あくるめくる日々

好きなものについて好きな時に好きなだけ騒ぐ

【ポケマス】ポケモンマスターズを遊んで騒いでいるプレイ感想記4【ヒガナイベント】

あくるめくるです。

 

ヒガナのイベントが唐突に始まって、どうしていいかわかりません。とにかく、荒ぶるまま騒ぎます。

 

宣伝ムービーでヒガナがレックウザの顎を撫でて、「いけっ!」と指示をしていたのを観て、どうにかなりそうです。ヒガナのバディがレックウザ……。ウッ!!

 

以下、いろいろネタバレ全開の感情置き場です。主にキャラクターやストーリーについて書いてます。好きな部分についてだけ、騒ぎたいだけ騒いでます。

 

前回

akurumekuru.hatenablog.com

 

 

 

イベストを見る前に、ヒガナのこと

 

ヒガナのイベント告知で取り乱した我が身を振り返って、(もしかしてヒガナのこと好きなのでは……?)と思い至りました。

 

ヒガナのこと、好きだったみたいです……。

 

エピソードデルタについてはっきり理解しているとは言い難いんですが、ヒガナの人間味溢れるキャラクター性が好きです。

 

「想像力が足りないよ」というヒガナの代名詞みたいな台詞がありますが、あの台詞を吐くからヒガナが好きだなあって思います。

自分は相手や物事を理解していると思っている傲慢さがあるというか……ヒガナが選ばれし人間じゃない、というのが浮き彫りになるような台詞で好きです。

 

切迫した空回り頑張り屋なところがヒガナの魅力だと思ってます。使命感でここまで駆け上がって来たただの人、という感じが好きです。

周りの大きな物事に忙しく、自分を振り返ることがないひとですね。

使命感も、純粋に星を救いたいという思いよりは、シガナの代わりに自分がやらなくてはならないという義務感を感じるので、基本的に根がマイナスで動いているひとというか。全体的に余裕がないのは、自信がないからかなと。自身がないので、強い言動でひとを傷つけるし、そういう振る舞いなので、いざという時に周りが味方になってくれない……。つらい。

シガナというニックネームのゴニョニョを連れるのは、隣にシガナがいてくれなければ立ち上がれない少女だからじゃないかな……とか思います。

 

ヒガナのバディはシガナじゃないのか?!?!ってなりましたが、考えてみれば本家でも戦闘には不参加でした……心のバディなんで!!!!

 

「選ばれない者」として君臨していたヒガナが、レックウザをバディにどうしてできたのか、怖いですね……。

 

パラレルワールドについて言及しまくりのヒガナなので、引っ掻き回すんじゃないかなあと。

ヒガナが喉から手が出るほど欲しい特別さを持っているのが「主人公」という存在だと思うので、ポケマスの主人公をヒガナがどう見定めるのか、楽しみです。

 

それでは騒ぎます。

 

 

氷河を駆ける人影

レックウザについて「見知らぬ 土地に ひとりぼっちで 不安な だけかも しれないからね」って笑顔で言うククイ博士〜〜!

ククイ博士にとって伝説のポケモンイワンコも同じポケモン……。

博士氷河に半袖正気?

 

「何者か……  いったい なんなんだろうね? 今は ただの 観光客かな」

ヒ・ガ・ナ〜〜!!横目で見るの態度悪いよ!!

自分で自分が何者か答えられないヒガナ、好きだぞ……。

 

バトルタイトル「問答無用の無法者」で笑っちゃう。無法者じゃん……ヒガナはヒガナのルールの中で生きているから……。

 

 

 

失われた使命を求めて

タイトルが直球に爆弾。

 

「キミのような子には 覚えが あるというか……  なにか 感じるものが あるね」

あれっこのヒガナ、エピソードデルタ後?! 

「主人公」という存在の空気に覚えがあるんじゃんか??

 

「WPMなんかに 興味はないし」ヒガナらしくて笑っちゃう、大会とか絶対どうでもいい女じゃん……。

 

ここまでの流れでヒガナに「よかったら ぼくたちと 一緒に いかないか?」って言える博士人間ができていて大人。ブレイク団に襲われることを懸念してのことなの、めちゃくちゃ、大人。

その申し出に対して「あはは いいねえ! 正義の バディーズだねえ!」って返すヒガナの清々しさよ!!おまえはそうじゃなくちゃいけないよ!!!!

 

「……キミたちも 邪魔するなら 容赦しないから」でヒガナの目からハイライトが消えるのぞくっとする、なにこの演出の細かさは。

 

「つかみどころのない 不思議な トレーナーだね」ってククイ博士の台詞に頷きしかないし、ここまで言われて「彼女のことも 心配だ」って言えるククイ博士、本当に光……ヒガナが苦手そう……。

 

またヒガナ、レックウザにやられそうになってるじゃん?!?!というかレックウザと戦う時も目からハイライト失われるの????

 

助けに入った主人公とククイ博士に向かって「キミたちか……  いいところに 来たねえ」って飄々と言ってのけるのが、ヒガナ〜〜って感じで痺れる。まずお礼を言おうね?!そうやって大物ぶった台詞ばっかり言うんだからなあ!!

ヒガナ、ポケモン界の「まったく世話がやけるぜ!」って言いたいキャラクターランキングの上位に食い込める実力あるよ?!個人的一位はルザミーネです。

 

「からげんきは そこまでだ まずは きみの ポケモンを 元気にしよう」って言うククイ博士が本当に大人を次々に見せつけてきて惚れてしまう。

ここまでの生意気発言をされて、「からげんき」という言葉がスッと言えるのすごいよ……。

「技を ぶつけあえば 相手が どんな トレーナーでも すぐに わかりあえるけどね!」と言う男は違う。

 

「……はっきり いって きみと きみのポケモンだけで かなう 相手じゃないぜ」ってはっきり言うククイ博士のこと好きになってしまう。はっきり言うのは、危険であると知らしめるため、一緒に戦うため……。

そしてこのレックウザに挑み、認められ、ガリョウテンセイしたひとりのトレーナーも確かに存在するという事実が甘やかに胸を刺すな……ヒガナの実力ではレックウザに届かないという現実が……。

 

「使命は 果たせなかった……   わたしの 物語は 終わって なーんにも なくなっちゃった」

ぐああ、ああああ、ああああああ。

自分の人生を「物語」と言うヒガナ、圧倒的に「英雄」として生きたい、ただのひとで、う、わあ…………。

 

「もう一度 レックウザと…… そして 自分自身と 向き合いたい」

泣いてしまう!!!!勘弁して!!!!

自分が見えていないなと個人的にずっと思っていたヒガナが、自分自信と向き合いたいと言っていて、感無量……ヒガナ……。

 

「次の 物語を 始めるために」

格好いい〜〜うわああああ〜〜格好いいよヒガナ!!!!

 

「……詳しい 事情は わからないが 気持ちは わかった!」

最高だよククイ博士!!!!

いやほんと、ヒガナ、事情知らないひととしては「????」ってなるやつだよ今の語り。自分に酔った発言だもの。こっちは事情を垣間見ているのでぞくぞくしたけど!!!!ヒガナ説明が足りないんだよな!!!!こっちに想像力の要求をしてくるばかりで!!!!説明力が足りないよ!!!!

 

一緒に戦うって言っている主人公&ククイ「やれやれ」ってボイスで言うヒガナがヒガナで好きだし、「……わたし ひとりで 十分なんだけど」って腰に手を当てて言う感じがもう好き。「からげんき」って言われてしまったあとでは、かわいらしくすら見える。

 

星空と竜に願いをこめて

モンスターボールだけが 人と ポケモンの つながりじゃない」って言うククイ博士、こちらの好感度をどこまで上げるつもり……格好いい大人として眩しいんだよ……。 

 

鼓舞してくれているククイ博士に対して、背中を向けたまま手を挙げて応えるヒガナ、本当に、ニヒルを気取っている少女……好き。

 

どんな人間に対しても強く振る舞うヒガナが、レックウザには本心を話すのアツい。

 「空を舞う 孤高の竜に 思いを はせると わたしも 気高く 生きられる 気がした」

気高いんじゃなくて、気高く生きたいヒガナ……。

「ねえ レックウザ 雲の上に いるのって どんな 気持ち? ひとりぼっちで 寂しくない?」

がああ〜〜空の上にいることを思った時に、真っ先に「寂しい」が出てくるヒガナの寂しがり屋さよ〜〜!!!!

「……あなたは 強いね」

って、ヒガナ、レックウザの言葉がわかったの??仕草でそう思ったのか????

「力を貸して……  いつの日か わたしが 自分で みつけた 使命を 果たすために」

う、わ、あ。

ヒガナは使命に生きることで自分を保っているけど、その使命をいつか見つけると思っているの、か……あ、うあ。

「この美しい 星空と すべての 世界を 守る 力を……」

英雄みたいなこと言うじゃん……。ヒガナはブレないな、ヒガナだな。

ただ一本芯が通ったから、心もブレない、地に足つけてるって感じ。

 

主人公が声かけたら「はいはい!」ってボイスで言われて、ヒガナっぽさに呻く。

「ヒガナさん ですよ レックウザの 相棒ですよっと」

ヒガナおまえ、なんて言い草だ!!相手は竜神様だぞ?!

この飄々さは変わらないんだな〜〜人間そう簡単に変わらないぜ!!

 

トレーナーとして力量が測られていると感じているヒガナ、今までを思えば当たり前だし、それに対して「案外 一緒に 戦えるのが うれしくて ウズウズしてる だけかも しれないぜ?」って返すククイ博士が、前向き主人公の風格で眩しい。

 

「そういうことも あるかな どっちにしても 言葉は わからないけど」

って、やっぱりヒガナ言葉がわかったわけじゃないんだ??

ヒガナのポケモンとの対話っぽいやつって、アニポケで言うサトシのポケモンとの通じ合いとは違うなって思っていたので、すごく今頷いている。

ククイ博士の光溢れる台詞に対して「そういうことも あるかな」って言えるヒガナ、前に比べて相手の意見を受け入れられているかも。

 

「楽しい ポケモン勝負か そんな感覚 忘れてたな……」

ヒュウ〜〜!!切羽詰まってる時には味わえない感覚だから!!!!

「……たかぶって……きた……よッ!」

こっちも、高ぶって、きた!!

 

 

空を割く竜を倒せ2

ま、って、BGM!!!!戦闘BGM!!「戦闘!伝承者ヒガナ」から始まったと思ったら「戦闘!トレーナー」と混ざり合って、え、めっちゃいいね?!?!ヒガナは本家でも、普通のトレーナーBGMで戦う時あるもんな!!

普通であって、普通じゃない、それが今のヒガナってわけ?!?!考えすぎだ!!とにかくポケマスはやくサントラを出してください!!

「想像力を働かせて」ってなに?!?!めっちゃ能力上がるな?!?!想像力すごいな!!!!

 

 

ここから始まる物語

 タイトルで泣きそうだけど??

「ひとりぼっちじゃ ないんだね」

泣くけど????ええっ泣くけど?!

「喜びたまえ! ヒガナさんと レックウザが 力を貸して あげますよっと!!」

も、う〜〜!!そういう言い方しか!!できないんだからなあ!!

 

選択肢レックウザかっこいい!」にしたら、「おっ! さすが わかってるね〜 このこの〜!」とか笑顔で言われてこちらも喜び。

ヒガナはヒガナを褒めるよりレックウザを褒める方が仲良くできそうな気がする……。

 

「ここから キミと レックウザの 新しい物語が はじまるんだからな!」

ククイ博士、若人を前に向かせるのがうまい。

 

「想像力が、足りないよ」

言った!!!!!!!!言った!!!!!!!!!!!

ちょっともう言わないんじゃないかと思ってたんだけど、言った!!!!

でもこの言い方は本気で言っているんじゃない感じというか、やれやれという感じなので心配にならないな!!

 

ヒガナの旅立ちを、目撃したよ。

 

 

ヒガナ参戦

ゲンカイ突破したら、「次のステージへ! ぱちぱちぱちぱち!」って茶化してて、もうほんと、そういうところ相変わらず!!

レベルマックスで「最強になるとしますか!」って言うの好き。

技覚える時、「グットだよ……グッときたよ!」って言うの、ダジャレ……。

つかみどころがない!!ククイ博士の言う通りだよ!!!!

 

 

バディーズエピソード

「想像力が 足りないよ」ってマジで言う時は目からハイライト消えるんだ?!ブレイク団ビビってるじゃんか、やめなさい。

レックウザを見くびるような発言には、そういう言葉も出てくるか……。

「ケガじゃ すまない くらいに 叩きのめそうかと 思ったけど……」「……この子に みせるには 刺激が 強すぎるからね 今日のところは 見逃してあげるよ」

こ、こわああああああ。主人公、しっかりヒガナを見ていないと駄目だぞ。

イベントストーリーでこういう面を見せなかったけど、ヒガナはこういうやつだってバディーズエピソードで描いてくれて嬉しい。

考えの及ばない有象無象のこと、やっぱり嫌いなんだヒガナ……。

でもレックウザが諌めてくれそうな気はする。レックウザの言うことは聞くから。

 

心配したら「おおっ!」って喜んでる感じで返ってきたの意外。

でも、うん、ヒガナって、周りにヒガナを心配するひとが、いない、かも、主人公の光で照らして……。

「わたしの レックウザを」のくだりで白目状態になってしまった、独占欲の強い女……そういう発言、争いを生むな……。

「……あんな 奴らでも 昔は これが 自分の使命だ って 信じてるものが あったの かな」

ヒガナは使命を持って生きるやつが好きすぎるでしょ、あんまりいないからね、使命で生きているひと。特に普通に生きている人間には。

ヒガナは自分が使命を中心に生きているから、そういう「想像力」を働かせて相手のことを考えるけど、その想像が正しいと思い込むのは危険な道じゃないかなって……こちらの想像力を働かせると思うんだけど……レックウザ、なんとか言ってやって……。

 

「ところで キミは どう? 自分の使命って なにか 考えたこと あるかな?」

「あるよ!」

「ないかも」

 

…………圧迫面接????

えっこわっ何この選択肢。怖すぎる。

な、ないけど。プレイヤーは少なくとも、今までの人生に使命を感じたことないけど……この二択でないって答えるの恐ろしいね????

でもなんか、ヒガナに嘘で「あるよ!」って答えるのも恐れ知らずな感じがある。

正直になるしかない…………ポケマスの選択肢でこんなに追い込まれたことないぞ……。

 

「ないかも」!!!!!!!!

 

「まあ 全然 問題ないよ それが 普通だと 思うし」

あれっそんな感じなの????もっと呆れられると思った。

普通の人間は使命について考えないと思うことは、自分を特別にしたいヒガナにとっては普通の考え方な気がするけど……。でも、普通は自分の使命について考えたりすることはないって思ってるのに、さっきあの発言だったの??

だ、だめだ、こっちの想像力が、足りないよ!!!!!!!!!

 

「自分の役割だと 思いこんでる ものって 案外 違ったり するのかも」

それを、知ったのか、ヒガナ!!!!だから使命について考えてないこっちのことも許容するのか!!

「……なんてね」ってはぐらかしてしまうのがヒガナだよ。でもそろそろ主人公にもこれが「からげんき」なのがわかってきている頃だと思う。

 

「自分が 次に なにを したいのか なにを するべきなのか 考えてる」

新たな物語が始まってしまうじゃん……。

「あのときとは 違う 気持ちで レックウザとも バディーズに なれて」

そう、だ!!今のヒガナだからレックウザも応えたんだと思う。

 

世界の危機をずっと知っていたヒガナは、平和な日常の中でも漫然と生きたりはしないし、「宇宙に 思いを はせる」ひとなんだな。

これから、よろしくヒガナ!!!!

ブレイク団を物理的にボコろうという時は全力で止めるからな!!!!!!!!

 

 

感想・まとめ

めちゃくちゃ好きでした、話。

エピソード後もヒガナの危うさは健在なのが安心します。

サカキ様のイベントでも思いましたが、敵として本家で登場したキャラクターが、本質を変えずにただ状況から共闘する、という流れになっているポケマスの扱いが好きです。

パシオがパラレルワールドが混じり合うことができる世界というのもいいなと思います。夢だけど夢じゃない、みたいな曖昧さに、いろいろな余地を感じます。

 

ヒガナのイベントについて、パシオにバディとして来ていたボーマンダがどうなったんだろうかという疑問がありますが、ヒガナの手持ちを長いことやっていれば、(コイツはレックウザにご執心の「おや」なんだ)ということがひしひし伝わっている気がするので、いちばんにはなれない諦めがあるんじゃないかと思います。

でもずっとヒガナの側でバトルのエースを張っていたボーマンダにはボーマンダの矜持があると思うので、レックウザがヒガナから去った時にも、側にいてくれるような気がします。これは想像力を働かせた妄想です……。

 

まったくゴニョニョのシガナの影がなかったので、まだまだわからない部分はあります。ヒガナの口ぶりからして人間のヒガナは亡っているようですが、あの話を期にゴニョニョのシガナとの関係も変わったんでしょうか……。

ΩRαSとまったく同じ道を辿っているわけではないかもしれないです。

そこははっきりさせないのが、クールな夢に思います。

 

アニポケのサン&ムーンで、ルザミーネが土壇場で「母親」としての役割を選択し、グズマとも邂逅しなかった結果、エーテル一家が幸せな道を歩むことに震えたのを思い出しました。

ゲームの終わりは掛け値無しにハッピーエンドだと思いますし、あの感じだからこそ好きなんですが、アニメという媒体で別の可能性が見られたことが嬉しかったんですよね。ボタンの掛け違いで未来が違う、みたいなの好きなので……。

だから、ポケマスの世界で、前向きに一歩を踏み出すことができるヒガナを描いてくれたことが嬉しいです。

 

伝説や幻に振り向いてほしいけれど「主人公」にはなれない人たち、というポケモン世界の残酷さが好きなので、使命を果たせず物語が終わったヒガナの存在を美しいと感じます。

でも、あの先を描いたら、ヒガナは未来へ歩み始めた、というのもポケモンらしいです。ポケモンの世界は、どんなことがあっても未来へ前向きに進んでいく物語だと思っているので……そういう夢を見ているので……だからやっぱり今回のイベント、好きです!!!!これからよろしくなヒガナ!!!!

 

 

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