC
ハピに息抜きさせてやりたかったバルタザール最高じゃん…………。
コンスタンツェとユーリスC
靴を舐めるということに関して「そんなことで……?」ってめっちゃ舐めるのが楽みたいな思考回路のコンスタンツェ、恥という概念がないのかもしれない。
ベレスとユーリスC
「不安だ」で好感度上がるんだユーリス……。同じ気持ちだから……。
ベレスを「信用」しているけど「信頼」していいかはわからないユーリス、いや好きだな……。
バルタザールとベレスC
「ちっとばかし、金を貸してくれねえか」
え、嫌です。
嫌っていうか、駄目だよね。生徒に金を貸す先生ってもう字面が良くないもんね。
「今節もカツカツだ」
「断る」
二択どうした?!?!
そんなん「今節もカツカツ」に決まってるじゃんか!!!!皆まで言わせんなよ!!世界の命運を背負いつつもわりともらってないよ!!!!!
キリッと言うベレスも笑っちゃうし、カツカツで好感度上がるバルタザールも笑える。同胞を見る眼差しになってるのか……お互い苦労するなみたいな……。
「働こう」キリッ!なベレスかわいい。
働いても借金返済に当てられてしまうバルタザール、本当に首が回ってない……漁船とか……どう……?
フォドラを出るしかないのかという発言に対して
「去ったら寂しい」
「気をつけて」
の二択になるベレス大好き。去る者追わないベレスを垣間見た。
個人的にバルタザールが去るのは普通に寂しいので、「去ったら寂しい」にするけど。
「おっと……言わせたみたいで悪いな。ただの軽口だ、わかってんだろ?」
こういう言葉が返ってくるからバルタザールのこと好き。
いや、軽口に軽口を返すのもウィットに富んだ会話として正しいんだけど、こういう軽口の中にある本心を見逃してすげなくするのも、先生は嫌だからさ……先生ここの生徒の冗談にはもう冗談を見いだせないのよ……身構えちゃうのよ……。
ハピとベレスC
ハピの「どんな場所でも生きてけるってゆーか、何でも平気だって顔、してるよ?」という、見る角度によってはまあまあひどいコメントに対して「ありがとう」が出てくるベレス、なんか、そういうとこだぞ!!!!って背中バシバシ叩きたい気分になる。
コンスタンツェとベレスC
見ていただけで「私に見とれていたのですね?」「仕方のないことですわ」って言い切るコンスタンツェ大好きだし、「違う……」って呆れるベレスも好き。
「傭兵の身で私を教え導こうなど、片腹痛いですわ!」って、それ、最初からもうずっと思ってたんだよ。言ってやって。もっと言ってやって。無理があるからレアのこの采配。
「私が貴族に戻った暁には、貴方を薄給でこき使ってあげますわ!!」
聞いてコンスタンツェ。先生「今節もカツカツ」なんだよ。先生はいつだって薄給でこき使われてるし、フォドラを救ってる。世知辛いんだよ!!!!
「必要ない」
「面白そう」
いつだってベレスはお茶目なんだからなあ!!
バルタザールとヒルダC
親友だから金の無心なんかで関係を壊したくないという格好良さ披露したけど親友の妹には全然金貸してって言っちゃうバルタザール。ヒルダにとってバルタザールが幼い日の勇者様なのドキドキするし、「幻滅ってこういうことを言うのね〜」ってバッサリと切り捨てられているの清々しい……。
ユーリスとコンスタンツェB
コンスタンツェ、靴を舐めて頼めば貴族は言うことを聞いてくれると知って、ためらいなく自分の靴を舐めて試してみる実行力と、「美味しくなかった」という理由で靴を砂糖菓子にする魔法を編み出す感じ、ぶっ飛んでいて大好きだな……。時代がコンスタンツェに追い付いていない。
コンスタンツェのすごいところは、おいしければいくらでも靴を舐められると思っているところだよ……本当に恥の概念が危ぶまれる……。
「お前って……馬鹿?」
ストレートにユーリスが射貫く!!
ユーリスが丁寧に靴を舐める行為に対して説明しても、「!? そんなことをされて喜ぶ方が、存在するんですの!?」ってマジびっくりな感じで言うからコンスタンツェ大好きになってしまう。
いや、コンスタンツェが正しいこれは。そんなことをされて喜ぶなんてなあ!!おかしいんだよ!!なあコンスタンツェ!!靴を舐められて喜ぶ方が馬鹿なんだよな!!
「俺は、やったことあるけどなあ……」
ユーリスの苦労人な人生がしのばれる。
ユーリスはこう、きれいな顔立ちで、汚れ仕事を辞さない構えを感じるから、あんまりびっくりはしないけど……。ユーリスに靴を舐めろって命令する貴族、容易に想像できるもんな。
「嘘でしょう!? ……不味くなかったんですの!?」
大好きコンスタンツェ。ずっとその活力で世界を生き抜いてくれ。
バルタザールとハピB
「一緒に背負ってくれる人いるわけ?」というハピの台詞に、先生バルタザールのこと肘でどつきそうになってしまった。
目の前にどーんと構えて細かいことぶん投げる男がひとりいる。
ハピとコンスタンツェB
コンスタンツェがハピのために懐を涼しくしてお礼のお茶をふるまうのも、ハピが無理をさせたりしてほしいとは思ってないから草むらに誘うのも、めちゃくちゃ愛らしいので、もう、ここの二人には末永く隣にいてほしいよ。
バルタザールとユーリスB
頭の使いすぎで倒れるバルタザールに渾身の「馬鹿かお前は!」決まった!!
これは馬鹿かという突っ込みが正しい……バルタザール……。
ここまでの感想・まとめ
波乱。三週目でこんなに感情かき乱されるなんて。
ディミトリが思ったよりエーデルガルトにウエイトを置いていて、なのに仇に結び付き始めてしまったので、もうすごい嫌な予感がします。
本当に、今までよくこの情報を避けてこられたなと思います。もうプレイ時間180時間超えているのですが。衝撃的に大事な情報を避けて来てしまった感があります。
二週目より緊張感があります。クロードの精神安定はこの世界の救い。冷静にこの世界を俯瞰するなら、絶対に金鹿の担任。王国と帝国は荒れる。先生の心が。
癒しと言えば、灰狼の学級のみんなにはすごく癒されています。メインストーリーにもきちんと言葉をくれるので、4週目は早くから話しかけたいです。
めちゃくちゃ嫌な予感がしますが、生きて物語を終えるディミトリが見たいので、ディミトリと一緒に行こうと思います。
続き