【ファイアーエムブレム風花雪月 プレイ日記30】騒がしいストーリー感想
あくるめくるです。
近くて遠いディミトリが隣にいて、寂しいです。
ここは実況的にストーリーについて騒いでいる感情置き場です。3週目なので全体的にネタバレを多分に含みます。これからプレイする予定の方は閲覧非推奨です。勢いで書いているので、勢いで読んでいただければ幸いです!
1週目で黒鷲の学級の担任をして教団の手を取り、2週目は金鹿の学級の担任をしました。3週目現在は青獅子の学級で担任をしている途中に、灰狼の学級と交流しました。女主人公ベレスです。
前回
青獅子初回
金鹿初回
黒鷲初回
守護の節
「顔見知りと戦うのって、あんまり好きじゃないわ〜」
メルセデス……そんなメルセデスにエミールと戦わせることになってしまって先生は……。
「仕方ないよ。つらくても、戦わなきゃいけない相手とは戦わなくちゃ」
アネット……。今最悪の幻視をしたんだけど、帝国ルートにメルセデスを連れて行くと、メルセデスはエミールと同じ陣営で戦えるし、アネットとは敵対することに……なるんじゃない……?いや最悪の幻視をした。
「後ろから斬ればいい。顔さえ見なければ顔見知りかどうかなどわからん」
フェリクスらしい切り返し。
「……顔を見なければわからない、か。ああ……そうだな」
ディミトリ!!あああ。
もう炎帝のあたりはついているのに、それを認めたくないディミトリ。顔を見なければ。顔を、見るんだよ。
「どんな相手だろうとも、戦う覚悟はできている」
「……………………。そう、どんな相手だろうと」
仇であれば、それがエーデルガルトでも、戦うって、もう思ってるのか。そうか。そうか……。
天馬の節
「先生も異常ありですよね。雰囲気変えてみたんですか」
番人!!!!この状況を見て「雰囲気変えてみた」とかお茶目すぎる。髪はともかく、瞳の色を変えるイメチェンがあってたまりますか。カラコンのある世界観とは思えませんよ。
「良いじゃないですか。割と似合っていると思いますよ」
えっっっ………………そう…………?
照れる…………。
マジで……。
秒速で攻略されてしまう。駄目だ番人が優しい、やめて先生は何気ない優しさに弱い。
門番というひとがありながら…………。
「変わったのは風貌だけなのか? 性格が変わったとか、そういうのは?」
というユーリスに対して
「社交的になった」
「全然変わってない」
の二択になるベレス、お茶目は女神っても健在。
「社交的になった」で好感度が上がるのわかるけど、「冗談は言えるみたいだな」って、おいおいおいおいまるで先生が社交的じゃないみたいな言いようですよ。
確かに先生感情表現は苦手としているけど、曲者ぞろいのみんなを教え導いて先頭に立てているんだし、社交性はあると思うんだけど。
「まあ何にせよ、俺はあんたとの付き合い方を変えようってつもりはねえよ、安心しな」
ユーリス……さっぱりとした言い方がユーリスの気遣いだよ。
コンスタンツェとハピけっこう一緒にいるので、やっぱり仲良しなんだなって先生のまなざしで微笑んでしまう。
ハピの「でも、キミはキミじゃん。それとも違う人になったとか?」に対して
「先生は先生だ」
「実は……新・先生だ」
ってベレスけっこう調子乗ってる。お調子者先生の言い方。
実際、新先生と言っていいレベルの変貌は遂げているから……新しくないか新しいかで言えば、めちゃくちゃニューな佇まい。
絶対ハピには不評とわかって「実は……新・先生だ」にしたら、案の定「面白くないし」ってバッサリ切り捨てられたけど、「でも、変わってないみたいで良かったよ」って言ってくれる。優しい。灰狼の学級のみんな優しいな!!
「おいおい……お前の体、どうなってんだ? 人体の神秘にも程があんだろ」
バルタザールの言葉には先生も同意。
ソティスの外見をはっきり伝えたらガッカリしているバルタザールには女神パンチだな。女神までターゲットに据えるな。見境という言葉が辞書にない男。
初めて男部屋に足を踏み入れたんだけど、転がってる青と赤の瓶、絶対バルタザールの酒瓶でしょ?!?!机も片方はチップとか置かれているけど、片方は本があるし!!バルタザールとユーリス相部屋ってこと??
酒瓶床にも転がっているし、絶対バルタザール片付けろって怒られているだろうな……こういう生活が見える小物好き。
課題出撃「聖墓の戦い」
来るべくして来てしまった。精神統一済ませてから行こう。
青獅子のみんなが儀式に浮ついているので、なんか先生いたたまれない。
勇者の槍を持ってディミトリで炎帝に向かったけれども、ディミトリの恨み言に対して「同じ言葉を繰り返して何になる? 黙して戦え、小煩き者よ」って言われていて、先生もうどうしたらいいかわからない。
「己の踏みにじったものから、そうして目を背けるつもりか」ってディミトリ、それは仮面について言っているわけか。
ムービーが!!!!特殊ムービーが!!!!入ったけれど?!?!
う、わ、完全に、ディミトリが切れてしまった、ベレスが困った顔で静止しようとするけど振りほどく感じが、え、あんな困ってるベレスを見たことない。
エーデルガルトがハッとしたのは、ディミトリが投擲した槍に、いっさいの迷いがなかったから、命の危機を感じたのかな……。
なんかカメラのないところでディミトリが帝国軍の頭を握りつぶしたような描写があったんだけど、兜被ってますよね、猪すぎる、これだね、フェリクス、これを言っていたわけだね。
うわ、なんかディミトリの闇落ち、5年後の戦場でちょっと垣間見るくらいだったけど、まざまざと見ると、どうしよ、これ先生ほんとどうしていいかわからない。
ディミトリがエーデルガルトを詰問しているけど、いや、さすがに不仲でもない母親を殺すのに何もないわけはないでしょう。そこに考えが至らないほど、周りが見えないんだ……。エーデルガルトにはこうして攻め込まれてしまったし、証拠は……証拠は全部そろっているんだけど、冤罪ですよ……。エーデルガルトも絶対弁解しないから余計に話が転がって行って……。落ち着いて話す場を設けろ。
いつもここのシーンはエーデルガルトが優位な感じで立ち去るけど、王国ルートではせわしなく退場するんだ。それだけ、ディミトリには復讐心と短剣による心の準備があったってことだ……黒鷲も金鹿も、ためらいがまずあったからね……いや炎帝がエーデルガルトって思っていてもためらうけど……一週目引くほど悩んだけど……。
すごい怒気を孕んだ声で殺すと誓った後に「……さあ先生、大修道院に戻ろう」っていつもの言い方で声をかけてくるディミトリめちゃくちゃ怖いんだけれども。なんで普通のテンションなの。切り替えがこわい先生。いや、生徒に対して先生が臆してはいけない。先生が導かなければ……いけないよこのままでは……。
弧月の節
気分を変えてコンスタンツェとお茶会だぁと思ったらテラスにはさんさんと刺す日差しが!!!!!
「私にお茶の相手が務まるとは思えませんが、面白くもない話が聞きたいのであれば……」
コンスタンツェ!!先生の部屋でお茶にしよう!!わざわざみんなに倣ってテラスで飲む必要ないよ!!!!!!!!
難しい!!ネガティブコンスタンツェのお茶会難しい!!「仲良くなりたい」が駄目なのか。そっか、「私ごときが」につながるもんな。えっ室内でお茶しよ?!?!
アビスの様子が気になって「ここに住む者たちを守る騎士が、一人くらいいてもいいはずだ」って言う騎士めちゃめちゃかっこいいし、「くそ……ちょっと泣けてきた」って言う番人に先生が泣いてしまう。
番人、正式な訓練とか受けたことなさそうだけど、それでもここをずっと守りたくて、不安に思いながら上の情勢をうかがっていたんだろうか。良かった、良かった……。
ドロテアの「戦争になって勝てるのかしら……」って問い、前に「どちらが?」にしたら好感度が上がって、「ふふ、その言い方、先生もなんだかんだエーデルちゃんのこと、心配なんですね」って返ってきたと思うけど、今回は好感度が上がらず「どちらがって、エーデルちゃんが勝っていいんですか……?」って返ってきたので唸ってしまった。
帝国の先生をしていたから前はああいう返しになったってことかな……それともドロテアが今回陣営にいないから……? いずれにしても差分が細かすぎて震える。気づいてないだけで、ほかの箇所も微妙に違うんだろうな。
「はーあ……今のこの状況、不安しかないんですけどー」
「先生、しっかりあたしの面倒を見てくださいよー?」
ヒルダのぶれなさが心地いいよ。
ヒルダも陣営にいなかった時は、「先生はここで、エーデルガルトちゃんと戦うんですよねー。頑張ってくださいねー」って辛辣なこと言ってきたんだよね。
やっぱり自陣にいるかどうかでコメントが変わるんだ……今まで支援会話のためにできるだけ自陣に引き込んできたけど、差が面白いので、できるだけそういう自陣にいない方の姿も見たいな。
戦闘を前に「まったく……こうなる前に、一度くらい皇女様を口説いておくべきだったな」ってシルヴァンが言うのあまりにシルヴァンだけど、あらゆる意味で死にたいのか……今の言葉で死体になるぞ……。
ともあれ、さすがにエーデルガルトは口説いてなかったんだ、そういうシルヴァンの危機管理好き。
「冷静に戦おう」というベレスの忠告に対してディミトリ「ははっ……俺はいたって冷静だよ、先生。冷静に、彼女を殺すことだけを考えている」とか微笑んでてこっっっわ。恐怖。
五年後の憂いマックスで周りなんてどうでもいいみたいなディミトリには少し慣れていたんだけど、今の不安定に平時の顔で狂気に走るディミトリめちゃくちゃ怖い、五年後より怖い。「ははっ」とか笑うのこわ、コンスタンツェの誰も傷つけない高笑いを見習って。
「さあ行こう、先生。この命に代えても、あの女の首をへし折ってやる……!」
さわやかに言う。いや怖すぎる、さわやかに言うのこわい。
五年後の闇落ちが第二形態だなんて先生知らなかったんだよ……。普通はここで級長がみんなを鼓舞……って思ったけどエーデルガルトの時はそもそも敵になってしまって鼓舞してくれなかったのを思い出した。クロード、おまえだけが頼りだよ!!!!
課題出撃「ガルグ=マクの戦い」
ディミトリがエーデルガルトに「その首、置いていってもらおうか」ってすごんでも、エーデルガルトは「はあ……本当に貴方は、首にしか興味がないのね」って呆れてしまうので、精神的な溝がすごい。
この戦いのエーデルガルトは、ベレスには感情で語りかけて来るのに……ディミトリにはもう向ける情がないんだ。
ベレスは感情的になりにくいタイプなので、特別にエーデルガルトと相性がいいんだけど、それにしても……。ディミトリに敵視されて悲しいっていうふうでもないところが、溝を感じる。
エーデルガルトの呆れは、《為政者が感情で動いてどうするの?》ってことだと思う。エーデルガルトはやるべきことが見えていて、成すべきことのためなら今までの安寧を全部捨てることができる女なので……強すぎるくらい自分を律することができる女なので……。
単身ディミトリに特攻を決めさせてしまった先生の采配が完全に悪いけど、「その首、置いていってもらおうか」なんて言っておきながらすぐに返り討ちに遭って戦闘不能になってしまうディミトリ、本当にディミトリ。エーデルガルトつよい。勇者の槍が全然通らない。感情で動くと準備がおろそかになるから。エーデルガルトが言いたいのはそういうことだよディミトリ。いやこれは先生の采配だけど。先生の悪手だけど。
エーデルガルトが、感情で動くクラスメイトと良き仲で過ごせているのを先生は見ていたので、エーデルガルトは感情的に生きることを否定しているわけではなくて、立場のある人間がその立場をもって行動する時、理性的でいるべきだと思っているんだなって。
しかしディミトリは目の前で「仇をとってくれ」って言われちゃってるんだよ……それを無視するのは人生の難易度が高すぎる。ディミトリは繊細だし……。
両方の意見や事情が見えてくるとやっぱり人間関係の彩は豊かになるね!!!!!
蒼月の章・星辰の節「再会の夜明け」
やっぱりディミトリが風花雪月の「月」を担っているんだ。
風花雪月を始めた時はベレスを指すと思っていた「月」だけど、暗い中で光る存在となり、花であるエーデルガルトの行いを反射して生きるディミトリにはふさわしい表しだと思う。
恒例の5年後再会ムービーが死屍累々!!!!屍を通り過ぎて生徒と再会する羽目に!!!!
ベレスの差し伸べた手をディミトリは取らないんじゃん。
影の中にいて血まみれの男を、すぐにディミトリとわかって手を差し伸べるベレス、《先生》ってしみじみする。変わり果てていても、すぐに教え子だってわかるんじゃんか。
ディミトリもしかして、亡霊に憑かれているような感じになってしまっている?
ベレスのことも、自分の幻覚だと思ってない?
いや、まあ、アンチエイジングがうまくいきすぎているので、そう思われても仕方がない感じはあるけど……それにしたって、相当追い込まれている。
死んでいった者たちが、ディミトリに語り掛けてくるんだ……だからディミトリは止まれない……。
ベレスの顔がずっと心配そうな顔。どんな修羅場でも、こんなに長い間しゅんて顔のままではなかった気がする。教え子が心配で仕方がないベレス……。
いや、これは心配になる。心のケアが必要だと一目でわかる。
ベレスが生きているらしいと気づいたディミトリ、「貴様も、帝国の狗か。俺を殺すために来たのか」って言うので、もうマジでどうしよう。教え子が自分のいない間にこのレベルまで追い込まれている場合どうするべき?????
一緒にいるしかないな!!!!!!!
BGM、ゆったりでバラードなアレンジだけど、これも「フレスベルクの少女」じゃない?!?!あれっ?!もしかして今までも再会シーンそうだった?!
夢の終わりをBGMで静かに語るのやめてよ……三学級合同でご飯食べた時、ウキウキアレンジだったのに……勘弁してよ……。
ディミトリ、右胸に青い十字傷みたいな模様がある鎧だけど、それはどういう傷ですか……。
敵意ばかり向けられても、選択肢一択で「無事で良かった」って悲しげに言うベレスが、生徒をただ大切に思う教師なので……。
めちゃくちゃ悲しい気分になってきた……正直泣きそう……。
盗賊を皆殺しにしようとしているディミトリに対して、ベレスの選択肢が
「盗賊も生きるために……」
「殺すまでは……」
の二択なので、ベレスつらい。
味方のはずなのに心が遠い……それが悲しい……。
「どこかで誰かが絶たねばならない。強者が弱者を踏みにじる、負の連鎖を」ってディミトリは言い切るけど、生きるために盗賊に身を落とした者も社会的弱者なはずなので、もうどうしようもない。
ディミトリはベレスの気乗りしない返答に対し、すぐに「「奴ら」の行いを肯定しようと言うのか?」「略奪と殺戮を正当化する、人の皮を被った畜生どもの行いを……!」って怒りを滲ませるので、少しでも何か引っかかる言い方をすると、今のディミトリを怒らせてしまう……すぐに敵を見る目になってしまう……。
「たとえ、同じ畜生に堕ちたとしても」という台詞で、ディミトリは自分も非道な行いをしているという自覚はあるのがわかった。わかったけど……。
五年前のディミトリは《自分は正しい》って感じだったけど、今のディミトリは、地獄に落ちることをもう覚悟してしまっていて、いい人になろうという気がない。
ディミトリを放っておけるわけもないので、敵戦力の確認をするベレスに「そんなことは、どうでもいい」「殺すべきを、殺すだけだ」って言うので、本当に自分の命を大事にしていない。~~~~~馬鹿ッ!!!!
目の前に!!!!めちゃくちゃおまえの身を案じている人が!!!!いるだろうがよ!!!!!!!!!!おまえが自分の命を大事にしないと、おまえを大事に思う人が傷つくんだよ!!!!!!!!馬鹿ッ!!!!!《《《いのちだいじに》》》コマンドがないのか!!!!!!!!!!
戦闘でディミトリを操作しようとすると「従おう」って言うので、ああ、まだ先生の采配で戦ってくれるんだ……って少し安心したけど、味方なのにこんな不安を覚えるの、めちゃくちゃ寂しい……。そう、寂しい。寂しいこの距離感……。
敵を屠ったディミトリ「地獄で待っていろ」って言うじゃん……自分も地獄に行くともう決まっている言い方じゃん………いつの間にそんな遠いところに行ったんだよディミトリ…………。
ギルベルト!!!!ずっと参戦を待っていた!!!!
アッシュ!!メルセデス!!!!アネット!!!!!うわああよかった~~。
先生だけじゃもう駄目だった。戦力じゃなくて心理的に。限界だった。無理だった。
ディミトリ「なぜ、ここに……」って、わかっていない?!5年後に会おうって言ったのはディミトリだよ?!
ディミトリには、もう心から信頼を置く味方がいないのかもしれない……ドゥドゥーはわからないけど。心を寄せた相手が仇だったので、もう人を信頼することが恐ろしいのか。
敵を屠ったメルセデスが「許してくれなくてもいいわ」って静かに言うの、とてもメルセデスらしい哀悼なので好き。
倒した敵に対して「脆すぎる」って言うディミトリ……。
「修道院が盗賊のねぐらになっているとは……同窓会の余興にしちゃ、手が込んでるなあ!」
シルヴァン!!!!こういう時に、そういうことを言うおまえが!!!!好き!!
あ~~いつもなら上下二手に現れるのに、幼馴染組が固まって表れるの幼馴染組!!
ディミトリが「お前たち……。……早々に終わらせるぞ」って味方に向けるような反応を見せたの、泣きそう。幼馴染の参上は、まだディミトリの心に届くじゃんか。
前回と違い、今回メルセデスは弓使いになってもらっているんだけど、敵を遠くから射るメルセデス、背徳の味がする……。
今回シルヴァンに魔道で戦ってもらっているけど、浮いて万能感を見せるシルヴァンも背徳の味がする……。
ギルベルトに個別会話ない、え、仲間外れ?!
確かに教え子ではないし、そんな深い関係ではないし……戦場で声を掛け合うほどのことはないか……いや、いつも駆けつけてくれたみんなと話していたから……。
イングリットと会話した後、移動のために《体当たり》してもらったけど、会えたことが嬉しすぎてどついたみたいになっていてかわいい。
「おおっと、先生、5年ぶりですねえ! 相も変わらずお綺麗で何より!」
シルヴァン!!先生の脅威のアンチエイジングを前にして言うことがそれか!!相も変わらずおまえには救われるよ!!おまえも正当に歳を重ねたイケメンで何よりだよ!!
自分でした約束を忘れてしまっていたディミトリに対して、「みんなでまた集まりたいって言ったのは、ディミトリじゃないの~」って五年前と変わらず声をかけるメルセデス、好きだ……メルセデスは色眼鏡で人を判断しないから、自然にこういう言葉が出てくる。
「一度死んだ人間」だから殿下と呼ぶなというディミトリ、ドゥドゥーが死んだと思っているから、ここまで打ちひしがれているんだ。
おかしいと思ったんだよ、教団ルートで会いに来たディミトリの亡霊は、ドゥドゥーが死んだって言っていたのに、ドゥドゥーはエーデルガルトとの最終決戦に必ず現れるから。
自分を逃がして、自分が信頼していた従者が死んだら、それはもう心の拠り所をなくして打ちひしがれてしまうか……。
ディミトリがここまで心をささくれさせているので、どうやって道中盛り立てて行こうかと思っていたんだけど、ギルベルトが人生経験の長さでうまく舵切をして取りまとめてくれているので、安心感がある。
みんなが味方の構えを見せたら「皆殺しにしなければならない」が総意みたいな言い方をするディミトリ、危うさが大変。
アネットが「そこまで過激なことは言ってない、かも……?」っておろおろアシストしてくれたので、少し兆しが見えてきた。みんなが一緒にいてくれるなら大丈夫。
というかこの混乱にあってすっかり忘れていたけど、ギルベルトはアネットのお父さんじゃないの?!後でちゃんと話しなね?!?!あれ、違ったっけ?!
ギルベルトという落ち着いて状況を見られる大人が一人いてくれることが、ものすごく心強い。
コルネリア、少しビジュアルを見ただけで魔性の悩殺ボディーなので並の人間なら篭絡されてしまうけど、ギルベルトは忠義の男なのでこの露出にも微動だにしない。
いや、わかりやすく悪い衣装!!露出大変。背中がきれいですね。
「指をくわえて見てろ、老いぼれ。お前が愛し、仕えた国の最後をな」
うーわー?!巻き舌最高。
今は憤るべきなんだろうけど、巻き舌が最高という気持ちがすべてに勝ってしまった。ボイスを繰り返し聞いてしまった。悩殺される。危険な女!気をつけてギルベルト!!ギルベルトなら心配ないと思うけど!!!!
いつも穏やかなギルベルトのマジギレな顔が見られてしまった。
ディミトリ、必殺仕事人みたいな孤軍奮闘をしていたの。
てっきりドゥドゥーが最近までは側にいてくれたんだと思ってたから……そんな序盤にドゥドゥーを喪って、ひとりきりでいたとは。
支援会話
ユーリスとイングリットB
イングリットの胃袋をつかんでしまうユーリス。こんな繊細な荒業があろうとは。
「俺は、幸せそうに飯を食うお前の顔が好きだ」
?!?!?!おめでとうございます?!?!
確かに、イングリットが食べるの大好きなの、めちゃくちゃかわいいよね。イングリットは本当にかわいいし、本当に生き様が騎士なので。
「いや、褒めてるんだよ。本気だぜ? 俺は、そういう女が一番好みだね」
女性を口説くことに慣れている!!「好みだね」って言ってしまう!!
アビスで数多の女を泣かせてきたユーリスだからな。
「……まったく。そういった軽薄な物言いは、誤解を招きますよ。程々にしてくださいね」
なびかない!!鉄壁!!!!イングリットはちゃらちゃらした男が幼馴染なので慣れている!!!!!!
ユーリス「本気で言ってる」のがうまく伝わらないの、振る舞いと美形のせいだな……。
ユーリスとベレスB
「たとえばそう、俺が女神様から貰ったのは命と、それからこの顔くらいのもんだが……」
「好き者貴族たちに取り入って、都合良く利用するには十分すぎるくらいだった」
ユーリスが自分の美形を余すことなく使っているの、すごく雰囲気から伝わってくるんだよ……なんだろ、気品があるのに汚れることを辞さない雰囲気。
先生はコンスタンツェとの支援会話を聞いたので、ユーリスが貴族の靴を舐めた経験があることを存じていますが……。「好き者貴族」、嗜好がわかりやすい……。
ディミトリとアロイスC
絶望的にアロイスの冗談を受け入れる体制がないディミトリ。
アロイスがディミトリのことを「あなた」って呼びかけるの、貴族にさらりと気を遣う大人の佇まいなので好きだな……。
えっディミトリがアロイスの冗談で笑ったと思ったら白け芸で笑われていてつらい。めげないアロイス!!見返すんだ!!
バルタザールとベレスB
「自分の身もバルタザールも一緒に守る」って言いきるベレスかっこいい。
守るなんて言われなれてないから、バルタザールにはけっこう刺さったと思う。
バルタザールとヒルダB
「おれがあいつの強さを信じているように、あいつも俺の強さを信じているはずだ」って、めちゃくちゃヒルダのお兄さんとマブダチじゃん。
「万一おれが死んだら、そん時は泣いてくれ」ってヒルダに言うの、めちゃくちゃかっこいいでしょ、えっ、こんなの今でもヒルダの王子様になってしまうでしょ。
…………………借金と酒癖とギャンブル好きさえなければいい男なんですよ………………。
「そんな悲しいこと言わないでよ。とりあえず生きといてねー?」って言うヒルダの言い方も好き。
コンスタンツェとベレスB
コンスタンツェ、御家が七貴族の変で皇帝に組したから憂き目に合っているって、考えようによってはエーデルガルト側に付きたい立ち位置の家では……?
サイドエピソードでコンスタンツェが怒っていたのも、皇帝の無力に対してってことだったのかなじゃあ。
だとしたら、今回皇帝と敵対させてしまうの若干申し訳ないな……。
ここまでの感想・まとめ
ディミトリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんだか覚悟していたものよりずっと精神的に参ってしまった自分がいます!!!!
これまでのプレイで5年後のディミトリの雰囲気は知っていたので、けっこう平常心でいられるんじゃないかと思っていたんですが、全然無理でした。つらい。悲しい。
ここからディミトリと指輪を交換して、未来を歩めるんでしょうか。
ディミトリの隣にいるベレスが今までより感情を見せるので、余計に悲しさがあります。
二週目の記憶から、平原の戦いまでは今のような雰囲気でディミトリは戦うと思います。でも、最後の戦いでは、覚悟を持ってみんなを束ね、エーデルガルトを討ちに行くディミトリが見たいです。
ディミトリとエーデルガルトは分かり合うことがないと思っていますが、ディミトリがエーデルガルトを斬る時、今みたいな残忍さではなくて、将として切り伏せてほしいと願います。
(ベレスがエーデルガルトに止めを刺すのが共通かもしれないですが、何かしらあるような気はします)
ともあれ、まずは平原です。今回は帝国のみんなをスカウトしていないので……どうなっているのか、戦々恐々です……。
続き